どうすれば自分に正直に生きる勇気を持てるのか?

自分に正直に生きる勇気

「自分に正直に生きる勇気」について

先日、『エッセンシャル思考』の記事で次のようなエピソードをご紹介した。

オーストラリアのホスピスで看護師をしていたブロニー・ウェアは、死を迎える患者たちが最期に後悔していることを聞き、記録し続けた。その結果、もっとも多かった答えは「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった」。

この記事に対して次のようなご感想をいただいた。

人生でとても大事な思考だと思いました。特に、ドキッとしたのが、死を迎える患者たちが最期に後悔していること、「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった」

私も今のまま死を迎える時がきたら、間違いなく同じことを思うでしょう。

これまで、親の望む人間になろうと思ってきました。それが人生の正解であると信じていました。そして、勉強を頑張っていい会社に入って・・・という社会のレールに乗って生きてきました。

しかし今現在、幸せか?、と問われると、胸を張ってYESとは答えられません。周りに振り回されっぱなしで、気が付いたら自分が本当にやりたいことなど忘れてしまい、ストレスまみれの会社生活・・・。

自分にとって本当に大切なことは何か?自分にとって本当に幸せな人生とは何か?これからはしっかり自分と向き合い、そこに向かって真っすぐに生きていきたい。あらためてそう感じました。

僕はこの読者さんの気持ちがとてもよくわかる。

なぜなら、僕も「勉強を頑張っていい会社に入って」という社会のレールに乗せられそうになった経験があるからだ。

 

阪神大震災の思い出

僕の実家は、江戸時代から代々続く医者の家系だった。親類縁者はみんなお医者さん。そのため、子供のころから「将来は医者になれ」という無言のプレッシャーを感じていた。

教育熱心な両親のもと、小学校低学年から大手学習塾に通わされた僕は、中学受験をして、大阪で一番の六年一貫校に進学した。

そんな僕が「自分に正直に生きよう」と思う最初のきっかけになったのは「阪神大震災」だ。僕は小学校5年生のときに阪神大震災に被災した。

1995年1月17日午前5時46分、突然の大地震で、眠っていた僕の上に重たい本棚が倒れてきた。隣の部屋からすぐに母親がかけつけて僕を救助してくれた。幸いどこにも怪我はなかった。

窓の外を見ると、神戸の街が真っ赤に燃えていた。その光景を見て、母は「戦争みたいやな」とつぶやいた。消防のサイレン音はいつまでも鳴りやまなかった。あの大地震と火事で6000人以上の尊い命が失われた。

阪神大震災

阪神大震災で発生した火災 出典:朝日新聞デジタル

あれ以来、僕はよく「死」について考える。

人間のからだは、とても脆く、壊れやすい。いつ事故や天災が起こって、生命を落とすことになるかわからない。

人はいつ死んでもおかしくない、というのが僕の人生観だ。

こういう人生観を持つと、「いま死んだとして後悔しないか?」というのが、物事を決めるときの判断基準になる。

だから僕は、大学受験までは親の敷いたレールに乗ったが、それ以降は就職活動を蹴っ飛ばし、フリーランスのドラマADになったり、ドキュメンタリーディレクターになったり、果ては起業したりして生きてきた。幸運にも、自分に正直に生きることができていると思っている。

一方、なぜ世の中のほとんどの人たちは自分に正直に生きられないのか?

その理由は、彼らが「人生とは時間である」という重大な事実を忘れているからだ。その「時間」はいつ「0」になってもおかしくない。そうした現実に、多くの人は目を背けながら生きている。

これを読むあなたは、もしいまこの瞬間に命が尽きたとして、後悔しないだろうか?
もし後悔するのだとしたら、どうすれば後悔しなくなるのだろうか?

そう問いながら生きていけば、おのずと自分に正直に生きることができるようになるはずだ。
ご参考になれば幸いである。

【書評】エッセンシャル思考〜最少の時間で成果を最大にするには?

2017.08.09
無料教材
自分に正直に生きる勇気

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映像制作ZOOMY VIDEO代表。テレビ制作会社をクビになったのをきっかけに、2年前にデジカメ1台で起業。当ブログでは、自分が起業で苦労・失敗した経験をもとに、知識0のサラリーマンが1年以内に月収50万以上稼ぐ起業家になる方法を発信中。