フロントエンドとバックエンドを知れば、世の中の「カラクリ」がわかる

フロントエンドとバックエンド

甘い話には裏がある?

前回は経営コンサルタント・加藤将太さんの無料キャンペーンをご紹介した。

無料キャンペーンとは、『次世代起業家育成セミナー・特別編』(定価1万円)のほか、たくさんの価値あるプレゼント(定価10万円以上)をタダでもらえる企画のことである。

加藤将太の無料起業セミナー『次世代起業家』を徹底レビュー

2017.08.04

 

前回の記事を読んで、こんな疑問を感じた人もいるのではないだろうか?

どうして定価何万円もする教材を無料放出するの?甘い話には裏があるんじゃないの?

・・・確かに。

僕たちは子供のころから、「お菓子あげるよ」と言う知らないオジサンにはついて行ってはダメだと教育されてきた。もしも、お菓子に釣られてホイホイついていくと、どんな酷い目にあうかわからない。

だから、今回のような甘い話に対して過剰に警戒してしまう人もいると思う。

だが、安心して欲しい。

というのも、今回の無料キャンペーンにあなたが登録しても酷い目にあうことは100%ないからだ(むしろ喜ぶ人多数)。

それから、加藤さんも別に慈善活動として無料キャンペーンを行なっているわけではない。定価何万円もする起業セミナーを無料で提供するのには、ちゃんとした「ビジネス的な理由」が存在するのだ。

そして、そのカラクリさえわかれば、あなたのビジネスセンスは数段レベルアップするに違いない。きっと、明日から世の中を見る目が変わるだろう。

そこで今回は、無料キャンペーンを仕掛ける側の「思惑」について解説したい。

キーワードは「フロントエンド」と「バックエンド」である。

 

フロントエンドとバックエンドとは何か?

今回の無料キャンペーンでは、典型的な「フロントエンド・バックエンド戦略」がとられている。

「フロントエンド」とは、集客を目的とした収益性を重視しない商品のこと。今回の場合だと、無料で配られる起業セミナーがそれにあたる。

一方、「バックエンド」とは、フロントエンドで集まったお客に売る利益目的の商品のことだ。今回の場合だと、キャンペーンに記載されている【次世代起業家『プレミアムメンバーシップ』起業支援サイト プレミアムメンバープラン(月額3万円)】というのがそれにあたる。

要は「スーパーの試食」と同じだ。美味しいお肉をタダで配って集客し、気に入った人に買ってもらおうという作戦である。

この作戦を使うときの注意点がひとつある。それは、「フロントエンドは絶対に手抜きしてはいけない」ということだ。だって、考えてみてほしい。不味い肉を試食させられて買う人がどこにいるだろうか?本気の商品を試し食いさせるからこそ、顧客は販売者を信用して、喜んでバックエンドを購入してくれるようになるのである。

でも、この話を聞いて、次のように思う人がいるかも知れない。

無料で商品を配って本当に儲かるの?損するだけじゃないの?

そんな疑問を解決するために、今回の無料キャンペーンの「LTV」について考えてみよう。

 

無料キャンペーンのLTVを計算してみよう!

LTVとは、Life Time Valueの略だ。日本語には「生涯顧客価値」と訳される。
あるお店に対して1人のお客さんが生涯に支払ったお金の合計額がLTVだ。

その公式は以下のようなものである。

LTVの公式

LTV=平均顧客単価×100/失客率

たとえば、今回のバックエンド(月額3万円)のリピート率が90%だと仮定してみよう。どういうことかというと、100人が同時に月額サービスに入った場合、翌月まで残っているのは90人だということだ。その後は81人、72人、64人・・・という風に毎月減少していく。

また、失客率とは100からリピート率を引いた数値のことなので、リピート率が90%なら失客率は10%だ。そして、平均顧客単価3万円である。

先ほどの公式にこれらの数値を当てはめると、無料キャンペーンのLTVは30万円になる。

30,000×100/10=300,000(円)

つまり、1人のお客さんが3万円の月額サービスに加入することが決まった瞬間に、その人は確率論的に30万円を支払うことが決定しているということなのである。

 

今回の有料移行率は?

有料移行率

では、無料キャンペーンに登録した人のうち、一体どれくらいの人が月額サービスに申し込むのだろうか?

一般的に、有料移行率が5%を超えると、それは「かなり良くできたビジネスモデル」であると言われている。今回のフロントエンドに加藤さんはかなりの自信を持っているようなので、おそらく、有料移行率は5%を超えるだろう。

5%が加藤さんの月額サービスに申し込むとどうなるか?

計算してみると、誰かが無料キャンペーンに登録した瞬間に「15,000円の利益」が発生するということになる。

30万円(LTV)×5/100=1.5万円

つまり、誰かが無料キャンペーンに登録した瞬間に、その人が月額サービスに申し込もうが申し込むまいが、確率論的に加藤さんは1万5千円儲かる。1人登録につき1万5千円儲かることがわかっているのだから、あとはその金額を超えない範囲で広告費をかけていけば、ビジネスはさらに加速していく。

今回の無料キャンペーンのカラクリとは、こういうことなのである。

 

まとめ

以上でおわかりいただけただろうか?

今回の無料キャンペーンは、慈善活動でも何でもなく、ちゃんと「利益」を出すために緻密に計算されたビジネスモデルなのである。

あなたが無料で手に入れられる起業セミナーはフロントエンドにあたる。

スーパーの試食コーナーで不味い肉を出さないように、販売者がフロントエンドで顧客に味見させるものは「本気」の商品ばかりだ。だから、今回の起業セミナーも「本当に価値あるもの」だと想像して間違いない。

また、あなたは、タダで起業セミナーを受け取ることや、バックエンドを購入するつもりがないことに後ろめたさを感じる必要もない。

なぜなら、加藤さん的には、100人中5人がバックエンドを買ってくれたら、それで満足だからである。確率論的に1人あたり1万5千円の利益が確定しているので、加藤さんは月額サービスをあなたに押し売りする必要がない、と言い換えることもできる。

今回お話ししたようなビジネスモデルやLTVについての解説は、無料キャンペーンで配布されている『次世代起業家育成セミナー』の中でより詳しい内容を聞くことができる。期間限定なので、あなたもぜひ一度登録してみてほしい。

↓↓↓次世代起業家育成セミナーの詳しいレビューはこちら

無料教材
フロントエンドとバックエンド

2 件のコメント

  • 経営コンサルタント加藤さんの「経営は科学である」という言葉を思い出しました。

    有料移行率は5%越えれば良いほう、とありましたが、確率論的には、せいぜい数パーセント程度なのだとわかっているだけで、戦略も立てやすいし、精神的な面でも安定しますね。

    私は昔、ネットワークビジネス(いわゆるネズミ講)の勧誘に会い、直ぐにでも脱サラしたかったので、あっという間にのめり込み、私も1人だけ勧誘したことがありました。
    もちろん上手く行きませんでした。

    そりゃそうですよね、、目の前の1人を有料サービスに移行させるなんて、相当に確率が低いし効率も悪い、精神的ストレスも大きい。

    色んな人間関係にも耐えきれず、サラリーマンやってるほうが、よっぽどましだと感じてしまい、、直ぐに退会しました。

    無料登録一件で儲けが15,000円、こんな計算が出来てしまえば、これを超えない費用を使って、無料登録してもらえれば黒字になる、そんな見通しが立てられるんですね。

    経営の面白さを感じました。もっと勉強しようと思います。

    • コメントありがとうございます!
      確率論でビジネスができるようになると、安定するし、精神が病まなくてすみます。
      買ってくれるのはどうせ5%だと割り切っていれば楽ですよね。

      一方、ネズミ講で友人相手に売り込む場合、買ってくれるのが5%だとしたら、
      20人に売り込んでも1人しか買ってくれないということになります。
      さらに、19人分の友情を無くしてしまう(もしくは疎遠になる)というオマケ付き。
      全然割に合わないですね^^;

      ・・・ということが、ビジネスに詳しくなってくると瞬時に判断できるわけです。
      それにしても、小林さんは本当に人生経験が豊かですね。
      「失敗談だけで一冊の本が書けるんじゃないか?」と思いました。笑

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    ABOUTブログ運営者

    映像制作ZOOMY VIDEO代表。テレビ制作会社をクビになったのをきっかけに、2年前にデジカメ1台で起業。当ブログでは、自分が起業で苦労・失敗した経験をもとに、知識0のサラリーマンが1年以内に月収50万以上稼ぐ起業家になる方法を発信中。