宮崎駿の真の引退は2023年？

（※注：この記事を書いたのは2017年ですが、後半で2021年時点の見解を追記しています）

2017年5月19日、僕が尊敬するアニメ映画監督の宮崎駿が引退を撤回しました。

僕は一人のファンとして、素直に引退撤回をうれしいと感じました^^

これまでに何度も引退宣言をしては撤回してきた宮崎駿監督。

報道によると、2020年に公開予定の新作長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』（原作：吉野源三郎）こそが、いよいよ本当の引退作になるそうです。

でも、それって本当でしょうか？

大ファンとしては、引退を疑ってみたくなるのが人情ではありませんか！笑

そこで今回は、宮崎駿の真の引退時期を、「プロダクトライフサイクル理論」というおもしろい経営理論を使って、大胆予想してみようと思います！

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宮崎駿は『君たちはどう生きるか』で本当に引退するの？

宮崎駿監督の引退作は、本当に『君たちはどう生きるか』になるのでしょうか？

それを計算するために、「プロダクトライフサイクル」を使ってみましょう。

プロダクトライフサイクルとは、マーケティング業界で使われる超便利な経営理論です。

プロダクトライフサイクル理論では、あるビジネスモデルの一生を「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」という４つに分けます。

ポイントは、４つの時期がそれぞれ同じ長さになることです。

あなたもこの法則を使えば、ある商品がどれくらい売れるかを、簡単に計算することができます。

宮崎駿の真の引退時期を予測してみた（※2017年にした予想です）

今回は、宮崎駿映画をひとつのビジネスモデルとしてとらえてみましょう。

プロダクトライフサイクル理論を使えば、宮崎駿映画の「始まり」と「売上のピーク」から衰退期を予測できるはずです。

次の図が、宮崎駿映画のプロダクトライフサイクルです。

宮崎駿は、これまでに11本の長編アニメーション映画を監督してきました。

映画監督デビューは、1979年に公開された『ルパン３世 カリオストロの城』です。

そして、売上のピークは、2001年に公開された『千と千尋の神隠し』の304億円です。

デビューが1979年でピークが2001年ということは、導入期から成長期の終わりまでが22年間だということになります。

つまり、成熟期から衰退期の終わりまでの長さも同じ22年間になることが予測されます。

ここから導かれる宮崎駿監督の真の引退時期は2023年です！！！

宮崎駿の新作は多くても残り２本！？（※2017年にした予想です）

う～ん、なんとも微妙な結果が出ました(^^;

僕たちは2020年に公開予定の『君たちはどう生きるか』の後に、もう一本、宮崎駿映画を楽しめる可能性があります！

けれども、宮崎駿は１本の映画を作るのに数年以上の時間をかけるので、年齢的にも次回作が本当に最後になるかもしれません。

つまり、多くても【残り２本】ということですね。。。( ；∀；)

いつも素晴らしい映像体験を与えてくれる宮崎駿監督に心から感謝しつつ、残りの作品を思う存分楽しみたいと思います！

追記：『君たちはどう生きるか』の公開は2023年に延期！

さて、ここまでの文章を書いたのは2017年7月で、現在は2021年7月です。

当初は2020年に公開予定だった『君たちはどう生きるか』ですが、制作が大幅に遅れて2023年に延期になったそうです。（ソース：Wikipedia）

つまり、僕が真の引退時期と予想した2023年の公開予定になりました。

本当に次回作が宮崎監督の引退作になってしまうかもしれません。。。（予想が当たりそうで、嬉しいような悲しいような）

今は、『君たちはどう生きるか』の公開を、首を長くして待つことにします！

ちなみに、ジブリ好きの人は次の記事もどうぞ。

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