ジェームス・スキナーが教える「社会人の勉強法」とは?

学習法

前回はジェームス・スキナーの著書『成功の9ステップ』から、「成功マインド」についてご紹介した。ところで、「成功マインド」以外にもこの本から学ぶべきことはたくさんある。特に重要なのは、「学習法」と「健康法」についてだ。

あなたがこれから起業家として成長していく上で、効率の良い学習法は欠かせない。さらに、ガス欠せずに数多の困難に立ち向かっていくためには、健康な肉体が必要だ。そんなあなたのために本書はとても役に立つだろうと思う。

そこで、今回は引き続き『成功の9ステップ』から「学習法」について、さらに次回は「健康法」について、ジェームス・スキナー哲学のエッセンスをご紹介していこうと思う。

大人になってからの学習に意味はあるのか?

あなたはもしかすると、大人になってからの勉強なんてめんどくさいと思っているかもしれない。だが、それは日本の教育制度が生み出した悪しき弊害である。

この問題について、ジェームス・スキナーは次のように述べている。

ほとんどの人は22歳で学習が止まる。これは悲劇だ。

学校制度と義務教育の過程を通して、勉強と学習に多大な痛みを連想してしまっている。この消極的な思想は、「非効果的な学校制度」をモデルとした「非効率的な会社の教育制度」によって、さらに強化される。

教育は「仕事」のように見られる。学ぶことはめんどくさい「作業」だと思われがちになる。セミナーは「もっと重要な仕事の邪魔」と捉えられてしまう。

問題は、このような連想が、私たちを成功ではなく、失敗へと導いてしまうことである。

学ばない者に成功のチャンスが訪れるはずはない。
だが、日本人の多くは学ぶこと自体を放棄してしまっている。だから成功しない。

こうなってしまう背景には、「大人になってからの勉強にはほとんど意味がない」という社会常識も影響している。しかし、それは間違いだ。実は、大人になってからも人は常に学ぶ必要があるのだ。その理由とは、、、

専門家によると、人間の知識は四年毎に倍増している。
つまり、四年毎にゼロから再教育されなければならない。
新しいスキルを身につけ、新しいアプローチを学び、新しい技術を体得しなければならない。

子供の方が勉強に向いている、というのも間違いだ。なぜそのように思われているかというと、彼らがとても簡単なことしか学んでいないため、そう見えているに過ぎない。

だが本当は、大人になってからの方が学びの効率は格段に上がっているのだ。その理由は、大人の方が人生の経験値が高いからである。

学習とは、既知と未知を結びつけることである。歳をとればとるほど、速く学べる。

これを聞いて、なんだか勇気が湧いてこないだろうか?
人生経験を積んだ今こそが、学ぶべき最良の時なのだ。

 

「違いをもたらす違い」とは何か?

では、具体的な学習法の話に移ろう。
そもそも、学習の目的とは何か?

学習の目的は、「区別」「スキル」「参考材料」を獲得することだ。

参考材料とは、「モデリング」のことである。
これについては以下の記事を参考にしてほしい。

目標達成速度を20年→2時間に短縮する方法とは?【モデリング】

2017.05.26

 

学習の第一歩は「区別」である。
そのことを、ジェームス・スキナーは次のように言い換えている。

学習の第一の焦点は、「違いをもたらす違い」を発見することだ。
新しい「違いをもたらす違い」を見つければ、新しい人生が手に入る。

あなたと超一流との違いは何か?

ある研究者が調べたところによると、世界ランキング200位のテニスプレーヤーとトップ10プレーヤーたちの間に、技術における実力差はほとんどなかったそうだ。
では、何がその差を生むのか?
それは、試合中のテニスとは関係ない時間の過ごし方である。
トッププレーヤーたちは、常に淡々と試合をこなしている。ミスをしても決して動じない。
一方、200位の選手たちは、ひとつひとつのプレーに一喜一憂し、いちいちはしゃいだり、地面にラケットを叩きつけたりしている。

それが「違いをもたらす違い」なのだ。

 

スキルの効率的な学習法とは?

次に、「スキル」の効率的な習得法について。

脳の中の情報は、基本的に感情によって分類される。
内容が感情的なものになっていればなっているほど、思い出しやすくなる。

例えば、自分の人生を振り返ってみるとわかりやすい。あなたの記憶に残っている出来事は、全て「感情に結びついた出来事」のはずだ。嬉しかったり、悲しかったり、楽しかったり、怒っていたり。

スキルを学ぶときは、できるだけ感情と結びつけられるよう努力しよう。

ちなみに、引退したお笑い芸人の島田紳助は『紳竜の研究』の中で、売れる芸能人は感情で記憶する、と語った。フットボールアワー後藤や小池栄子は感情の起伏が激しく涙腺がゆるい。そういう奴らは心で記憶しているから、他の芸能人に比べて話の説得力が違う、と。これも「違いをもたらす違い」の好例である。

人生がうまくいかない人に教えてあげたい!AKB48と島田紳助から学ぶ戦略論

2017.06.17

 

さらに、スキルを学ぶときには五感を使った方が良い。

五感のうち、特に視覚、聴覚、触覚を使えば使うほど、より速く学習し、より長くその情報を記憶できる。例えば、講義を聞いている時、メモをとる。アイデアを図にすると、視覚と触覚を使用する。読んだ内容を人に話せば、その情報を自分で聞くことになり、聴覚を活用している。また顔の筋肉を動かすことにもなり、それは触覚を巻き込むことになる。数字を記憶する時は、その数字が何の音に似ているかを考え、心の中で数字をイメージすることもできる。

そういえば以前、アメトーークの「勉強大好き芸人」で、フルーツポンチ村上が表情筋を動かしながら英単語を覚える方法について話していた。芸人たちはその変顔を馬鹿にして笑っていたが、実はなかなか科学的な方法だったのである。

 

スキルを定着させるための簡単な方法

最後に、スキルを定着させる方法について。
あなたは、人に教えた方が自分の勉強になったという経験はないだろうか?

ほとんどの人は勉強した内容の80%を、勉強してから48時間以内に忘れてしまう。
だが、自分の勉強したことを、同じ48時間以内に他の人に教えるようにすれば、80%以上も覚えていられる。

学んでから48時間以内にアウトプットすることが、スキル定着の鍵だ。
例えば、僕は学んだことをできるだけその日のうちに妻に話すことにしている。たったそれだけで、知識の定着度が段違いになるのだ。その証拠に、僕はこの方法で600人が受けた試験で1位を獲得したことがある。

スキルを身につけるために、知識を実行に移そう!

インプットだけではダメだ。
あなたもスキルを定着させるために、必ず48時間以内にアウトプットしよう!

追記.
ジェームス・スキナーが教える成功マインドと健康法についての記事はこちら。起業家を志す人だけでなく、万人にとって役立つ情報だと思う。

あっさり体重6キロ痩せ!ジェームス・スキナー流健康法とは?【おすすめ健康法】

2017.05.31

ジェームス・スキナー『成功の9ステップ』から学ぶ成功マインドとは?

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映像制作ZOOMY VIDEO代表。テレビ制作会社をクビになったのをきっかけに、2年前にデジカメ1台で起業。当ブログでは、自分が起業で苦労・失敗した経験をもとに、知識0のサラリーマンが1年以内に月収50万以上稼ぐ起業家になる方法を発信中。