【起業物語4】「もっと子供に会いたい!」会社をクビになって感じた違和感
もしも会社をクビになったら、あなたならどう家族に伝えるだろう?僕が妻にクビになったことを告げたのは、お別れ会が開かれる一週間ほど前だった。
もしも会社をクビになったら、あなたならどう家族に伝えるだろう?僕が妻にクビになったことを告げたのは、お別れ会が開かれる一週間ほど前だった。
2015年2月、神戸ロケを終え東京に戻ってきた僕は、派遣元の社長・Tさんに呼び出された。赤坂の喫茶店で二人分のドリンクを運びながら、僕は、Tさんとゆっくり話すのが随分久しぶりだということに気づいた。
専門学校を卒業した僕は、フリーランスの助監督としてテレビドラマの現場で働き始めた。そこで待ち受けていたのは、子供の頃から待ち望んでいた「冒険の世界」だった。
これから複数回にわたって、僕の実際の起業ストーリーをお話ししていきます。まず第1回は、起業する以前、そもそもなぜ僕が映像制作を志したのかについてお話しします。