テレビ業界の働き方はおかしい!残業時間を過少申告していたAD時代

残業AD

(※この記事は2017年11月21日に更新されました) 

ずーみー
こんにちは、ずーみー(@zoomy_nonbiri)です!

最近、働き方改革の一環で「残業を減らせ!」というニュースをよく見ます。

企業側は残業時間を減らすために、ノー残業デーとか、フレックスタイムとか、プレミアムフライデーとか、いろいろ試しているけど上手く行ってないようですね。

上手くいかない最大の理由は、残業しないと仕事が終わらないかららしいです^^;

そんなニュースを見ていて、かつて自分も超過酷な残業をしていたことを思い出しました。

今回は、僕のAD時代のブラックな体験談をお話しします!

僕は、起業する前のずいぶん長い間、テレビドラマのADとして働いていました。有名な俳優さん、女優さんたちとお仕事ができて、毎日がワクワクドキドキでした。当時のおもしろエピソードをまとめた電子書籍まで出してしまったほどです。

しかし一方で、本には書けなかった辛いこともたくさんありました。一番辛かったのは、ADの仕事が忙しすぎたことです。

ADというのはアシスタントディレクターの略です。助監督とも言いますが、要は「何でも屋」です。

ドラマに出てくる新聞・雑誌・携帯画面・PC画面などの原稿を作るのも、エキストラを手配して現場で仕切るのも、スケジュールを作って俳優に連絡するのも、その他諸々の細かい雑用も、全てADの仕事です。ドラマを盛り上げるために必要なことは全てやるのが仕事なのです。だから、やり始めると際限がありません。

さらに、日本のドラマのロケというのは、朝が早く、夜が遅いです。毎朝6時ごろに新宿か渋谷の集合場所を出発し、終電までに新宿・渋谷に帰ってくる感じです。1日に何箇所もロケ地を回り、めまぐるしくいろんなことが起こります。帰ってくる頃にはクタクタの疲労困憊です。その日の朝が、何日も前の出来事だったかのような錯覚に陥ります。

そのうえ、ADはロケが終わった後に、翌日のロケの準備をしなければなりません。つまり、ほとんど家に帰れないってことです。もちろん、睡眠時間はほとんどありません。僕はよく、深夜のスタッフルームの椅子で、半分仕事をしながら半分寝てました。連ドラ1本につき、約半年間はそんな生活が待っています。

 

テレビ局のブラックすぎる裏話

ブラック企業

そんなAD時代のある日のこと。

新しく始まる連ドラに合流するために、僕はお台場にある某テレビ局へと出かけました。到着すると、別室に通されました。そして、法律関係の職員に手渡された書類にサインを求められました。今考えると、あれは「三六協定」というやつだったと思うのですが、当時は知る由もありません。

「今年から労務管理が厳しくなったので、この書類にサインしないと契約できない」
そう言われたので、若かりし僕はよくわからないままサインをしました。

それからはいつも通りの激務が始まりました。けれど、ひとつだけ変わったことがありました。「残業時間の申告書」を毎月提出しなければならないことです。

僕は固定給の契約スタッフだったので、それを提出したからといって残業代がもらえるわけではありません。じゃあ、一体なんのために提出するかというと、この人は過度な残業はしていませんよ、というアリバイ作りのためだったのです。

ちょうど、テレビ局に対するお役所の監視が厳しくなってきた時期でした。だから、たとえ実際は150時間残業をしていても、書類上は80時間で提出しなければならなかったのです。いわゆる、「残業時間の過少申告」というやつです。その書類を作るのが、結構面倒だったんですよね。。。

ただでさえ忙しいのに、嘘の書類を作るために時間を取られるのが苦痛で仕方ありませんでした。それに、実際は5:0026:00で働いているのに、9:0018:00と書かなければならない虚しさといったら(涙)

ある時、打ち込む数字を間違えて80時間をオーバーして書いたことがあります。すると、すぐさまテレビ局の社員に呼びつけられて、僕はこっぴどく叱られました。「こんな書類を提出したら、みんなに迷惑がかかるだろ!」と。いやいや、本当に迷惑してるのはこっちなんですけど。そういう社員に限って、契約スタッフが働いているのを尻目にさっさと帰ったりするんですよね、、、

とにかく、僕は無駄な書類を作ることが嫌で嫌で仕方なかったわけです。

 

「残業するのは本人が悪い」は本当?

残業するのは本人が悪い

もうひとつ、僕は腹が立っていることがあります。

それは、「残業するのは本人が悪い」という風潮です。

仕事が遅いとか、要領が悪いとか、優先順位が間違っているとか。先ほどのテレビ局の社員さんは、そういう言い方で残業する契約スタッフたちをバカにしていました。

でも、起業した今の僕なら、それは違うと断言できます。残業するのは本人が悪いのではありません。そもそも、経営者のビジネスモデルが間違っているのです。

もしあなたが残業が多くて自分を責めているなら、違いますよ。

本当に責められるべきは経営者です。

経営者が今の会社のビジネスモデルを改めない限り、あなたの残業はちっとも解決することはありません。

最近のニュースを見ていても、残業を減らすために社員をいかにこき使うか、という話ばかりになっていて、なんだかなーと思います。

いくら社員が努力して数字上の残業を減らしても、会社のビジネスモデルが変わらなければ意味ないです。ただ単に社員側の負担が増えているだけでは?と思います。

ちなみに、僕は起業してから「残業」なんていう概念は吹っ飛びました。なぜなら、のんびり働いても大丈夫なビジネスモデルを構築したからです。

半年くらいちゃんと勉強すれば、違法な労働環境で酷使してくる会社とは永久にオサラバできるのに、あまりそういうことを言う人がいないのが残念です。

 

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