「写経って、本当に効果あるの?」
僕がブログやライティング初心者からよく受ける質問です。
実は僕自身、最初は半信半疑でした。
でも、成果を出しているブログやセールスレターを毎日コツコツ書き写し、気づけば54万字以上を写経しました。
その結果、文章力が劇的に伸び、ブログ収入は月230万円を超えるまでになりました。
この記事では、僕自身の実体験をもとに、写経でコピーライティングスキルを鍛える方法をわかりやすく解説します。
これから副業ブログやWebライターとして収益化したい方はもちろん、「自分の文章に自信をつけたい」という方にもおすすめです。
「意味のある写経」のやり方と考え方をすべてお伝えしますので、ぜひ最後までじっくりお読みください!
詳しい目次
コピーライティングにおける写経とは?
コピーライティングにおける「写経」とは、成果の出ているブロガーやセールスライターの文章を、そのまま書き写して練習する方法です。
元々は、お寺でお経を書き写す“写経”が語源ですが、ライティングの世界では、プロの文章を手本にして文章のリズム・構成・言葉の選び方を体で覚えるトレーニングとして使われています。
ただ読むだけでは気づけない細かいテクニックや流れを、書き写すことで自然に吸収できるのが写経の魅力。

僕自身も、この練習を通じて「伝わる文章」が書けるようになりました!
なぜ写経でコピーライティングが上達するのか?3つの理由

「本を読んだり、記事を眺めたりしても、なかなか書けるようにならない…」
そう感じたことはありませんか?
それもそのはず。コピーライティングは、ただ「知る」だけでなく、実際に手を動かして書くことでしか習得できないスキルだからです。
その点、写経は「書く」ことを通じて、文章の型・流れ・表現を体に覚えさせる練習法。
読解と実践の中間にあるような、絶妙なトレーニングです。
ここでは、そんな写経がコピーライティングの上達に効果的な3つの理由をご紹介します。
理由①:プロの文章を感覚的にマスターできる
プロが書いた文章には、読者を引き込むリズムや展開の“流れ”があります。
それを実際に書き写すことで、単なる知識ではなく、手や脳を通して「こう書けば伝わるんだ」という感覚が身についていきます。
読み手として気づきにくい「句読点の位置」「語順の工夫」「語尾のバリエーション」なども、写経しているうちに自然とわかってくるようになります。
まさに、文章の“設計図”をなぞるようなイメージです。
理由②:自然に語彙力・表現力がアップする
人の文章を見ているだけでは、ボキャブラリーは増えません。
でも、実際に書き写すと、見慣れない言い回しや表現にも“手を動かして触れる”ことになります。
この反復が、結果として自分の語彙や表現の引き出しを増やしてくれます。
特に、「自分では絶対に思いつかなかった表現」に出会ったときはチャンス。
それを写すことで、言葉選びの感覚が少しずつ“プロっぽく”なっていきます。
理由③:「書くこと」への苦手意識がなくなる
ライティングが苦手な人の多くは、「何を書けばいいかわからない」「書き出せない」という“心理的な壁”にぶつかります。
でも写経は、すでに完成された文章をただ写すだけ。
自分で構成を考える必要がないぶん、気楽に「書く」という行為に慣れることができます。
この「とりあえず書けた」という成功体験が、書くこと自体への苦手意識を薄めてくれるのです。

僕もたくさん写経したことが「自信」になり、スムーズに文章が書けるようになりました。
【実践編】コピーライティングが上達する写経のやり方
ここからは、実際にコピーライティングが上達するための「写経」の具体的なやり方について解説します。
まずは写経に使う環境を整えましょう。
- パソコン(手書きより効率的)
- テキストエディタ(Googleドキュメント、Wordなど)
- 見本となる文章(詳細は後述)
作業はシンプルです。
画面を左右に分けて、左に写経対象の文章、右に自分が入力するエディタを表示します👇

あとは、見本をそのまま黙々と書き写すだけ。
改行や句読点も忠実に再現するのがポイントです。
写経の文字数の目安は「10万字」
写経を始める際の目安となる文字数は「10万字」です。
「10万字」と聞くと驚くかもしれませんが、1日3,000字ずつ進めれば約1ヶ月で到達できます。
3,000字は、慣れれば30分〜1時間程度で終わるボリューム。
写経は量をこなすことも大事ですが、“継続すること”が一番のコツなので、無理のないペースを決めて、毎日のルーティンにしていきましょう。

時々、「1日1万字を目指します!」という方がいますが、体力的に大変なのでおすすめしません。(単純に腕が痛くなります…)
写経にはタイピング速度が重要!必要な速度と練習方法
写経を効率よく進めるには、ある程度のタイピング速度が必要です。
目安は1分間に200回以上キーを叩く(200WPM)こと。
速度が遅いと作業が進まず、疲れやストレスの原因にもなります。
まずは『イータイピング』などの無料サイトを使って、今の自分のタイピング速度を測ってみましょう。
もし200WPMに満たないようであれば、最初にタイピング練習をしておくのがおすすめです。
特に、指の位置やブラインドタッチに不安がある方は、基礎から練習することで後がラクになります。

僕自身、最初のタイピング速度は240WPMくらいでしたが、『寿司打』というサイトでゲーム感覚で練習したところ、最終的に360WPMまで伸びました!
楽しみながら続けられるので、ぜひ試してみてください^^
写経におすすめの文章は?対象の選び方を詳しく解説
写経を行う際には、目指す成果や目的に合った文章を選ぶことが重要です。
- ブログで成果を出したい → 売れているブロガーの記事
- セールスレターを書きたい → 成約率の高いLPやメルマガ
- 世界観のある文章が書きたい → 読み物系コンテンツや書籍の前書き など
自分が「この文章、うまいな」「惹きこまれるな」と感じたものを選ぶのが基本です。
“好きな文体”を真似することで、自然と自分の文体に落とし込めます。
【注意】こんな写経は意味ない!よくある失敗例とは?

写経は非常に効果的な練習法ですが、やり方を間違えるとただのタイピング作業になってしまいます。
特に多いのが、「何も考えずに機械的に書き写すだけ」のパターン。
これでは、ライティングスキルはなかなか身につきません。
大切なのは、「なぜこの表現なのか?」「どういう構造で書かれているのか?」を意識しながら写すこと。
……とはいえ、初心者がそれを“なんとなく”で判断するのは難しいですよね。
そこで役立つのが、コピーライティングの「型(フレームワーク)」です。
「型」とは、読者の心を動かすための文章の構成パターンや、説得力を高める要素のこと。
僕が特に重視しているのは、以下の3つです。
- LF9(人間の根源的な欲求に訴える要素):
①生存欲、②食欲、③性欲、④危機回避、⑤快適、⑥愛する人を守る、⑦愛されたい、⑧ライバルに勝つ、⑨社会で認められる - 説得の価値観9(セールスレターの基本要素):
①興味性、②信念・目的・自己開示、③夢、④問題提起・恐怖、⑤ノウハウ、⑥メリット(LF9)、⑦限定性、⑧不信の払拭・Q&A、⑨後押し - ステップメールの6つの教育視点(商品購入に導く教育要素):
①信用、②目的、③問題点、④手段、⑤投資、⑥行動
これらの型を意識しながら写経をすると、単なる“作業”ではなく、売れる文章を自分の中に落とし込む訓練になります。
ただ、正直言ってこの3つの型はどれも奥が深くて、1つ1つをしっかり理解するにはこの記事だけでは足りません。
そこで、僕がこれらの型を実践ベースで解説した無料セミナーをご用意しました。

写経のやり方やコピーライティングの型に加え、どう収益につなげるかまで。
その全体像を、ブログ初心者向けに体系的に解説しています。
これまでに3,000人以上が視聴し、「わかりやすかった」と大変好評です。
気軽にチェックしてみてください^^
【Q&A】よくある質問
まとめ:写経でライティングスキルを高め、収益化を目指そう!
今回は、コピーライティングを効率よく鍛える方法として「写経」をご紹介しました。
写経は、プロの文章を繰り返し書き写すことで、構成力・表現力・説得力を自然と身につけられる、実践的なトレーニングです。
ただし、ただ写すだけでは効果は半減します。
大切なのは、「なぜこの表現なのか?」「どんな構造なのか?」を意識しながら取り組むこと。
でも、初心者が最初からそれを見抜くのは難しいですよね。
だからこそ、「型(フレームワーク)」を学んで、それをベースに写経することが、遠回りに見えて一番の近道になります。
そして、こうして身につけたスキルは、“書けるようになる”だけでなく、“ブログで稼ぐ力”にもつながります。
その全体像をまとめた無料セミナーも用意していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
「頭を使っていない写経はやった気になるだけで普通に嘘をつく」
なるほど、確かにそうですね…
ですが今まで写経に必要なフレームワークをあまり意識せずにしてしまっていたので、ただのタイピング練習になっておりました…
写経をするにあたって、特に大事な3つのフレームワークを意識しながら行います。
少し前から写経を始めましたが、「フレームワークを念頭に入れながら」というのが、本当に難しい…。考えながらタイピングしていると、手が止まってしまったり。
ただ文章を楽しみながらやるのと、頭を使って考えながらやるのとでは全然違うことだけは、感覚でわかりました。
毎日コツコツとやって、写経を通じてフレームワークを身につけられるところまで行けたらと思います。
こんにちは。先日ウエブ試験受けたのですが、40点でした。これから継続してアップしていきたいと、思います。初めてのタッチタイピングで苦戦していますが、皆さんと同じ話が出来るようにコツコツやっていきたいと思っています。更に、音声学習もインプットしていきたいです。皆さんのコメントはげみに、なっています。ありがとうございます。
こんのさん、こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。
ウェブ試験は40点だったのですね。
今は伸びしろしかないので、学習をコツコツ継続してください。
引き続き頑張ってください!
頭を使わない写経は、やった気になるだけで、普通に嘘をつきます。なるほどです。
なんでもそうですが4,ただただこなしてるだけでは、身につかないですよね。人間ですから『頭』
を使い考えなければいけませんね。
『作業』ではなく、『学び』を意識しなければ身につきませんもんね。
まずは「説得の価値観9」や「LF9」、「スップメールの6つの教育視点」を暗記しなければ、、、
オヌさん、こんにちは!
先日はコメントをいただきありがとうございました。
型を頭に入れつつ、写経にも挑戦してみてくださいね。
引き続き頑張ってください!
写経は始めたばかりでまだ1万字なのですが、フレームワークの代表例を横に並べて頭に叩き込みながら引き続き頑張っていきたいと思います。
ずーみーさんに出会うまで人をマネすることに抵抗がありましたが、今や何の躊躇もありません。笑
しっかり学ばせていただきたいと思います。