起業家の未来を決定づける6つの性格とは?【経営者6タイプ】

経営者6タイプ

(※この記事は2018年1月30日に更新されました)

「日本の家電産業はどうしてダメになってしまったんだろう?」
「自分が勤める会社は十年後にどうなっているんだろう?」

あなたはそんな風に考えたことはないでしょうか?

今回お話しする「経営者6タイプ」という理論をマスターすれば、あなたは経済ニュースに強くなるだけでなく、自分の会社や世の起業家たちの未来を正確に予想できるようになるでしょう!

さらに、単純にビジネスの知識がつくので、周りから一目おかれる存在になるはずです。

では、経営者6タイプとは何か?

たとえるなら「動物占い」のようなものを想像してください。

ペガサスとかゾウとかライオンとか、ああいうやつですw

動物占いのように、現在の企業の状況を6タイプに分類するだけで、その企業の未来が簡単にわかってしまうというのがこの理論のおもしろいところなのです。

それでは、さっそく解説していきましょう!

注1)けっこう難しい理論の解説になるので、難しい話が苦手な人は「重要な仮説」という項目まで飛ばしてもらった方がいいと思います。(=それぐらい重要な理論だということ)

注2)ちなみに、起業家に向いている人の性格については次の記事で解説しています!
⇒ 起業に向いているのはどんな人?

起業家の未来を決定づける6つの性格「経営者6タイプ」とは?

経営者6タイプを提唱しているのは、経営コンサルタントの加藤将太さんです。

(注:加藤さんは、物販開始後1年3ヶ月で月商4,583万円、情報発信開始後1ヶ月で5億4000万円というモンスター級の起業家)

加藤さんが世の中の企業を分析したところ、次の6つのタイプに分類できることがわかりました。

経営者6タイプ

①:商品開発タイプ(課金ポイント1個タイプ)

②:ビジネスモデルタイプ

③:組織マネジメントタイプ

④:オペレーションマネジメントタイプ(工場タイプ)

⑤:財テクタイプ

⑥:政治・保護産業タイプ

さらに、これを図解すると次のようになります。

世の中の企業(経営者)を「トップダウン⇔ボトムアップ」「資本大⇔資本小」「サービス⇔インフラ」という3つの軸で考えてみると、断面の6角形の頂点に、それぞれ特徴的な企業があらわれます。

なんだか数学みたいで戸惑うかもしれませんが、要は「企業には6タイプある」ということさえわかってもらえば大丈夫です!

では、6つのタイプについて詳しく解説していきましょう。

 

①:商品開発タイプ(課金ポイント1個タイプ)

商品開発タイプは、スティーブ・ジョブズなどのカリスマ経営者がトップダウンで商品開発をおこなうのが特徴です。

メインとなる課金ポイントだけに力を入れることで、とても効率の良い経営を実現します。

具体例は、Apple、Google、Facebookなどのアメリカのテック系企業です。

彼らのどこが課金ポイントかというと、Appleの場合はiPhone、Googleの場合はAdwords(広告手数料)、Facebookの場合はFacebook広告がメインの課金ポイントになっています。

ちなみに、日本にこのタイプの企業が少ないのは、日本の教育制度に問題があるからだと僕は思っています。

 

②:ビジネスモデルタイプ

ビジネスモデルタイプは、「①誰かがヒット商品(ビジネスモデル)を作り」、「②それを繰り返せる」というのが大きな特徴です。

具体例は、DeNAやAPAホテル、キーエンス(センサー会社)などです。

DeNAの場合、怪盗ロワイヤルのヒットをきっかけに様々なタイトルを開発し、ソーシャルゲームという一大ジャンルを確立しました。

APAホテルやキーエンスの場合は、商品そのものよりも知識(経営ノウハウやコンサルティング営業)に付加価値をつけることで、とても高い利益率を誇っています。

ビジネスモデルタイプは資本力に頼らないので、起業初心者向きです。

アフィリエイターもこのタイプに分類されるので、初心者には本当におすすめです。

 

③:組織マネジメントタイプ

組織マネジメントタイプは、組織の力で成長していくのが特徴です。

アメーバ経営の京セラに代表されるような、高度経済成長期のボトムアップ企業がこのタイプの具体例です。

ボトムアップ企業は、判断が末端にあるので不況に弱いです。

日本の家電産業が壊滅状態になってしまったのはそのためです。

このような状況の中、京セラやPanasonicは組織マネジメントタイプからビジネスモデルタイプに寄っていくことで、状況を打開しようとしています。

ビジネスモデルタイプなら小資本でも大丈夫なので、この選択は時代に合っています。

一方、SHARPは組織マネジメントタイプからオペレーションマネジメントタイプへ寄って行ってしまいました。

1兆円以上かけて、三重県に液晶パネル工場を建設したのです。

これは正しい選択だったとはいえません。

なぜなら、オペレーションマネジメントタイプはとにかくお金がかかるので、今の時代に合っていないからです。

結局、リーマン・ショック以降、液晶テレビの売り上げが落ち込み、SHARPは赤字転落。

2016年、債務超過で台湾企業の鴻海に買収されてしまいました。

 

④:オペレーションマネジメントタイプ(工場タイプ)

オペレーションマネジメントタイプは、巨大な工場でオペレーションを効率化し、コスト削減するのが特徴です。

具体例はTOYOTAやAmazon。

このタイプで起業するためには莫大な資本が必要になるため、初心者にはおすすめしません。

ところが、多くの人は「起業」と聞くと「工場を作って商品を製造して・・・」と想像します。

起業に失敗する人のボタンのかけ違いは、たいていこういうところから始まるのです。

 

⑤:財テクタイプ

金融会社や証券会社などが財テクタイプです。

ホリエモンの旧ライブドアはIT企業と思われがちですが、時価総額世界一・100兆円を目指して精力的にM&A(企業の敵対的買収)を繰り返していたので、実は財テクタイプに分類されます。

 

⑥:政治・保護産業タイプ

携帯電話会社や、交通・電力などのインフラ企業が政治・保護産業タイプです。

携帯会社のソフトバンクは、携帯事業以外に投資事業も積極的に行なっているので、政治・保護産業タイプと財テクタイプの中間に位置付けられます。

 

重要な仮説:経営者は隣り合ったタイプへ移動する

さて、ここからがこの理論の一番おもしろいところです!

経営者6タイプを提唱する加藤将太さんは、ある重要な仮説を立てています。

それは・・・

経営者は図の線上の隣り合ったタイプにしか一度に移動できない!

・・・と言われてもよくわからないと思うので、具体例として、ソフトバンクの孫正義の人生を見てみましょう。

 

経営者6タイプで見る孫正義の変遷

日本一の富豪である孫正義。(2017年時点で資産212億ドル・・・って2兆円!?)

彼の人生を見てみると、先ほどの仮説(経営者は図の線上の隣り合ったタイプにしか一度に移動できない)がよくわかります。

孫正義の人生を図にすると次のようになります。

孫正義はカリフォルニア大学時代に「Unison World」というソフトウェア会社(ビジネスモデルタイプ)を作り経営者デビューしました。

その後、日本でソフトバンクを設立し、課金ポイント一個タイプ(ADSL事業)、政治・保護産業タイプ(携帯電話事業)、財テクタイプ(10兆円ファンド)と移動しました。

さらに、2016年にARMというイギリスの半導体会社を3兆円で買収しました。

つまり、次はオペレーションマネジメントタイプを目指しているということです。

あなたが孫正義以外の起業家の人生を見てみても、きっと同じような発見があるはずです。

ここから何が言えるかというと、たとえば、あなたの勤める会社がビジネスモデルタイプだったとしたら、次は組織マネジメントタイプか商品開発タイプのどちらかに移動するということです。

いきなり財テクタイプに移るようなことはありえません。

このように、未来予測を可能にしてくれるのがこの理論のおもしろいところなのです!

 

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

この「経営者6タイプ」をマスターすれば、最新経済ニュースを分析し放題になるので、毎日ネットニュースを見るのが楽しくなると思います。

とはいえ、今回の話をかなり難しく感じた人も多いでしょう。

実は、そうなってしまうのも無理はありません。

なぜなら、「経営者6タイプ」は「次世代起業家育成セミナー・MENSAシリーズ」という定価50万円の経営セミナーの中で語られる超高度なノウハウだからです^^;

MENSAというのはIQ148以上の人たちのことです。

「経営者6タイプ」は、IQが高いビジネス上級者向けの理論なので、初心者が難しく感じるのは当たり前なのです。

では、なぜそんな難しい理論をこのブログで解説したかというと、この理論が未来予測をする上で欠かせない理論のひとつだからです。

もし、今回はよくわからなかったとしても、時間が経ってビジネスの実力がついてきたら、いつか再チャレンジで読んでみてください。

それぐらい重要な理論だと僕は思っています。

ちなみに、この記事がこのブログの中でいちばん難しい話をしています。

これ以外の記事はもっとビジネス初心者向けに書いているので、安心してくださいね^^

 

▼こちらの記事でも、面白い経営理論を解説しています


▼おすすめ無料教材▼

加藤将太の次世代起業家育成セミナー

2 件のコメント

  • こういうフレームワークもあるんですね。この型をしっかり理解すれば、かなりビジネスセンスが上がりそうですね。

    大企業の、今後の動きを予測出来るようになるなんて、すごい事です。

    そんな事が語れるようになれば、会社で一目置かれるようになりそうです。
    経済の動きにうとい自分にとっては、今回の話は、少し難易度が高かったです。

    しかし今後、起業した時に、事業の方向性を定める際の1つの指針となるよう、今回の記事は何度か繰り返し読んで、理解に努めたいと思います。

    • コメントありがとうございます!ちょっと難しすぎましたかね^^;
      そう思われるのも無理はありません。
      実は、この話は次世代起業家育成セミナーのMENSAシリーズ(定価50万)の内容です。
      IQが高くてビジネス上級者向けのセミナーなので、難しく感じるのは当たり前です。
      だから、これをすんなり理解できるようになれば、かなり起業センスは上がっているはずですよ!
      それから、小林さんが素晴らしいと思ったのは、「理解できなければ、繰り返し読もう」という考え方ができることです。
      そういう姿勢を続ければ、いつか必ず成功できると思います!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA