起業に向いているのはどんな人?

起業向いてる人

起業家の現実は甘くない

「生活保護を受けようか?」

ある晩、子供を寝かしつけた後、妻が深刻な顔でそう言った。

映像制作事業で起業したてのころ、僕はほとんど収入がなかった。どれだけ頑張っても、サービスがまったく売れなかったからだ。妻はそんな情けない夫に対して、不満と怒りをぶつけてきた。僕はそんな妻にただひたすら謝るしかなかった。

これは僕だけに限った話ではない。

起業して最初からうまくいく人はほとんどいない。あなたがどんなジャンルで起業するにしろ、最初の数ヵ月間は赤字や収入0になるリスクを覚悟しておいた方がいい。

だが、脱サラした人やその家族は、毎月まとまった給料をもらえるのが当たり前なので、そうした起業家の現実に戸惑い、絶望する。僕の妻がそうだったように。

では、なぜ僕はそれを乗り越えられたのか?

実は、起業に向いている人にはある共通のパターンがある。幸運なことに、僕はそのパターンにすべて当てはまっていたのだ。もし、あなたもこれからお話しする項目にどれかひとつでも当てはまるなら、起業して挫折するリスクはかなり低い。

では、起業に向いている人とは一体どんな人なのだろうか?

 

①音楽をやっていた人

音楽家

音楽をやっていた人は起業に向いている。

なぜなら、彼らは「成果がでない地味な作業をコツコツ継続すること」に慣れているからだ。

たとえば、ピアノやギターを上達するためには、地味な反復練習をコツコツ続けなければならない。ひとつのフレーズを弾けるようになるまで数ヵ月かかるなんてこともザラだ。

そうした地味な練習を継続して音楽で上達したという「成功体験」がある人は、起業初期の成果が全く上がらない時期も同様に乗り越えられる可能性が高い。

僕は大学時代にロックバンドをやっていた。パートはエレキギターだ。オリジナルよりもコピーがメインだったが、4年間でライブ演奏した楽曲の数は300を超える。

ギターが大好きだった僕は、毎日コツコツ練習を続けた。その結果、ギターを始めて4年目にはプロのバンドからスカウトされるまでになった。映像制作の道に進みたかったので、その誘いはお断りしたが。

ちなみに、音楽以外の芸術分野でも同様の例を知っている。

現在年収4億円のあるアフィリエイターは、大学時代、小説家志望だった。4年間、地方大学の文芸部に所属してコツコツ小説を書いていたが、コンテストなどで活躍することはできなかったらしい。

その後、彼は情報商材のアフィリエイトブログを開始した。最初はほとんどアクセスが集まらなかったが、ブログをコツコツ継続した結果、4ヶ月目に月収100万円を達成。そして、8年目の現在は年収4億円だ。

そんな彼のブログには、現在800記事以上が入っている。このブログ以外に、いくつか成果が出ずに捨てたブログもあるそうなので、合計1000記事以上は書いてきたと思われる。

このように、「成果が出ない地味な作業をコツコツ継続できる人」は強い。

 

②受験戦争に耐え抜いた理系

受験

受験戦争に耐え抜いた理系も起業に向いている。

その理由は、彼らがなかなか成果の出ない地味な勉強をコツコツやってきた経験があるからだ。「ストレス耐性」の高い彼らは、音楽をやっていた人間と同じで、成果の出ない地味な作業をコツコツ継続できる。よって、起業に成功しやすいタイプだといえるのだ。

ちなみに、日本の大企業が学歴を重視するひとつの理由は、この「ストレス耐性」を高く評価しているからだ。ストレス耐性が強い社員は、ちょっとやそっとの残業やパワハラでも壊れない、企業にとって都合の良い人材なのである。

さらに、「理系」は論理思考力が高いので、起業に向いている。

起業とはトライ&エラーの繰り返しだ。事業でうまくいかない原因を探し出し、それを修正するためには、論理的に考える能力が欠かせない。

僕は小学3年生から大手の学習塾に通い、中学受験をして、大阪で一番偏差値が高い中高一貫校に入った。そして、嫌々ながら6年間コツコツ受験勉強を続けて、大学も一発合格した。入ったのは早稲田の理工学部だ。

当時は「受験勉強なんて意味がない」と思って毛嫌いしていたが、今となってみれば、あのころ培った継続力と論理思考力がとても役立っていると思う。

ちなみに、僕が尊敬している次世代起業家の加藤将太さんもバリバリの理系だ。彼は京都大学の工学部を卒業している。彼の論理思考は大学の卒業論文で磨かれたそうだ。

 

③惜しい人:社畜

社畜

最後に、「こういう人は惜しい!」というのをご紹介したい。

それは「社畜」だ。

社畜はある面において起業にとても向いている。それは、さきほどもお話しした「ストレス耐性」においてだ。社畜はストレス耐性がとても強いので、成果の出ない地味な作業でもコツコツ真面目に継続することができる。

では、社畜の何が惜しいのかというと、それは彼らのマインドが整っていないからだ。

社畜がなぜ社畜になるのかというと、会社に対する「依存心」がとても強いからである。この「依存心」が、起業家の天敵なのだ。

依存心の強い人が起業するとどうなるか?

たとえば、事業がうまくいかないとき、彼らはその理由を社会やパートナーのせいにしようとする。赤字や失敗の原因を外部に求めようとするので、いつまでたっても事業を改善できない。

実は、僕も以前は依存心が強い社畜だった。

テレビマン時代、ほとんど家に帰らず死ぬほど働くことができたのは、会社への依存心がとても強かったからである。そんなマインドのまま起業してしまったので、最初はとても苦労した。どう苦労したかというと、事業でうまくいかなくなった時、僕は自分で考えることをせず、すぐに誰かに頼ろうとしてしまったのである。その結果、いろいろな人の意見に振り回される羽目になり、余計に迷走してしまった。事業がうまくいき始めたのは、僕が誰かに頼ることを止めて、自分ですべて責任を持とうと考えるようになってからだった。

もしもあなたに「自分は社畜だ」という自覚があるなら、くれぐれも「依存心」に注意した方がいい。依存心が少しでもある限り、あなたは自分を客観的に見ることができないので、起業で成功することは難しい。

逆にいうと、依存心を捨て去った社畜は最強だ。笑

もしも、あなたが音楽をやっていて、受験戦争を耐え抜いた理系で、依存心を捨て去った社畜なら、かなりの高確率で起業に成功できる。僕はそう断言しよう。

 

追記

ちなみに、今回は「こういう人は起業で成功しやすい」というのをお話ししただけであって、この条件に当てはまらない人は成功できないということではない。

ただ、ひとつ言えるのは、自信がなければ「知識」をつけよう、ということだ。

成功体験がなくても、論理思考が苦手でも、ストレス耐性が弱くても、「知識」があればそれらを補うことができる。

その「知識」に関する詳しいカリキュラムは、次の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。

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