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【GA4】直帰率とは?確認方法やUAとの違い、目安と改善方法を解説!

GA4の直帰率とは?

「直帰率」とは、一般的にブログやWebサイトを訪れたユーザーが、最初のページだけを見て離脱してしまう割合のことで、サイトのパフォーマンスを評価する上で重要な指標の1つです。

サイト運営者は、直帰率を改善するために、Googleアナリティクスでデータの分析と改善を行うことが重要です。

しかし、GoogleアナリティクスがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行したことで、直帰率の定義に変化が生じています。

そのため、以前から直帰率の分析を行なっている人は注意が必要です。

この記事では初心者にもわかりやすく、次の5つを解説します。

この記事でわかること
  • 直帰率とは?
  • UAとGA4における直帰率の違い
  • GA4による直帰率の確認方法
  • ブログの直帰率の目安
  • ブログの直帰率を改善する方法

あなたがこの記事を読むと、GA4における直帰率の意味や計測方法を正しく理解し、数値を改善する方法を身につけることができます。

ブログの成功を目指す人は、ぜひ参考にしてください!

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直帰率とは?

直帰率とは?

直帰率とは、一般的にブログに訪れたユーザーが、最初のページを閲覧した後、他のページに移動せずにサイトを離れる割合のことを指します。

ユーザーが直帰する理由としては、コンテンツの内容に興味がない、文章がわかりにくい、ページデザインに問題があるなどのネガティブな要因が考えられます。

そのため、直帰率が高い場合は、直帰率を下げるための改善を行うことが重要です。

直帰率を改善することで、読者がより多くのコンテンツに触れるようになるため、ファン化の促進や売り上げの向上、SEO効果などが期待できます。

 

GA4における直帰率とは?

GA4における直帰率は、一般的な直帰率の概念よりも少し複雑です。

GA4における直帰率とは、エンゲージメントが発生しなかったセッションの割合を指します。

エンゲージメントとは、簡単に言うとユーザー行動のことで、ページのスクロールやリンククリック、動画の再生などの行動がGA4ではエンゲージメントとして計測されます。

GA4におけるエンゲージメントが発生しなかったセッション(=直帰セッション)とは、ユーザーが最初のページで以下の行動を起こさずに離脱した場合のことを指します。

  • 10 秒以上の滞在
  • コンバージョンイベントの発生
  • 複数のページビューやスクリーンビューの発生

つまり、ユーザーが最初のページで離脱したセッションであっても、10秒以上の滞在やコンバージョンイベント、ページのスクロールが発生した場合は、直帰にはならないということです。

 

GA4における直帰率の計算方法

GA4における直帰率とは、エンゲージメントが発生しなかったセッションの割合のことです。

そのため、GA4における直帰率は、以下の計算式で求めることができます。

GA4における直帰率の計算方法

直帰率 = 100% – エンゲージメント率

 

UAとGA4における直帰率の違い

UAとGA4における直帰率の違い

GoogleアナリティクスがUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行し、直帰率の定義にも変化が生じました。

UAとGA4における直帰率の定義を整理しましょう。

直帰率の定義
  • UA:ユーザーが最初のページを閲覧してから他のページに移動せずに離脱する割合
  • GA4:エンゲージメントが発生しなかったセッションの割合

この定義の違いにより、UAでは直帰セッションとして扱われていたものが、GA4では直帰セッションではなくなるケースが出てきました。

具体的には、ユーザーが最初のページで離脱しても、GA4では10秒以上の滞在やコンバージョンイベント、ページのスクロールが発生した場合は、直帰セッションにはなりません。

この変化は、良い変化だと僕は考えます。

なぜなら、以前のGoogleアナリティクスでは、ユーザーがコンテンツに満足して長時間滞在した場合でも、2ページ目に飛ばなければ直帰セッションとして計測されたからです。

そのため、「直帰率が高い=コンテンツが低品質」という等式が成り立たず、正確なデータ分析が難しいという問題がありました。

一方、GA4では、ユーザーが2ページ目に飛ばなくても、10秒以上の閲覧やページのスクロールがあれば、直帰セッションとしてはカウントされません。

これにより、「直帰率が高い=コンテンツが低品質」という関係がGA4では成り立つため、サイト運営者はデータ分析がより正確かつ簡単に行えるようになりました。

 

GA4による直帰率の確認方法

GA4による直帰率の確認方法

GA4で直帰率を確認するには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

その方法は、以下の6ステップです。

 

STEP1:左側のメニューから「レポート」を選択する

GA4のダッシュボードにアクセスし、左側のメニューから「レポート」を選択します。

GA4による直帰率の確認方法1
「レポート」を選択する

 

STEP2:「エンゲージメント」の「ページとスクリーン」を選択する

「エンゲージメント」セクションを探し、その中の「ページとスクリーン」を選択します。

GA4による直帰率の確認方法2
「ページとスクリーン」を選択する

 

STEP3:「レポートをカスタマイズ」を選択する

「レポートとカスタマイズ」を選択します。

GA4による直帰率の確認方法3
「レポートをカスタマイズ」を選択する

 

STEP4:「指標」を選択する

「指標」を選択します。

GA4による直帰率の確認方法4
「指標」を選択する

 

STEP5:「指標を追加」で直帰率を選択する

「指標を追加」をクリックし、項目の中から直帰率を選択します。

GA4による直帰率の確認方法5
「指標を追加」で直帰率を選択する

すると、指標の一番下に直帰率が追加されます。

直帰率の順番をもう少し上にした方がレポートが見やすいので、ドラッグして上に移動させます。

移動させたら、適用をクリックして保存します。

GA4による直帰率の確認方法6
適用をクリックする

 

STEP6:計測対象の記事を探す

レポート画面で、計測対象の記事を探します。

記事数が多い場合は、検索を活用したり、1ページあたりの行数を増やしたりすると見つけやすくなります。

GA4による直帰率の確認方法7
計測対象の記事を探す

なお、このレポートを保存すると、いつでもすぐに直帰率を確認できるようになるので便利です。

「現在のレポートへの変更を保存」を選択して保存しておきましょう。

GA4による直帰率の確認方法8
レポートを保存する

 

ブログの直帰率の目安

ブログの直帰率の目安

ブログの直帰率の目安は、記事の目的やサイトの性質によって異なります。

以下は、情報提供を目的としたブログ記事における直帰率の目安です。

ずーみー

直帰率は低い方がいいので、初心者は間違えないように注意してください!

 

直帰率90%以上:特に改善が必要なコンテンツ

直帰率が90%以上の場合は、読者がコンテンツに興味を持たずにすぐに離脱している可能性が高いため、コンテンツの改善が急務です。

特に導入部分を魅力的にし、読者の関心を引きつける工夫が必要です。

 

直帰率80%〜90%:改善が必要なコンテンツ

直帰率が80%〜90%の場合でも、改善の余地があります。

ユーザーの滞在を促すために、内部リンクによる関連記事への誘導などの工夫が必要です。

 

直帰率60%〜80%:平均的なコンテンツ

直帰率が60%〜80%の場合、数値は平均的ですが、さらなる改善を目指すことで読者の満足度を向上させることができます。

コンテンツの質や読みやすさを意識し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが重要です。

 

直帰率60%未満:優れたコンテンツ

直帰率が60%未満の場合、優れたコンテンツと言えます。

読者にとって価値のある情報や洞察を提供しており、読者の興味を引く要素を含んでいる可能性が高いです。

このようなコンテンツを継続的に提供することで、ブログの成功に近づくことができます。

 

ブログの直帰率を改善する方法

ブログの直帰率を改善する方法

ブログの直帰率を下げるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

直帰率の改善方法としては、次のようなものがあります。

ブログの直帰率を改善する方法
  1. 検索意図と導入部分を一致させる
    直帰率が極端に高い場合、読者が求める情報と記事の導入部分の内容がズレているため、興味を持たれていない可能性があります。キーワードリサーチや競合記事の調査を行い、ユーザーの検索意図を再検討して、タイトルやリード文などの導入部分を改善しましょう。
  2. 魅力的なリード文を書く
    リード文が魅力に欠けると、ユーザーがすぐに離脱するため直帰率が高くなります。読者が興味を持って読み進めたくなるような、魅力的なリード文を作成しましょう。
  3. 関連記事への内部リンクを設置する
    関連記事への内部リンクを積極的に設置しましょう。ただ設置するだけでなく、読者がクリックしたくなるような誘導文を添えることが重要です。
  4. 魅力的な見出しを作成する
    見出しは記事の要点を示す重要な部分です。魅力的な見出しを作成し、読者の興味を引きつけることで、直帰率を改善することができます。
  5. 文章を読みやすくする
    文章がわかりにくかったり、読みにくかったりすると、ユーザーがすぐに離脱するため、直帰率が高くなります。一文は長くしすぎず、分かりやすい文体や適切な改行、箇条書きを活用して、読みやすい文章になるように改善しましょう。
  6. サイトの速度を改善する
    ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーがすぐ離脱する原因になります。特に画像のファイルサイズには注意が必要です。ページの読み込み速度を向上させるため、画像の最適化やキャッシュの設定などの方法を検討しましょう。
  7. ページデザインを改善する
    見た目のデザインも直帰率に影響を与えます。ユーザーが居心地よく滞在してくれるようなデザインにするために、有料のワードプレステーマや、有料の画像素材の使用を検討しましょう。
ずーみー

以下は、直帰率の改善に役立つ参考記事です。ぜひチェックしてください!

 

まとめ

今回は、ブログの直帰率について詳しく解説しました。

直帰率は、サイトのパフォーマンスを評価する上で重要な指標の1つです。

ブログの直帰率が高い場合、読者が興味を持たずにすぐに離脱している可能性があるため、改善が必要です。

ブログの直帰率を計測し、改善することで、ファン化の促進や売り上げの向上、SEO効果などが期待できます。

あなたもぜひこの記事を参考に、ブログの直帰率の計測と改善に取り組んでみてください!

ずーみー

GA4を使いこなせるようになると、ブログ運営がもっと楽しくなりますよ!

以下の記事でも、GA4を活用してブログ成功に役立てる方法について解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

1件のコメント

「【GA4】直帰率とは?確認方法やUAとの違い、目安と改善方法を解説!」楽しく読ませて頂きました。ありがとうございました。

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ABOUT ME
ずーみー
ブログ起業コンサルタント。2015年にテレビ制作会社をクビになったのがきっかけで起業。2018年からブログスクール主宰。高単価ブログの作り方やアフィリエイト、SEO、WordPress、起業戦略などを100人以上に指導。3児の父。