読みやすいブログ記事を書くにはどうすればいいんだろう?
何かコツはあるのかな。。
実は、ブログを収益化するうえで、記事の読みやすさはとても重要です。
なぜなら、読みにくいブログには以下のデメリットがあるからです。
- 読者がすぐ離脱するため、SEO評価が上がらず検索上位表示できない
- 読者にあなたの主張を理解してもらえない
- 読者があなたの主張を理解しないため、商品を買ってもらえない
つまり、読みにくいブログは稼げないということです!
そこでこの記事では、ブログ初心者向けに以下の2つを解説します。
この記事で解説する16個のコツを使えば、あなたも今日から読みやすいブログ記事を書けるようになりますよ。
読みやすいブログ記事を書きたい人は、ぜひ参考にしてください!
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詳しい目次
読みやすいブログ記事を構成する2大要素
読みやすいブログ記事とは、どんなものでしょうか?
たとえば、以下のようなブログ記事は読みやすいですよね。
- 文章が分かりやすい
- 文章構成がしっかりしている
- 文章にリズムがある
- デザイン性が優れていて見やすい
つまり、読みやすいブログ記事を構成する2大要素は以下です。
- 読みやすい文章
- 読みやすいブログデザイン
ここからは、読みやすい文章の書き方と読みやすいブログデザインを作るコツを解説していきます!
読みやすい文章の書き方
読みやすいブログ記事を書くためには、読みやすい文章が欠かせません。
では、読みやすい文章を書くために必要なものは何か?
それは、次の3つです。
①:読みやすい文章構成には「PREP法」を使え!
読みやすい文章を書くために必要なものの1つ目は、読みやすい文章構成です。
読みやすい文章構成には「型」があり、型を使えば初心者でも読みやすい文章構成を作れます。
僕のおすすめの型は、論理的な文章の型として有名なPREP法(プレップ法)です。
PREP法では、以下の順番で文章を構成します。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(実例・具体例)
- Point(結論)
PREP法の文章構成で大事なのは、最初に結論を書くことです。
最初に結論を書くことで、読者が理解しやすく読みやすい文章構成になりますよ。
ブログでPREP法を使う場合は、リード文(導入文)に記事の結論を書くのが基本です。
次の記事で、ブログ記事の構成方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください!
②:読みやすい文章のリズムを作るコツ5つ
読みやすい文章に必要なものの2つ目は、文章のリズムです。
読みやすい文章のリズムを作るコツは、次の5つです。
短文を連続で使いすぎない
短文を連続で使いすぎると、文章のリズムが単調になり、幼稚な印象になってしまいます。
そのため、短文を連続で使いすぎないようにしましょう。
- 悪い例
おじいさんは山へ芝刈りに行きました。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんは川で洗濯をしました。
すると、大きな桃が流れてきました。 - 良い例
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
一文は長くしすぎない
一文を長くしすぎると、文章にリズムが生まれないだけでなく、読者にとってわかりにくい文章になってしまいます。
そのため、一文は長くしすぎないようにしましょう。
目安としては、80文字を超えると一文としては明らかに長いです。
一文が80文字を超える場合は、ふたつの文にわけられないか考えてください。
なお、読み手に内容が伝わりやすい文の長さは、約40文字だといわれています。
- 悪い例
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきたので、おばあさんは「なんと大きな桃じゃろう、家に持って帰ろう」と言って桃を背中に担いで持って帰り、おじいさんと一緒に桃を切ろうとすると、なんと桃の中から大きな赤ん坊が出てきました。(116字) - 良い例
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
「なんと大きな桃じゃろう、家に持って帰ろう」
おばあさんはそう言うと、桃を背中に担いで持って帰りました。
そして、おじいさんと一緒に桃を切ろうとしたその時、なんと桃の中から大きな赤ん坊が出てきたのです。
同じ文末を連続で使わない
同じ文末表現を連続で使うと、文章のリズムが単調になり、幼稚な印象になってしまいます。
そのため、同じ文末を連続で使わないようにしましょう。
目安としては、同じ文末を3回以上続けるのはNGです。
- 悪い例
おばあさんは、桃を背中に担いで持って帰りました。
そして、おじいさんと一緒に桃を切ろうとしたその時、なんと桃の中から大きな赤ん坊が出てきました。
おじいさんとおばあさんは、赤ん坊を「桃太郎」と名付けました。
桃太郎は、あっという間に大きくなりました。 - 良い例
おばあさんは、桃を背中に担いで持って帰りました。
そして、おじいさんと一緒に桃を切ろうとしたその時、なんと桃の中から大きな赤ん坊が出てきたのです。
おじいさんとおばあさんは、赤ん坊を「桃太郎」と名付けました。
桃太郎は、あっという間に大きくなりました。
意味の切れ目や呼吸するところに読点を入れる
文章の適切な箇所に「読点」を入れると、リズムのあるわかりやすい文章になります。
読点を入れるべきなのは、意味の切れ目と、音読したときに呼吸するところです。
ただし、ブログ初心者は読点を打ちすぎて読みにくい文章を書く傾向があるので注意しましょう。
- 悪い例
大きくなった桃太郎は、鬼ヶ島に住む、悪い鬼を、退治しに行くことになりました。
旅の途中で、犬と、猿と、キジが、桃太郎の仲間になりました。 - 良い例
大きくなった桃太郎は、鬼ヶ島に住む悪い鬼を退治しに行くことになりました。
旅の途中で、犬と猿とキジが桃太郎の仲間になりました。
良いリズムの文章を写経する
「写経」とは、上手い人の文章を書き写す練習法のことです。
良いリズムの文章をたくさん写経すると、あなたも自然と良いリズムの文章を書けるようになりますよ。
次の記事で、ブログの写経のやり方を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
③:分かりやすい文章を書くコツ5つ
読みやすい文章に必要なものの3つ目は、文章の分かりやすさです。
分かりやすい文章を書くコツは、次の5つです。
子供でも理解できる文章を目指す
分かりやすい文章を書くために、子供でも理解できる文章を目指しましょう。
目安は、小学校高学年(5年生〜6年生)でも理解できる文章です。
文中に専門用語が出てくる場合は、子供でも理解できる言葉に言い換えたり、補足説明を入れたりするようにしてください。
文章は一文ごとに改行する
ブログの文章は一文ごとに改行するほうが、読みやすく分かりやすい文章になります。
なぜなら、一文ごとに文章を改行すると、スマホで読んだときに文頭の位置が分かりやすくなるからです。
一文ごとではなく、段落ごとに文章を改行するブロガーもいますが、スマホで読んだときに文頭の位置が分かりにくくなるので、おすすめの方法ではありません。
今は読者の7割以上が、スマホでブログを読みます。
スマホでの読みやすさを考えて、文章を書くように心がけてください。
漢字を使いすぎない
分かりやすい文章を書くために、漢字を使いすぎないようにしましょう。
漢字とひらがなの比率は、「3:7」が良いといわれています。
特に以下のような語句は、漢字よりひらがなで書いたほうがいいので覚えておきましょう。
- 事 ⇒こと
- 下さい ⇒ください
- 頂く ⇒いただく
- 出来る ⇒できる
- 何故なら ⇒なぜなら
- 但し ⇒ただし
- その為 ⇒そのため
- 所謂 ⇒いわゆる
箇条書きを使う
分かりやすい文章を書くために、箇条書きを積極的に使いましょう。
箇条書きには、次の2つの効果があります。
- 情報を短く簡潔に整理できる
- 読み手に要点を理解してもらいやすくなる
ブログで箇条書きを使うときは、ul
・ol
・li
などのHTMLタグを使ってください。
なぜなら、HTMLタグを使った箇条書きにはSEO効果があるといわれているからです。
HTMLが苦手な人は、初心者向けの本を1冊読んでみるのがおすすめです!(例:『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』)
公開する前に誤字脱字をチェックする
分かりやすい文章を書くために、記事を公開する前に誤字脱字のチェックをしましょう。
特にブログ初心者は誤字脱字が多いので、記事を頭から何度も読み直すようにしてください。
記事を読み直すときは、黙読するだけでなく、音読をするのもおすすめです。
なぜなら、音読をすると「読点」を打つべき位置がわかるので、文章にリズムが出るからです。
記事を公開したら、記事の見た目をスマホでチェックするのも大切な作業なので、ぜひ覚えておいてください!
おすすめ本:新しい文章力の教室
ここで、読みやすい文章を書きたい人におすすめの本を紹介します。
ライティング系の本で一番おすすめなのは、『新しい文章力の教室』です。
この本には、文章の素人をプロに変えるためのメソッドが書かれています。
ブログ初心者だけでなく、上級者が読んでも「なるほど!」と感じるコツがたくさん書かれているので、あなたもぜひ一度読んでみてください。
読みやすいブログデザインを作るコツ
読みやすいブログ記事を書くためには、読みやすいブログデザインも欠かせません。
読みやすいブログデザインを作るコツは、次の5つです。
①:デザインの優れたWordPressテーマ(テンプレート)を使う
読みやすいブログデザインを作るコツの中で一番大事なのは、デザインの優れたWordPressテーマ(テンプレート)を使うことです。
ブログのデザインは、どんなWordPressテーマを使うかに依存します。
そのため、最初からデザインの優れたWordPressテーマを使うようにしてください。
最近ブロガーやアフィリエイターに人気があるWordPressテーマは以下です。
これらのWordPressテーマを使えば、初心者でもおしゃれで読みやすいブログを作れますよ。
WordPressテーマの選び方については、次の記事で詳しく解説しています。
②:文字装飾はシンプルにする
読みやすいブログデザインを作るコツの2つ目は、文字装飾をシンプルにすることです。
ブログの文字装飾は極力シンプルにしたほうが、読者の文章への理解度が上がり、記事を最後までスラスラ読んでくれるようになります。
次の記事で、ブログの文字装飾のコツを解説しているので、ぜひ読んでみてください。
③:画像を適度に入れる
読みやすいブログデザインを作るコツの3つ目は、画像を適度に入れることです。
ずっと文章ばかりが続くと、ブログの見た目が単調になり、読者が飽きて離脱してしまいます。
そうなるのを防ぐために、文章の合間に適度に画像を入れましょう。
当ブログでは、見出し(H2タグやH3タグ)の直後になるべく画像を入れるようにしています。
ブログで画像を使うときは、画像のファイルサイズが大きくならないように気をつけてください。
画像のファイルサイズを圧縮する方法は、次の記事で解説しています!
④:枠や吹き出し、表を使う
読みやすいブログデザインを作るコツの4つ目は、枠や吹き出し、表を使うことです。
ブログ記事で枠や吹き出し、表を使うメリットは、次の2つです。
- 見た目が単調になるのを防ぐ
- わかりやすさが増す
目安としては、スマホで1スクロールする間に、何かしらのデザイン的な要素(見出し・画像・枠・吹き出し・表など)を1つ入れるようにしましょう。
⑤:余白を適度に入れる
読みやすいブログデザインを作るコツの5つ目は、余白を適度に入れることです。
文章ばかりで余白のないブログ記事は、ユーザーが読んでいるうちに息が詰まってしまい、離脱されやすくなります。
そうなるのを防ぐために、文章の合間に適度に余白を入れましょう。
当ブログでは、見出しの手前にかならず1行の空白を作るようにしています。
ブロックエディターでは「スペーサー」という機能で余白を作れますよ!
読みやすいブログデザインのおすすめ参考例
最後に、読みやすいブログデザインのおすすめ参考例を紹介します。
個人ブログでおすすめなのは、サルワカさんという方のブログです。
サルワカさんは、おしゃれなワードプレステーマとして有名な『SANGO』の開発者です。
僕はサルワカさんのブログのHTMLやCSSの記事を、よく参考にさせていただいています。
CHECK!
まとめ
今回は、読みやすいブログ記事の書き方を解説しました。
読みやすいブログ記事を作るのは、「読みやすい文章」と「読みやすいブログデザイン」です。
今回解説した16個のコツを使えば、あなたも読みやすいブログ記事を書けるようになりますよ。
関連記事も含めて、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
改めて国語の勉強をさせていただきました!
良い例と悪い例が分かりやすかったです。
子供の日記や感想文などを見るときがあれば、これを参考に教えたいと思いました。
自分の記事もしっかり見直します。
aiaiさん、こんにちは!
先日はコメントをいただきありがとうございました。
例文がわかりやすかったそうで嬉しいです。
引き続き、ブログ執筆を頑張ってくださいね!