時間や労力をかけずにブログの更新頻度を増やしたい、楽してブログで稼ぎたい―そんな誘惑に駆られ、AIを使った記事自動生成に手を出すブロガーが増えています。
しかし、その方法には高いリスクが潜んでいることをご存知でしょうか?
この記事では、以下の4つを解説します。
- ChatGPTによるブログ自動化とは?
- AI記事量産で稼ぐのは今すぐやめるべき理由
- ChatGPTでブログ記事を自動生成するリスク
- ブロガーはどのようにChatGPTを使うべきか?
ChatGPTによるブログ自動化を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
詳しい目次
ChatGPTによるブログ自動化とは?
ChatGPTは、AIによって自然な文章を生成することができるツールです。
ブログ運営では、記事執筆にかける時間と労力が常に課題となりますが、その解決策の一つとしてChatGPTが注目されています。
現在、ChatGPTを搭載したブログ記事執筆サービスが多数リリースされています。
たとえば、キーワードを入力すると半自動で記事を生成するものや、WordPressへの投稿まで完全自動でできるものがあります。
さらに、ChatGPTによるブログ自動化のノウハウや教材も市場に出回っています。
たとえば、ChatGPTのAPIとPythonを使ってWordPressに記事を大量に自動投稿する方法などが出回っており、それを実践するブロガーが増えています。
しかし、この自動化の波により、明らかにAIが書いたと思われる低品質でスパム的なブログ記事が増殖しており、一部で社会問題となっています。
AI記事量産で稼ぐのは今すぐやめるべき理由
検索エンジンは、コンテンツ量が多いサイトを高く評価します。
そのため、AIによる完全自動での記事量産は、ブログ収益化を目指す人にとって、一見魅力的に映るかもしれません。
しかし、その手法で稼ぐことは今すぐやめるべきです。
なぜなら、2024年3月にGoogleのスパムアップデートが行われ、規制が強化されたからです。
Googleの公式ブログによると、新しいスパムポリシーでは「大量生成されたコンテンツの不正使用」が明記されており、これはAIを使った記事量産への対策を主な目的としています。
Googleは、このアップデートによって、検索結果に含まれる低品質でオリジナリティがないコンテンツが合計40%削減されると予想しています。
実際に2024年3月のスパムアップデートでは、多くのサイトのインデックスが一斉に削除され、SNS上で話題になりました。
Googleからペナルティを受けたブログを復活させるのは非常に困難です。
AIによる完全自動での記事量産は絶対にやめましょう!
ChatGPTでブログ記事を自動生成するリスク
ChatGPTでブログ記事を自動生成するリスクは、Googleからペナルティを受ける可能性があることだけではありません。
たとえば、以下のようなリスクがあります。
- 著作権の侵害:
ChatGPTはインターネット上の情報を学習しているため、生成する文章は他者の著作権を侵害している可能性があります。 - 情報の正確性の低下:
ChatGPTが生成する文章は、情報の正確性が保証されません。そのため、人間がファクトチェックを行う必要があります。 - 情報の最新性の低下:
ChatGPTは事前学習モデルのため、最新の情報を反映できません。GPT-4では2023年4月までのデータを学習しています。 - オリジナリティの喪失:
ChatGPTはインターネット上の情報を学習して文章を生成するため、独自の意見を述べることができません。 - 読者の信頼喪失:
ChatGPTが生成する文章は、正確性や最新性に疑問があります。そのため、そのまま使用すると読者の信頼を失う可能性があります。
検索エンジンは、情報の信頼性や最新性、独創性を重視しています。
そのため、ChatGPTで生成される文章をブログでそのまま使用すると、検索エンジンの評価にも悪影響を与えます。
このことからも、ChatGPTによるブログ自動化がハイリスクだと言えるでしょう。
このリスクを軽減するためには、人間がファクトチェックを行い、生成された文章を修正することが重要です。
ChatGPTによるブログの完全自動化は諦めましょう^^;
ブロガーはどのようにChatGPTを使うべきか?
ブロガーはどのようにChatGPTを使うべきなのでしょうか?
おすすめなのは、ChatGPTを補助的なツールとして使うことです。
ブロガーが主体となって記事を作成し、ChatGPTは文章のチェックや新たなアイデアを出す「サポート役」になってもらうのです。
たとえば、以下のような場面でChatGPTは役立ちます。
- 記事のアイデア出し
- キーワードの検索意図の分析
- 記事構成の作成
- 記事本文の執筆
- 文章校正
- 記事タイトルの作成
- メタディスクリプションの作成
- パーマリンクの作成
実際に、僕はこれらの場面でChatGPTをアシスタントとして活用しています。
その結果、ChatGPTを使う前よりも執筆速度が倍くらい早くなりました。
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ChatGPTを補助的なツールとして使う方法について、もっと具体的に知りたくありませんか?
そんな方のために、「ChatGPTセミナー」という100分のセミナー映像を、期間限定でプレゼントします!
このセミナーは、僕が運営するブロガーさん向けのオンラインサロン『ずーみースクール』で、2023年9月末に開催したものです。
セミナーでは、ブロガーがChatGPTをどのように活用すべきかを具体的にお伝えし、また今後のAIライティングツールとの付き合い方についても解説しています。
セミナーの演目は以下の通りです。
- 第0章:ChatGPTとは?(12分)
- 第1章:ChatGPTの基本的な使い方(26分)
- 第2章:ChatGPTを使ったブログ記事の書き方(33分)
- 第3章:AIライティングの将来の展望(28分)
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まとめ
今回は、ChatGPTを使ったブログ記事の自動生成に伴うリスクについて解説しました。
AIを活用して記事を自動生成することは、一見魅力的ですが、それには高いリスクが伴います。
Googleの規制が強化された現在、その実践は慎重に検討すべきです。
また、自動化に関するノウハウを解説した教材も世に出回っていますが、そのノウハウで稼げたとしても一時的なものだと理解しましょう。
ブログ運営者はChatGPTをサポート役として、読者の役に立つ価値あるコンテンツを作ることが重要です。
くれぐれもChatGPTでスパム的なコンテンツを量産しないように気をつけてくださいね。
この記事が、ChatGPTによるブログ自動化を検討している方のご参考になれば幸いです!