「ChatGPTでアフィリエイトができるって聞いたけど、本当に稼げるの？」
「AIでブログを書けば、自動的に収益化できたりするのかな…？」
そんなふうに思ったこと、ありませんか？
たしかに、ChatGPTを使えば記事作成の効率は劇的に上がりますし、ライバルよりも早く・深くリサーチを進めることもできます。
でも──残念ながら、「AIを使えば誰でも簡単に稼げる」というのは幻想です。
実際に成果を出している人は、「アフィリエイトの土台」をしっかり理解したうえで、ChatGPTを“戦略的に”活用しています。
AIは魔法のツールではなく、「質問力」と「設計力」を持った人にだけ、強力な武器になってくれるのです。
この記事では、ブログ歴8年の筆者が実践している「ChatGPTで売れるブログを作る戦略」を、Deep Researchを活用した競合リサーチや、AIによるデータ分析を使った具体的な改善事例とともに、初心者にもわかりやすく解説します。
読み終えるころには、「ただAIを使う」のではなく、「どう使えば収益につながるのか？」が明確にイメージできるはずですよ。
「本当に稼げるようになりたい！」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
詳しい目次
ChatGPTアフィリエイトは稼げるの？【結論：YES。ただし…】
「AIを使ってアフィリエイトに挑戦したい」
そんな人が増えてきた今、気になるのは、「本当に稼げるのか？」という現実的な疑問ですよね。
結論から言えば、ChatGPTを使ったアフィリエイトでも、ちゃんと稼げます。
実際、アフィリエイトマーケティング協会の調査（2024年）によると、月5万円以上を稼いでいる人は24.5%、月10万円以上は20.9%。
副業〜本業クラスの収入を得ている人は、今でも一定数存在しています。
ただし、同じ調査では月1万円未満が64.9%という現実も。
「AIを導入したのに成果が出ない…」という人も少なくありません。
では、稼げている人と、稼げていない人の間にある“違い”とは何なのでしょうか？
ChatGPTを使いこなすには、“売れるブログの型”が必要です
AI時代のアフィリエイトで稼げる人と、稼げない人の違い。
──その答えは、「売れるブログの型」を知っているかどうかにあります。
実は、アフィリエイトで成果を出している人たちは、“どんな読者に、何を、どう届けるか”という「型＝戦略」をもとに動いています。
たとえば、次の3つは、アフィリエイトで成果を上げる人が必ず意識している要素です。
- 商品選定：誰に、どんな商品を売るのか（単価／市場性／競合）
- 訴求設計：読者の悩みや心理にどうアプローチするか（切り口・順序）
- 導線設計：アクセスをどこに集め、どの記事で商品を紹介するか
ポイントは、このような「型」を知っているかどうかで、ChatGPTへのプロンプト（指示文）の質も大きく変わることです。
たとえば──
❌ 型がない人のプロンプト
「おすすめの副業を紹介する記事を書いて」
⭕️ 型がある人のプロンプト
「30代主婦向けに、初期費用がかからずスキマ時間で始められる副業を3つ紹介するブログ記事を書きたいです。主婦ならではの不安を解消しつつ、最後にアフィリエイトサービスへの登録を促す構成を考えてください。」
ここまで質問の「解像度」が違うと、同じChatGPTでも、出てくる答えの中身はまったく別物になります。
しかも、記事を作るときは1回のプロンプトだけで終わりません。
構成・見出し・本文・リライトなど、何度もChatGPTと対話を重ねながら作っていきます。
そのたびにプロンプトの精度が少しずつズレていると、最終的な記事の質や収益性にも大きな差が出てしまうのです。
つまり、AIを「ただ使う」だけでは成果にはつながりません。
戦略のある人がAIを使うからこそ、収益化に近づけるのです。
AIを活かすには、まず「売れるブログの型」を知ることが近道です。
「何から学べばいいのかわからない…」という方は、僕が無料公開しているセミナーから始めてみてください！
また、アフィリエイトの仕組みやブログの始め方を、基礎から体系的に学びたい方は、以下の解説記事もあわせてどうぞ。
ChatGPTで収益化を加速する“3つの使い道”とは？
ここまでお話ししてきたように、アフィリエイトで成果を出すには「売れるブログの型＝戦略」が欠かせません。
では、その型をChatGPTでどう活かしていくのか？
ここからは、ブログ収益化に直結しやすい3つの使い道をご紹介します。
これらはすべて「AIに丸投げする」のではなく、あなた自身の戦略を補強するパートナーとして使うイメージです。
ChatGPTの強みは、指示の出し方次第で、まるで“コンサルタント”のように提案をしてくれること。
それでは、それぞれの活用法を具体例とともに解説していきます。
① Deep Researchで競合分析＆商品戦略を立てる
アフィリエイトで成果を出している人たちは、記事を書く前に必ず「競合リサーチ」や「市場調査」を入念に行っています。
たとえば──
- 同じジャンルのライバルは、どんな商品を扱っているのか？
- どんな切り口で訴求しているか？
- 記事の構成はどうなっていて、どこでマネタイズしているのか？
- キーワードの検索意図や読者層は？
こういった情報を自分で集めて分析し、「自分が勝てるポジション」を見つけていく。
それが、今までの“稼いでいるブロガー”が当然のようにやっていた努力です。
とはいえ、これを全部自力でやるのは本当に大変で、人によっては半日〜1日がかりの作業になることも珍しくありません。
その作業を、たった10分ほどに短縮してくれるのが、ChatGPTの「Deep Research」機能です。
この機能を使えば、AIがインターネット上の情報を深く探索し、詳細なレポートや分析を自動生成してくれます。
たとえば、こんなプロンプトを投げてみてください。
“副業 主婦 ブログ”というキーワードで検索上位20記事を分析してください。
それぞれの記事のタイトル・構成・収益化方法・強み・弱みを一覧化し、私が勝てる切り口を提案してください。
キーワードの検索意図や想定読者も教えてください。
このように指示を出すだけで、ChatGPTが競合記事の傾向を整理し、検索意図や読者像、差別化のヒントまで含めた“リサーチレポート”を数分で返してくれます。
たとえば、
- 多くの上位記事は一般論しか書いていないから、体験談を入れれば差別化できそう
- 主婦の不安に寄り添った感情訴求が弱い
- マネタイズ方法がアドセンスに偏っていて、商品訴求に伸びしろがある
…といった分析をもとに、あなたが狙うべき切り口が明確になるのです。
ただし、Deep Researchは“魔法の箱”ではありません。
曖昧な質問をすれば、返ってくる答えも曖昧になります。
重要なのは、「どんな調査をさせたいのか？」というあなたの意図が明確＆具体的であること。
AIを調査の右腕として使いこなすためにも、自分自身の戦略＝型を持ったうえで、正しく問いを立てていきましょう。
② 訴求設計やCTA案を相談しながら記事精度を高める
成果を出しているアフィリエイターは、商品を紹介するときに“ただ説明する”だけで終わりません。
- 読者はどんな不安や願望を抱えてこの記事にたどり着いたのか？
- どんな切り口なら「これ欲しいかも」と思ってもらえるか？
- どの言い回しなら、商品リンクをクリックしてもらえるか？
こうした「訴求設計」や「CTA（行動喚起）」を、読者像に合わせて何パターンも試行錯誤し、最も刺さる表現を見つけています。
とはいえ、読者心理を読み解き、複数パターンのコピーを考えるのは、プロでも骨の折れる作業です。
そこで頼れるのが、ChatGPTです。
ChatGPTに的確な指示を出せば、読者の感情に響く“刺さる訴求”を一瞬で複数パターン提案してくれます。
たとえば、こんなプロンプトを試してみてください。
“子育て中の主婦でも月3万円稼げる在宅副業”を紹介する記事の最後に使う、読者の背中を押すクロージング文を3パターン考えてください。
共感→安心→行動の流れで、自然にアフィリエイトリンク（無料登録）へ誘導できるようにしてください。
するとChatGPTは、次のような提案を返してくれます。
- 「“やってみたい”と思ったその気持ちを、大切にしてください。あなたの一歩が、未来を変えていきます。」
（共感・背中を押す感情訴求型） - 「無料登録は1分。まずは仕組みをのぞいてから、続けるかどうかを決めても遅くありません。」
（ハードルを下げる・気軽さ訴求型） - 「実際にこの方法で、1000人以上の子育て中の主婦が“在宅で月3万円”を達成しています。まずは無料でその第一歩を踏み出してみてください。」
（実績・信頼性訴求型）
あとはあなたのブログに合ったものを選ぶだけ。
ゼロから自分で考え込まなくても、質の高い選択肢がすぐに手に入ります。
記事全体の“説得力”や“収益化率”を、無理なく底上げできるのです。
訴求やCTAに迷ったときは、ChatGPTをコピーライティングの相棒にしてみてください。
1人では思いつかない、意外な切り口や表現が見つかりますよ！
※ChatGPTを使った具体的な記事の書き方はこちら👇
③ GSC（検索データ）を元に改善サイクルをAIと回す
アフィリエイトで成果を出すには、「記事を書いて終わり」ではなく、公開後の“改善”が欠かせません。
実際、多くの上級者は、Googleサーチコンソール（GSC）のデータを日常的にチェックし、以下のような改善を行っています。
- 検索で表示されているのにクリックされない
→ タイトルやメタディスクリプションを改善 - 表示回数が多いキーワードが本文に十分書かれていない
→ 見出しや本文を追記 - 想定外のキーワードでアクセスが来ている
→ 新しい記事として切り出す or 記事構成を修正
こうした改善作業は、記事の集客力を高めるうえで非常に重要ですが、初心者にとってはどこから手をつけるべきか難しく感じることも多いでしょう。
そんなときこそ、ChatGPTの出番です。
GSCで取得したデータをもとに、改善ポイントをAIに相談できるんです。
たとえば、こんなプロンプトを使ってみましょう。
添付したCSVファイルは、Googleサーチコンソールからエクスポートしたクエリデータです。
この記事に対する改善点（クリック率が低い箇所への対策・本文の追記案・別記事として切り出す案など）を、優先順位付きで提案してください。
以下はこの記事のタイトルと見出し構成、本文です。
〈ここにタイトル・見出し構成・本文を貼る〉
▼CSVファイルの中身（一部抜粋）
| クエリ | 表示回数 | クリック数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| 副業 主婦 在宅 | 1200 | 14 | 1.2% | 5.2 |
| 主婦 副業 ブログ | 900 | 7 | 0.8% | 6.0 |
| 子育て中 在宅ワーク | 600 | 9 | 1.5% | 4.8 |
| 在宅ワーク 始め方 主婦 | 500 | 6 | 1.2% | 7.1 |
するとChatGPTは、たとえば以下のような分析と提案を出してくれます。
- 「副業 主婦 在宅」は表示回数が多いのにCTRが低いです。
→ タイトルやメタディスクリプションに「主婦向け」「在宅でできる」を明確に打ち出すとクリック率が改善できます。 - 「子育て中 在宅ワーク」はCTRが比較的良好ですが、本文内で具体的に触れていません。
→ 本文に「子育て中でも安心して始められる在宅副業」というセクションを追記しましょう。 - 「主婦 副業 ブログ」は独立記事として「主婦がブログ副業で月3万円を稼ぐ方法」など別記事で深掘りすると、流入アップにつながります。
このように、データから改善点を自動で発見し、具体的な修正案まで出してくれるのがChatGPTの強み。
さらに、改善用のタイトル案や本文の追記文案までその場で作成してくれるので、リライト作業にかかる手間や負担を大幅に軽減できます。
GSCをチェックするだけで終わっていた人も、ChatGPTと組み合わせれば“成果につながる改善”までスムーズに進められますよ！
ありがちだけど危険！AI任せで失敗する人の3パターン
ここまでお読みいただいて、
「ChatGPTを使えば、アフィリエイトが加速できる！」
と感じた方も多いと思います。
その通りなのですが──これはあくまで「正しく使った場合」の話。
実際には、間違った使い方をすると、せっかくのAIが“遠回りの原因”になってしまうことも少なくありません。
そこで最後に、ChatGPTを使ったアフィリエイトで失敗しやすい3つのパターンをご紹介します。
心当たりがある方は、ここでしっかり修正しておきましょう。
パターン①：浅い質問で終わる（戦略のないプロンプト）
ChatGPTはあなたの質問に「答える」ツールです。
しかし──そもそも“戦略のない質問”を投げれば、返ってくるのは当然“表面的な答え”だけです。
- 「おすすめの副業を教えて」
- 「主婦向けに副業の記事を書いて」
- 「売れそうな商品を紹介して」
こうした“浅いプロンプト”では、誰にでも書ける一般論しか出力されません。
ライバルと差別化された記事や、読者を成約に導く説得力のある文章にはなりにくいのです。
重要なのは、「誰に、何を、どう売るか？」という戦略（＝型）を明確にしたうえで、具体性のある質問を投げること。
あなたが投げる質問の精度が、そのままAIのアウトプットの質に直結します。
パターン②：一発出力で満足してしまう（対話をしない）
ChatGPTは決して“一発で完璧な回答を出す”ツールではありません。
- 出力内容にツッコミを入れる
- 別の角度から質問して掘り下げる
- 複数パターンを比較・検討する
こうした“対話の積み重ね”こそが、ChatGPTの真価を引き出す秘訣です。
一度の出力だけで満足してしまうと、読者の心に響く記事を書くことは難しくなります。
※ChatGPTとの対話のコツはこちら👇
パターン③：コピペして公開する（事実チェック・編集を怠る）
ChatGPTが生成した文章は、あくまで「素材」として捉えてください。
そのままコピペすると──
- 事実誤認（ハルシネーション）が混じっていても気づけない
- 他者と差別化できず、ブログの個性（オリジナリティ）が出ない
- Googleの評価基準（EEAT）を満たせず、検索順位が伸びない
など、様々なリスクを伴います。
AIから提案された文章は、必ず「自分の視点」を加えて編集し、専門的な内容には「出典確認」や「体験談の追加」などを行うことが重要です。
ChatGPTは、あなたの「問いの力」「編集力」「判断力」があってこそ、本当に“武器”になります。
正しく使えば、アフィリエイトの最強パートナーになってくれますよ！
※AI活用のリスクについてはこちら👇
最後に：AIを“収益化の武器”にするために
ChatGPTは、間違いなく強力なツールです。
でも、ただ使うだけで簡単に稼げるほど、アフィリエイトは甘くありません。
本当に成果を出すためには、
- 「誰に」「何を」「どう売るか」の戦略を持つこと
- その戦略をAIに“正しく伝える力”を鍛えること
- 提案された文章を自分の頭で判断し、適切に編集すること
という、「使う側の力」が欠かせません。
つまり、ChatGPTは単なるライティングツールではなく、
あなたの思考を加速させ、収益化を支える“頼れる右腕”となってくれる存在です。
この記事が、
「なんとなくAIを使う」から「目的を持ってAIを使いこなす」へと変わる、
そんな一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです。
以下の記事では、アフィリエイトで成果を出すための【3フェーズ型ロードマップ】を解説しています。
ChatGPTなどのAIを活用しながら、収益化までの全体像をしっかり押さえたい方は、ぜひチェックしてみてください！
ずーみー