100万円の起業セミナーを買って親に大反対された話

競争マインド

(※この記事は2017年10月15日に更新されました) 

100万円の起業セミナーを買ったら親に大反対された

ちょうど今から1年前くらいの話だ。

当時、僕は電子書籍を使ったマーケティングがうまくいきはじめたところだった。

事業を加速させるためにはまだまだ知識が足りないと感じた僕は、経営コンサルタントの加藤将太さんがリリースした講座に入ることを決意した。

値段は100万円。

当然、気安くポンと払える金額ではない。

だが、僕は、この投資には失敗しない自信があった。

その半年以上前から加藤さんの別の教材で学んでいたので、ここで知識に100万円投資すれば、その先に何百万・何千万以上のリターンがあることがわかっていたのだ。

しっかり者の妻を説得するのには1カ月ほどかかった。

僕と妻は、子供を寝かしつけたあとに毎晩話し合った。

手書きのプレゼン資料を20枚以上作成した僕は、なぜ100万円の講座を買う必要があるのかを何度も何度もくりかえし説明した。その熱意が伝わり、最終的に妻は白旗をあげた。

厄介だったのは、僕の両親だ。うっかり、僕は100万円の起業セミナーを買ったことを両親に話してしまった。すると、呆れた父はこう言った。

「詐欺じゃないか?本当に儲かる方法だったら、人に教えるはずがないだろう」

母もまったく同意見だった。

両親は僕に、講座を解約して100万円を取り返すように迫ってきた。30過ぎの息子が決断したことをここまでけちょんけちょんに否定されるとは思わなかった。

両親の提案を僕は丁重にお断りした。そして、それ以降、彼らの前では起業セミナーの話はしないことに決めた。

 

競争マインドvs創造マインド

この件で僕が一番ひっかかったのは、父の「本当に儲かる方法だったら、人に教えるはずがないだろう」という言葉だ。

これは典型的な「競争マインド」と呼ばれるものだ。

競争マインドに支配されている人には、世界はひとつの「パイ」に見えている。世界中の人々はひとつのパイを奪い合い、競争に勝った者だけがそれを独占することができる。

一方、敗者は何も得ることができない。彼らは、何も努力をしなかった対価として、低賃金や低学歴を「自己責任」で受け入れなくてはならない。

そういう世界では、勝者が敗者に手をさしのべるのはルール違反だ。なぜなら、敗者は努力を怠った「罰」を受けなければならないからである。

だから、「儲かる方法を人に教える」という起業セミナーは、競争マインドを持った父にとって、意味不明で詐欺的なものに見えたのだ。

だが、起業家とは本来「創造マインド」を持った人たちのことである。

創造マインドを持った人たちには、「パイ」は無限に増殖していくものに見える。彼らにとって、価値は奪い合うものではなく、作り出すものだ。作ればいいのだから、価値は永遠になくならない。

そんな創造マインドを持っていたから、ビル・ゲイツはパソコンを作り、スティーブ・ジョブズはiPhoneを作り、セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジはグーグル検索を作った。そこからどれほどの価値が生まれ、今も増殖しているかは、あなたもご存知のとおりだ。

価値は作り出していくものだと信じる人にとって、価値は無限に増殖していく。
価値は奪い合うものだと信じる人にとって、価値は奪い合うことによってしか手に入らない。

僕は、競争マインドと創造マインドだったら、迷うことなく「創造マインド」を支持する。

価値は奪い合うものではなく、作り出すものだ。そういう信念で、これまで映像を作ってきたし、このブログを書いてきた。

ところが、残念なことに、日本人の大半は「競争マインド」に冒されている。

なぜそうなったかというと、子供のころから成績でくらべられ、大人になると就職先や年収や結婚相手でくらべられてきたからだ。

僕の父は、大企業で何十年も働いてきたバリバリのサラリーマンだ。激しい出世争いもあったのだろう。だから、「競争マインド」に冒されてしまったのは、仕方のないことだったのかもしれない。

だが、価値は奪い合うものではない。作り出すものだ。

僕はもっともっとビジネスの実力をつけて、いつか父にそのことを証明したい。

 

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