「社長は働いてはいけない」
そう聞くと、あなたはどう思うでしょうか?
そんなバカな、と思うかもしれませんね。
でも、本当に、社長は決して働いてはいけないんです。
今回は、経営者が働いてはいけない理由や、暇な社長ほどお金持ちになる原理を解説します。
詳しい目次
暇な社長ほどお金持ちになる原理とは?
「社長は働いてはいけない」と聞いて、あなたは不思議に思うかもしれません。
なぜなら、日本では、労働は美徳とされているからです。
ところが、実際は、儲かっている会社の社長ほど暇そうにしています。
そういう社長の趣味は、読書や勉強です。
会社は部下に任せていても安心なので、大事な用がある時以外、あまり出社しません。
むしろ、出社すると社員へのプレッシャーになるため、なるべく外にいるようにしています。
たとえば、僕のビジネスの師匠である経営コンサルタントの加藤将太さんは、1日の経営時間がたった3時間なのだそうです。(それ以外の時間は読書などの勉強)
そんな加藤さんがどれくらい儲かっているかというと、1日3時間経営かつ社員2人の会社で、年商6億円を達成しています。
・・・すごいですよね(^^;
一方、儲かっていない会社の社長は、社員と一緒に額に汗して働いています。
そういう社長の口癖は、「忙しい」です。
毎日忙しく働いているのに関わらず、会社は赤字続き。
社内は長時間労働やサービス残業がはびこっています。
社長には、なぜ経営が改善しないのかがわかりません。
そして、その原因は不況のせいだと思い込んでいます。
こういう社長は、きっとあなたの周りにも、たくさんいるのではないでしょうか。
では、両者の「違いを生み出す違い」とは、いったい何なのでしょう?
その違いとは、「仕組み」を所有しているか、「仕組み」の中で働いているかの違いです。
儲かる社長になるには「仕組み」を所有しろ!
あなたがこれから儲かる社長になるためには、「仕組み」を所有しなければいけません。
仕組みとは、簡単にいうと、100円入れたら自動的に101円出てくる「箱」のことです。
儲かる社長は、「箱」の外側にいて、仕組みを上手にコントロールしています。
経営に詳しい人なら、KSFやKPI分析という言葉を聞いたことがあるでしょう。
「箱」をコントロールするというのは、事業のKSF(Key Success Factor=いちばん大切な要素のこと)を見つけ出して、改善していくことです。
儲かる社長は、仕組みをどんどん改善していき、100円入れたら200円、300円出てくる「箱」を作りあげます。
一方、多くの社長たち(特に個人事業主やフリーランス)は、「箱」の中にいます。
彼らは「全部自分がやらなきゃ」と思っているので、「箱」の中で社員レベルの労働を行います。
彼らには、根本的に、「仕組みをコントロールする」という発想がありません。
そのため、いつまでも仕組みを改善することができず、会社はずっと儲からないままです。
社長が仕組みの中にいると、新しい仕組みを作れない
社長が仕組みの中にいるデメリットは、仕組みを改善できないこと以外に、もうひとつあります。
それは、新しい仕組みを作れないことです。
儲かる社長は、暇な時間を使って勉強しています。
何のために勉強するかというと、新しい仕組みを準備するためです。
現代の起業家は、「サーファー」と同じです。
今は平均事業寿命が3〜7年と短いので、過去の大企業のように、ひとつの事業だけで何十年も生き残ることはできません。
そのため、次の図のように、事業から事業へと波乗りしていくのが、現代の起業家に求められる必須スキルです。

新しい事業に波乗りするには準備が必要なので、社長の勉強時間はとても大切です。
ですから、社長には、社員と同じ労働をしている暇なんてありません。
社長は、仕組みの外側で、社長にしかできない「仕組みづくり」や「勉強」をするべきなのです。
【ドーナツ理論】社長はドーナツの中心にいるべきだ!

さて、ここまでは、色々な書籍で語られる「よくある社長論」でした。
ここからは、ずーみーのオリジナル理論です。
「社長は仕組みの外にいるべきだ」という意見について、頭では理解できるのですが、僕は以前から違和感がありました。
だって、会社の中心人物は社長なのに、仕組みの外側にいるのはおかしいと思いませんか?
従来の社長論を図式化すると、こうなります。

このように、円の外側に社長がいるのが、従来の社長論でした。
でも、やっぱり、これではしっくりこない気がします。
そこで、僕が考案したのが、「ドーナツ理論」です。
社長はドーナツの中心にいるべきだ、というのが「ドーナツ理論」です。
「ドーナツ理論」を図式化すると、以下のようになります。

ドーナツは、仕組み(=会社)をあらわしています。
ドーナツ理論における社長のポジションは、ドーナツの中心です。
これなら、社長が仕組みの中心に居ながら、同時に仕組みの外側に居ることができます。
僕がこの着想を得たのは、次の事業のために、宗教学や言語学を勉強していたのがきっかけです。
宗教学では、ドーナツの中心のことを、「神」と呼んだり「父」と呼んだりします。
言語学では、ドーナツの中心のことを、「象徴界」と呼びます。
つまり、社長とは、会社の「神」であり「父」であり「象徴」でもあるのです。
あるべき社長像は、ドーナツの中心です。
だから、あなたも儲かる社長になるために、仕組みの外側で勉強しながらドーナツを食べよう!
なんちゃって。笑
ブログ起業とは?
ブログを使った起業(=ブログ起業)が大きな可能性を秘めていることを、あなたは知っていますか?
一般的にブログは、日記を書いたり副業でお小遣い稼ぎをしたりする程度のものというイメージがありますが、そのイメージは間違っています。
たとえば、ブログ起業には以下のメリットがあります。
- 低コストでスタートできる
- 大きな収益を得ることができる
- 専門知識や経験を活かしたビジネスができる
- 柔軟な働き方を実現できる
次の記事でブログ起業の方法を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!
儲かっている社長ほど暇そうにしている。
今の事業の平均寿命は3〜7年で、昔みたいに大企業が何十年も生き残っていける時代ではないので、サーファーみたいに次から次へと他の事業に乗り移っていく必要がある。
そのためには新たに参入しようとしている分野の勉強をする必要がある。
社長の仕事は、仕組みを改善してブラッシュアップしていくことと、新たな仕組みを作ることと、勉強すること。
社長が仕組みの中で働いているとこれらの事に手が付けられないのでいつまで経っても収入が上がらない。
100円儲かる仕組みを改善して101円にしたり200円にしたり300円にする。
ドーナツ理論
社長は会社の中心、例えると神、父、象徴。
その周りのドーナツの身の部分に会社の仕組みがあるイメージ。
社長は仕組みの外から仕組みをコントロールする。
ドーナツ理論面白かったです!
新しい事業にどんどん乗っていくための勉強をするために、100円入れたら101円出てくる仕組みを作ります!勉強します!KSF管理します!
有難うございました!
ドーナツ理論!とっても納得できました。中にいるんだか外にいるんだかよくわからない社長って、ミステリアスでなんか素敵です。
015さん、こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。
納得していただき良かったです^^
ずーみーさん、こんにちは!
ドーナツ理論、納得でした。
過去に雇われてた会社の社長たちは皆、お金を会社にもたらすために必死に従業員よりも長い時間を労働していました。社長たちの口癖は「忙しい」です。まさに、ずーみーさんの言っていることと同じだなと思いました。営業先で会う他社の社長たちは忙しそうにしているのを見たことがありませんでした。よく仕事の話を食いつくように聞いていましたがまだ未熟な私は理解できずでしたがこのブログを読んで、あの方々が言っていた意味が今では分かります。
システム化をもっと理解していきたいと思います。
金田愛さん、こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。
目指すなら暇な社長を目指したいですよね。
ブログ起業なら個人でもシステム化したビジネスが可能です。
引き続き学習を頑張ってください!
私は「仕組み化」を、お釈迦様の掌の上の孫悟空みたいにイメージしていたのですが、ずーみーさんのドーナツ理論の方が美しいと思いました。美しい仕組みをつくりたいので勉強します。
律さん、こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。
ご参考になったようで嬉しいです^^
引き続き学習を頑張ってください!
ずーみーさん。今晩は。
私は、社長は先頭を切って働くもの(小さな個人企業)、と思っていました。大会社の場合、経営というか、数字を追いかける仕事をするもの、と思っていました。でも、違ったんですね。
ドーナツ理論など、ずーみーさんに新しい概念を教えられます。
ずーみーさん、こんにちは。
仕組みをマスターの回、拝見しました。
儲かる社長になるには仕組みを所有し、仕組みの外側にいろ!短くポイントをまとめてくださり、ありがとうございます。
しかもずーみーさん理論のドーナツの中心、非常にわかりやすく納得しました。
まるで人間の体内の胃腸のようだな~と感じました。
次回も楽しみにしています。
いつもありがとうございます!
まず私は、「労働は美徳」という考え方を払拭しなければなりません(^^;
なんとなく、あくせく働かないと、「お金は稼げない」と脳内にインプットされています。
この思い込みは、おそらく、父の影響だと思います。
中小企業の副会長をしていますが、好んで自分も現場に出ていく人です。
今はそれはそれで、楽しそうだし、間違っていないとは思いますが、
私が子供の頃は、本当に過労死するのではないかと思うくらい働いていて、
父の体の心配をすると同時に、
父が不在のことを寂しく思っていた記憶があります。
ただ、そのおかげで、比較的裕福な生活ができていたのは確かなので、
「会社を大きくするには、一生懸命働かなくてはいけない」
と思い込んでいたのかもしれません。
しかし、時代は変わり、働き方も変わってきているので、
それだけが全てではないと気づかされました。
加藤さんのセミナーと、ずーみーさんが配信してくださる情報により、
少しずつ、今まで凝り固まっていた、ビジネスに対しての様々な思い込みが、
どんどん無くなってきています!!
思い込みがなくなるにつれ、どんどん肩が軽くなるというか、
「私でもできるんじゃないかな!!」という気が強くなっていきます。
本当にありがとうございます!!
ずーみーさん、こんにちは!
ドーナツ理論は素晴らしいですね。
僕は、斎藤一人さんが、なぜ滅多に出社しないのか不思議でしたが、
加藤さんの話で、納得しました。
ずーみーさん独自のドーナツ理論で、益々腑に落ちました。
ありがとうございます。
ずーみーさんへ
【儲かる社長になるには、】をよみました、
ありがとうございます。
社長としての視点で行動をしなければなりませんね。