SEOに強いブログ記事はどうすれば書けるの?
今回は、そんな疑問にお答えします!
ブログで稼ぎたい人が必ず乗り越えないといけないのは、SEO集客の壁です。
でも、ブログ初心者には「SEO」って取っ付きにくくて難しいですよね?
そこでこの記事では、ブログ初心者にもわかりやすくSEOに強いブログ記事の書き方を9ステップで解説します。
あなたがこの記事を読めば、SEO集客で月間1万PV以上のブログを作れるようになりますよ。
なお、記事の内容をわかりやすく解説した動画版もあるので、ぜひあわせて参考にしてください!
▼当記事の動画版▼
詳しい目次
SEOライティングでは見出しの構成が最重要!
数年前にくらべて、今は個人ブログがSEOを攻略するのはかなり難しくなりました。
SEOライティングを学ばない人は、SEO集客で失敗する可能性が高いので気をつけてください。
では、SEOライティングで最も重要なものは何か?
その答えは、記事タイトルを含めた「見出しの構成」です。
記事タイトル(H1)や見出し(H2〜H6)の中に、どれだけ上手くキーワードを配置できるかどうかが、SEOライティングの鍵なので覚えておいてください。
これからSEOに強いブログ記事の書き方を解説していきますが、半分以上は見出しの構成方法の話です!
SEOに強いブログ記事の書き方9ステップ
ここからは、SEOに強いブログ記事の書き方を9ステップで解説していきます!
STEP1:メインキーワードを決める
はじめに、記事でSEO対策を行うメインキーワードを決めます。
キーワードを選ぶコツは、次の2つです。
- コツ①:月間検索ボリュームをチェックする
- コツ②:競合が強すぎないかチェックする
ブログ初心者は、月間検索ボリューム0〜100の超スモールワードを狙うのがおすすめです。
なぜなら、そういうキーワードは競合が少ないからです。
また、候補のキーワードで実際にGoogle検索して、競合が強すぎないか確認することも忘れてはいけません。
次の記事で、無料ツールを使ったキーワード選定のやり方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
STEP2:関連キーワードをリサーチする
メインキーワードを決めたら、関連キーワードをリサーチします。
なぜ関連キーワードをリサーチするかというと、読者の検索意図を満たす記事を書くためです。
検索エンジンで上位表示される記事は、読者の検索意図を必ず満たしています。
関連キーワードを調べると、ユーザーがどういう意図でそのキーワードを検索したかが立体的に見えてくるので、あなたも必ず行なってください。
関連キーワードを調べる時は、Google検索のサジェストワードを見るのが基本です。
以下は、「ブログ記事 書き方」で検索した時のサジェストワードの例です。
さらに、次の無料ツールを使うと、関連キーワードについての詳しい情報を得られて便利です。
- ラッコキーワード:関連キーワードや見出し、共起語を調べる
- Ubersuggest:関連キーワードの重要度や難易度を調べる
- GetKeyword:関連キーワードや再検索キーワード、よくある質問を調べる
STEP3:読者の検索意図を考える
関連キーワードを調べたら、読者の検索意図を考えます。
その際に大事なのは、「顕在的な検索意図」だけでなく「潜在的な検索意図」について考察することです。
潜在的な検索意図とは、読者が自分でも意識していない検索意図のことです。
読者の満足度が高くなるのは、顕在的な検索意図だけでなく潜在的な検索意図も満たしている記事なので、よく覚えておいてください。
たとえば、「ブログ記事 書き方」というキーワードの顕在的な検索意図は、「ブログ記事の書き方を知りたい」です。
では、「ブログ記事 書き方」の潜在的な検索意図は何でしょうか?
その答えは、「副業のブログでお金を稼ぎたい」かもしれませんし、「ブロガーとして有名になりたい」かもしれません。
何が正解かは、関連キーワードをたくさん調べれば、だんだん見えてきます。
STEP4:記事のテーマを決める
読者の検索意図を考えたら、記事のテーマを決めます。
記事のテーマは、顕在的な検索意図と潜在的な検索意図を両方満たせるものを考えましょう。
以下は、「ブログ記事 書き方」というキーワードで記事のテーマを考えた例です。
- キーワード:ブログ記事 書き方
- 顕在的な検索意図:ブログ記事の書き方を知りたい
- 潜在的な検索意図:副業のブログでお金を稼ぎたい
- 記事のテーマ:副業のブログでお金を稼ぎたい初心者向けに、ブログ記事の書き方をわかりやすく解説する
STEP5:そのテーマについて、思いつくことを全て箇条書きにする
記事のテーマを決めたら、そのテーマについて思いつくことを全て箇条書きにします。
この工程は、今までは基本的に自分の頭で考えるしかなかったので、自分の知らないことは書けないという弱点がありました。
でも今は、「ChatGPT」を活用することで、自分の知らないトピックについてもカバーできるようになりました。
たとえば、ChatGPTに次のように質問することで、記事のテーマに関するトピックを洗い出すことができます。
「副業のブログでお金を稼ぎたい初心者向けに、ブログ記事の書き方をわかりやすく解説する」というテーマでブログ記事を書きたいです。
このブログ記事に書くべき主要なトピックを、箇条書きで教えてください。
ChatGPTを使ったブログ記事の書き方については、次の記事を参考にしてください!
STEP6:結論・理由・具体例に分ける
記事のテーマについて思いつくことを全て箇条書きにしたら、結論・理由・具体例に分けます。
なぜ「結論」「理由」「具体例」に分けるかというと、PREP法で記事を構成するためです。
PREP法とは、論理的な文章構成を作るための「型」です。
論理的な文章の書き方の記事の中でPREP法を詳しく解説したので、知らない人はぜひ参考にしてください。
STEP7:キーワードを使った見出しの構成を考える
次に、キーワードを使った見出しの構成を考えます。
記事タイトル(H1)や見出し(H2〜H6)の中に、STEP1とSTEP2でリサーチしたSEOキーワードを配置しましょう。
SEO的に良い見出しの構成を作るコツは、次の5つです。
コツ①:見出しのなるべく左側にキーワードを入れる
キーワードは、見出しのなるべく左側(前半)に入れましょう。
なぜなら、Googleの検索エンジンは、見出しの前半に配置された要素の方が重要度が高いと判断していると言われているからです。
コツ②:見出しは入れ子構造になるようにする
見出しは、内容に応じて「入れ子構造」になるようにしましょう。
見出しにはH2・H3・H4・H5・H6という5つのタグがあり、重要度の高さはH2>H3>H4>H5>H6の順番になっています。
入れ子構造の見出しとは、たとえば次のようなものです。
H2:ブログ記事の構成が重要な理由
H3:理由①
H3:理由②
H3:理由③
H2:ブログ記事の構成の作り方
H3:手順①
H3:手順②
H3:手順③
H3の内容がH2に含まれる構造になっているのが、お分かりでしょうか?
しかし、ブログ初心者の多くは見出しの入れ子構造を理解していないので、全ての見出しをH2で立てたりします。
そういう記事は、SEO的な評価が高くなりません。
なぜなら、Googleの検索エンジンが見出しの重要度を正しく認識できないからです。
SEO的に良い記事を書きたい人は、ぜひ見出しの入れ子構造をマスターしてくださいね。
コツ③:顕在的な検索意図は記事の前半で満たす
顕在的な検索意図は記事の前半で、潜在的な検索意図は記事の後半で満たすようにしましょう。
その理由は、読者の離脱を防ぐためです。
記事の前半に読者の求めているものを配置した方が、離脱率は低くなります。
離脱率の低い記事の方がSEO評価は高くなりやすいので、「見せる順番」を意識して見出しを構成してください。
コツ④:ライバル記事の見出しの構成を参考にする
検索順位が高いライバル記事の、見出しの構成を参考にするのも大事です。
検索上位の複数の記事が入れている要素で、自分の記事で入れていない要素があれば、なるべく入れるようにしましょう。
ライバル記事の見出し構成を調べる時は、無料ツールのラッコキーワードを使うのが便利でおすすめです。
ラッコキーワードの「見出し抽出」を使うと、TOP20記事の見出しを一気に抜き出して表示してくれますよ。
コツ⑤:オリジナル要素を入れる
ライバル記事にはない、自分の記事だけの「オリジナル要素」を入れるのも大事です。
なぜなら、Googleはユーザーの満足度を高めるために、検索結果に多様性を持たせようとしているからです。
ライバル記事と全く同じ内容の記事を書いても、検索上位表示はできないので注意しましょう。
STEP8:文章を書く
見出しの構成が完成したら、文章を書いていきます。
SEOに強い文章を書くコツは、次の3つです。
コツ①:共起語を入れる
文章の中に、「共起語」をたくさん入れましょう。
共起語とは、あるキーワードと一緒によく使われる単語のことです。
たとえば、「ブログ記事 書き方」の共起語は、キーワード・文章・見出しなどです。
文中に共起語を含めることによって、「この記事はこのキーワードと関連性が高いですよ」というシグナルをGoogleに送ることができるので、SEO評価が高くなると言われています。
共起語は、無料ツールのラッコキーワードを使うと簡単に調べることができます。
コツ②:読みやすい文章を書く
読みやすい文章を書くことも、SEO評価を高めるうえで大切です。
なぜなら、読みにくい文章を書くとユーザーの離脱率が高まり、SEOに悪影響が出るからです。
読みやすい文章の書き方については、次の記事を参考にしてください。
コツ③:ライバルに文字数で負けないようにする
Googleの検索順位と記事の文字数の間には、ゆるやかな相関関係があると言われています。
要するに、文字数が多ければ多いほど、検索順位が高くなりやすいということです。
そのため、ライバルサイトの記事に文字数で負けないことも、SEOでは大切です。
無料ツールのラッコキーワードの見出し抽出機能を使うと、トップ20記事の平均文字数を計算してくれます。
SEOに強い記事を書きたい人は、ライバルの平均文字数を上回る記事を書くようにしましょう。
STEP9:定期的にリライトする
ブログ記事を書いて公開したら、定期的にリライトを行いましょう。
Search ConsoleとGoogleアナリティクスの数値を分析して改善していくことで、記事のSEO評価を高めることができます。
また、最近のGoogleは記事の鮮度(フレッシュネス)を重視しているので、何度もリライトした記事のSEO評価が高まりやすい傾向があります。
ブログ記事のリライトの方法については、次の記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、SEOに強いブログ記事の書き方を解説しました。
SEOライティングで最も重要なのは、記事タイトルを含めた「見出しの構成」です。
あなたもぜひこの記事を参考に、SEOに強い記事を書けるようになってくださいね。
ただし、現在は数年前に比べてSEOの難易度が高まっており、「SEO対策を頑張ってPV数を増やして成功する」という従来のブロガーの戦略は通用しにくくなっています。
これからのブロガーが成功するための戦略については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブログ成功を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください!
SEOに強いブログ記事の書き方、良くわかりました。ありがとうございました。