「起業で成功するためには、まだ誰もやっていない斬新なアイデアが必要だ!」
これは、起業の正しい始め方を知らない初心者によくありがちな勘違いです。
実は、起業で成功するために、斬新なアイデアは必要ありません。
むしろ、誰かのアイデアを真似した方が、起業成功の確率やスピードは格段にアップします。
こういう考え方を、ビジネス界隈では「TTP」(=徹底的にパクるの略)と呼んだりもします。
今回は、起業は真似から始めた方が良い理由と、オリジナリティを出し始めるべきタイミングについて解説します。
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起業は真似から始めるべき2つの理由とは?
なぜ、起業は真似から始めるべきなのでしょうか?
その理由は、次の2つです。
- 儲からない可能性をなくすため
- 先行事例を参考にして成功への時間を短縮するため
儲からない可能性をなくすため

起業成功のゴールは、端的にいうと「儲かること」です。
だって、起業したのに毎年赤字続きだと、生活できないので事業を継続できないですよね?
そういう意味で、ライバルがいない斬新なアイデアで起業するのは、とても危険です。
なぜなら、ライバルがいないということは、そのアイデアは儲からない可能性が高いからです。
たとえば、僕は以前、「終活ビデオサービス」というほとんどライバルがいないアイデアで起業したことがあります。
終活とは、シニア層が生前に、お墓を準備したり自伝を書いたりする活動のこと。
終活の一環として、生涯の記録をドキュメンタリービデオにするサービスがあると面白いと思ったのですが・・・
しかし、このアイデアは、当時ほとんどライバルがいなかっただけあって、世間にまだ認知されていませんでした。
そのため、僕は1円も稼げないまま、サービスをやめることになってしまったのです。
では、当時の僕はどうすれば良かったのか?
もし僕が過去に戻れるなら、プロダクトライフサイクル的に「成長期〜成熟期」の市場で、誰かの儲かっているアイデアを真似して起業します。
これなら、儲からない可能性はかなり低いので、安心して起業することができます。
なお、プロダクトライフサイクルについては、次の記事を参考にしてください。
先行事例を参考にして成功への時間を短縮するため

まだ誰もやっていない斬新な起業アイデアには、当然ながら、先行事例がありません。
先行事例がないということは、どうすればスムーズに成功できるかや、どんなふうにすると失敗するかが分からないということです。
先行事例のない起業は、はっきりいって上級者向きです。
あなたが起業初心者なら、先行事例のたくさんあるビジネスを選びましょう。
なぜなら、あなたが先行事例を真似して起業すると、どうすればスムーズに成功できるかや、どんなふうにすると失敗するかが事前に分かるので、成功への時間を大幅に短縮できるからです。
たとえば、僕は終活ビデオで失敗したあと、アフィリエイトというビジネスを始めました。
なぜ僕がアフィリエイトを選んだかというと、先行事例がたくさんあったので、勉強すれば自分でもスムーズに成功できると思ったからです。
実際に僕は、アフィリエイトブログを開始して半年で月収15万円、その半年後に月収230万円という結果を出すことができました。
このように、起業初心者は、先行事例のたくさんあるビジネスを選べば、割とスムーズに成功できます。
なお、僕が実践する「ブログの稼ぎ方」については、次の記事でまとめています。
起業アイデアにオリジナリティはいつから出すべきか?

では、起業アイデアにオリジナリティを出しても良いのは、いつからなのでしょうか?
僕が起業初心者におすすめするタイミングは、ズバリ「1度起業で成功してから」です。
まずは、先行事例を徹底的に真似して、起業で1度成功しましょう。
ここでいう成功とは、最低限の生活費を稼げる状態のことです。
たとえば、東京なら月に20万円くらいの利益が出れば、最低限の成功といえるでしょう。
あなたがそういう状態になっていれば、次にオリジナリティ溢れる斬新なアイデアで2つ目の事業を開始しても、食えなくなる心配がありません。
実際に僕も、先行事例を真似してアフィリエイトで稼げるようになった後、オリジナリティ溢れるアイデアで2つ目の事業を開始しました。
2つ目の事業が軌道に乗るまでに約1年かかりましたが、その間、食えなくなる心配がなかったので、精神的にとても楽でした。
ちなみに、僕が2つ目に開始したのは、ブロガー向けのオンラインサロン事業です。
興味のある人は、次の記事を読んでみてください。
起業アイデアへの理解をもっと深めたい人へ
以上、「起業は真似から始めよう!」というお話でした。
なお、次の記事では、起業初心者におすすめの「アイデアの出し方」を解説しています。
今回の記事とあわせて読むと、起業アイデアへの理解が一層深まりますよ!
起業アイデアにオリジナリティを出しても良いのは「1度起業で成功してから」で、この場合、ずーみーさんが言われる成功とは「最低限の生活費を稼げる状態のこと」という指標、分かりやすく納得しました。
初心者は、1回目の成約を頂いてゼロイチのラインを超えられた!という喜びで有頂天になってしまうこともあると思いますが、それは通過点で、まず、食べていける継続状態を作り出すこと、このイメージを最初から持っておくのは大事だと思いました。
ずーみーさん、こんにちは!
僕も、オリジナリティーがないと起業できないと思っていました。
まさに「海の中に魚はたくさんいる」が頭に無かったんですね。
ありがとうございます。
はじめまして、ココロノオモイの黒田と言います。
私も今年、47歳で起業しました。
ブログではなく、通販会社ですが、いろんな方の企業ブログを見て辿り着きました。
ずーみさんのおっしゃることはその通りだと思いますし、正に40代なので励みになります。
いまはまだ創業して間もないので、やはり顧客の獲得に苦労していますが、
サラリーマン時代はいろんなことを誰かの責任していたように思うので、それを変えていきたいですね。
これからまた拝見させていただきます。
真似からですね。参考にします。
まだ誰もやってない斬新なアイデアをと日々思ってました。
真似る事が大事なんですね。
大変勉強になりました。
こんにちは。ランキングから来ました。初心者ですが色々先輩方のを真似て頑張ろうと思います。
こんにちは。リリーです。
ランキングから訪問させていただきました。
まず月5万円に向けて頑張っています。
1回だけでなく定期的になるようになりたいです。
ありがとうございます。