起業に興味があるけど、失敗しないか心配。。
起業に失敗する人にはどんな特徴があるんだろう?
成功するための具体的な方法も知りたいな。
起業はほとんどが失敗すると言われており、信頼できる統計によると、10年後の企業生存率は26.1%とされています。(※参考記事:日本の起業成功率の実態)
なぜほとんどの起業は失敗してしまうのでしょうか?
また、失敗を回避するにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、僕自身が起業で失敗しかけた経験や、今までにたくさんの起業家を見てきた経験を踏まえて、以下の4つを解説します。
あなたがこの記事を読むと、起業のリスクを理解し、失敗を避けるための具体的な対策を学ぶことができます。
また、成功者の事例から実践的なアドバイスや、より確実なスタートを切るためのヒントを得ることができますよ。
これから起業を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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起業はほとんどが失敗する理由
10年後の企業生存率は26.1%という数字が示すように、起業成功率はとても低いのが現実です。
なぜほとんどの起業は失敗するのでしょうか?
その主な理由には、以下のようなものがあります。
- 資金不足:
多くの起業家が資金不足によって失敗しています。初期投資や運転資金、人件費にお金をかけすぎることや、予期しない費用の発生、収益の低迷などが原因です。 - 市場需要の誤判断:
自分のアイデアや商品に対する市場の需要を過大評価することが失敗の原因となります。市場調査が不十分だったり、ターゲット顧客のニーズを正確に把握できていなかったりすることが多いです。 - ビジネスモデルの問題:
計画したビジネスモデルが適切な収益構造を持たず、利益を出せずに失敗することがあります。 - 経営者のスキル不足:
経営の経験やマーケティングの知識が不足していると、適切な経営判断ができず、ビジネスを維持することが難しくなります。経営者のスキル不足は失敗に直結します。 - 組織内のトラブル:
チーム内のコミュニケーション不足や人間関係の問題、役割分担の不明確さなどが原因で、事業運営が円滑に進まないことがあります。 - 競争の激化:
競争の激しい市場では、競合他社との競争に勝てなければ事業の存続は困難です。競合他社との差別化ができなかったり、優れたマーケティング戦略がない場合、顧客を獲得することが難しくなります。 - 市場の変化への対応不足:
テクノロジーや消費者の嗜好が急速に変化する現代では、これに対応できない企業は取り残されてしまいます。変化に対する柔軟性と適応力がないと、事業の継続が難しくなります。
僕自身は、「スキル不足」が原因で起業で失敗しかけた経験があります。
また、市場の需要がない商品を作って1つも売れなかった経験もあります^^;
起業に失敗するとどうなるのか?
起業に失敗すると、その後どうなってしまうのでしょうか?
特に大きな影響としては「借金が残る」「信用を失う」の2点が挙げられます。
たとえば、店舗ビジネスのように多額の資金が必要な事業を始める場合、多くの起業家は銀行からの融資や投資家からの資金提供を受けます。
しかし、事業がうまくいかず収益が上がらない場合、借金の返済が困難になり、最悪の場合、破産に追い込まれることもあります。
また、起業に失敗すると、ビジネスパートナーや顧客、投資家、さらには家族や友人からの信頼を失うことがあります。
信用を失うと、再び起業を試みる際の大きな障害となります。
特に金融機関や投資家からの信用を失うと、次回の資金調達が非常に困難になります。
上記のリスクを避けるためには、資金があまりかからないビジネスを選択することが解決策となります。
その具体的な方法は、後ほど解説します!
起業失敗する人の特徴10選
次に、起業失敗する人の特徴を詳しく見ていきましょう。
成功するためには、以下の特徴を理解し、対策を講じることが重要です。
①:事業計画のクオリティが低い
起業失敗する人の特徴の1つ目は、事業計画のクオリティが低いことです。
事業計画とは、扱う商品やサービス、ターゲット顧客、マーケティング手法、販売手法などをまとめたものです。
しかし、多くの起業家はこのステップを軽視し、曖昧な計画や現実的でない目標を設定するため、失敗します。
たとえば、自分のアイデアに固執し、市場のニーズや競合状況を無視した計画を立てたり、予算計画が甘かったりすることがあります。
また、競合分析が不十分で、商品やサービスが市場で差別化できていないこともあります。
これにより、予期せぬ問題やリスクに対処できず、ビジネスが行き詰まる可能性が高まります。
このような失敗を避けるためには、高品質な事業計画を作成することが不可欠です。
特に以下のポイントが重要です。
- 市場調査:
ターゲット市場や顧客ニーズを徹底的に調査し、事業の成功可能性を評価します。 - 競合分析:
競合他社の強みと弱みを把握し、自社の差別化ポイントを明確にします。 - 財務計画:
リアルな収支予測を立て、資金調達や資金管理の方法を具体的に示します。 - マーケティング戦略:
効果的なマーケティング手法を計画し、顧客獲得の戦略を練ります。
事業計画のクオリティを高めることで、ビジネスの成功確率を大きく向上させることができます!
②:商品ニーズを把握していない
起業失敗する人の特徴の2つ目は、商品ニーズを把握していないことです。
市場調査をせずに、ターゲット顧客のニーズを正確に理解しないまま商品やサービスを提供すると、需要が見込めず失敗するリスクが高まります。
たとえば、直感や感覚だけで商品を開発し、データに基づいた判断をしない場合、顧客が求めているものとは異なる商品やサービスを提供してしまい、売上が伸び悩むことになります。
また、競合他社との差別化が不十分だと、顧客は競合他社の商品を選んでしまいます。
このような失敗を避けるためには、商品ニーズを正確に把握することが不可欠です。
商品ニーズを正確に把握するためには、以下のポイントが重要です。
- 市場調査:
顧客のニーズや市場のトレンドを徹底的に調査し、データを収集します。 - 顧客インタビュー:
直接顧客と話し、彼らの悩みや希望を聞き出すことで、商品やサービスの改善点を見つけます。 - 競合分析:
競合他社の商品やサービスを分析し、自社の強みと弱みを把握します。 - プロトタイプの作成:
商品やサービスのプロトタイプを作成し、実際に顧客に試してもらいフィードバックを得ます。
③:資金管理が不十分
起業失敗する人の特徴の3つ目は、資金管理が不十分であることです。
たとえば、予算をきちんと設定せずに収入と支出のバランスを取れない場合や、初期投資にお金をかけすぎることがあります。
また、予期せぬ費用が発生したときに備えがないと、キャッシュフロー(お金の流れ)に問題が生じて、事業を続けるのが難しくなります。
さらに、過剰な負債を抱えることも大きな問題です。
必要以上に借入を行い、その返済に追われることで資金繰りが悪化し、収益が予想通りに上がらない場合、経営が破綻するリスクが高まります。
このような失敗を避けるためには、資金管理をしっかり行うことが重要です。
- 詳細な予算計画:
収入と支出を詳細に計画し、常に予算内で運営するように努めます。 - 定期的な財務レビュー:
定期的に財務状況を確認し、収支のバランスを保つために調整を行います。 - 予備資金の確保:
予期せぬ支出や収入の減少に備え、十分な予備資金を確保します。 - 専門家の助言:
必要に応じて、財務の専門家やコンサルタントから助言を受けることも重要です。
④:経営スキルが不足している
起業失敗する人の特徴4つ目は、経営スキルが不足していることです。
ビジネスを成功させるには、マーケティングやセールスのスキル、そして起業家としてのマインドセットが必要です。
しかし、多くの人はこれらを十分に身につけていません。
たとえば、マーケティングの知識が不足していると、効果的なプロモーションや顧客獲得ができず、売上を伸ばすことが難しくなります。
また、起業家としてのマインドセットが不足していると、困難な状況に直面したときに適切に対応できず、事業を成功に導くことができません。
経営スキルを向上させるためには、オンラインセミナーやワークショップ、ビジネス書などを活用して学ぶことが重要です。
一度学んで終わりではなく、継続して学び続け、起業家として成長することが求められます。
具体的な学習方法については、以下の記事を参考にしてみてください!
⑤:集客・営業力が不足している
起業失敗する人の特徴の5つ目は、集客・営業力が不足していることです。
特に起業初心者は、優れた商品やサービスを提供することに集中しがちで、集客や営業の重要性を過小評価することがあります。
しかし、どれだけ優れた商品やサービスを提供しても、顧客を集める力がなければ成功は難しいため、注意が必要です。
今、特に重要なのはインターネットマーケティングです。
デジタル時代では、オンラインでの集客がビジネスの成功を左右するため、あなたも必ず学ぶようにしてください。
- コンテンツSEO:
ウェブサイトやブログの記事を検索エンジンに最適化し、ランキングを上げることで、ターゲット顧客を集客します。(※参考記事:SEO対策の基本) - SNSマーケティング:
YouTubeやInstagram、X(Twitter)などのSNSを活用して、ブランドの認知度を高め、顧客と直接コミュニケーションを取り、信頼関係を構築します。 - リストマーケティング:
顧客のLINEやメルマガのリストを取得し、定期的にコンテンツを配信することで、商品の成約率を高めます。(※参考記事:リストマーケティングとは?) - オンライン広告:
Google広告やSNS広告などを利用して、特定のターゲット層にリーチし、効果的に商品やサービスを宣伝します。
⑥:リスクを軽視している
起業失敗する人の特徴の6つ目は、リスクを軽視していることです。
ビジネスでは、思わぬ問題や障害が発生することがあります。
たとえば、競合他社が新しい戦略を取ったり、経済が不安定になったり、自然災害が起きたりすることがあります。
こうしたリスクを軽視し、現実的な対応策の準備ができていないと、突然の問題に対応できず、大きな損失を受けることになります。
リスク管理を向上させるためには、まずビジネスに影響を与えるリスクを特定し、それぞれに対する対応策を計画することが重要です。
予期せぬ支出に備えて予備資金を確保し、リスク状況を定期的に見直すことも必要です。
また、法規制を守り、必要なときは専門家の助言を受けることもリスク管理の一部です。
しっかりとリスク管理を行うことで、予期せぬ問題に迅速に対応し、ビジネスの安定と成長を確保できます!
⑦:起業の目的が明確でない
起業失敗する人の特徴の7つ目は、起業の目的が明確でないことです。
起業で成功するためには、何を達成したいのか、どんな価値を提供したいのかをはっきりさせることが重要です。
たとえば、「ただお金を稼ぎたい」という理由だけで起業すると、ビジネスの方向性がぶれてしまい、長続きしないことが多いです。
また、具体的な目標がないと、困難な状況に直面したときにモチベーションを維持するのが難しくなります。
起業の目的を明確にするためには、以下のポイントが重要です。
- ミッションを考える:
自分のビジネスが顧客にどんな価値を提供するのか、どのように社会に貢献するのかを明確にします。ミッションはビジネスの指針となります。 - 具体的な目標を設定する:
短期的な目標と長期的な目標を設定し、それに向かって行動します。 - 自分の強みを活かす:
自分が得意とすることや情熱を持っていることに焦点を当て、その分野で起業することを考えます。
起業すること自体が目的になって失敗する人も多いです。
手段と目的を混同しないように気をつけましょう!
⑧:市場の変化に対応できない
起業失敗する人の特徴の8つ目は、市場の変化に対応できないことです。
ビジネスの世界は常に変化しており、テクノロジーの進化や消費者の嗜好の変化に素早く対応することが求められます。
たとえば、コンテンツ制作の世界では、AIライティングが話題です。
この新しい技術を取り入れず、従来の方法に固執していると、効率が悪くなり、競合他社との競争に負ける可能性が高まります。
市場の変化に対応するためには、以下のポイントが重要です。
- 市場調査を定期的に行う:
市場の動向や消費者のニーズを常にチェックし、最新の情報を把握します。 - 柔軟な経営戦略:
新しい技術やトレンドに対応できるよう、柔軟な経営戦略を持つことが重要です。 - 顧客の声を聞く:
顧客のフィードバックを積極的に取り入れ、商品やサービスを改善します。 - 学び続ける:
業界の最新情報やトレンドを学び続け、自分のビジネスに取り入れる姿勢が必要です。
⑨:短期間で大きな成果を期待している
起業失敗する人の特徴の9つ目は、短期間で大きな成果を期待していることです。
多くの人は、起業すればすぐに成功して大きな利益を得られると思いがちですが、現実はそう簡単ではありません。
たとえば、新しい商品を発売しても、すぐに売上が伸びるわけではありません。
ターゲットに商品を知ってもらい、顧客との信頼関係を築くためには、時間と努力が必要です。
短期間で大きな成果を期待することは、焦りやプレッシャーを生み、適切な判断を妨げることがあります。
成功するためには、長期的な視点を持ち、コツコツと努力を続けることが重要です。
起業はマラソンのようなものです。
焦らずに、一歩一歩進んでいきましょう!
⑩:共同経営者とトラブルを起こす
起業失敗する人の特徴の10個目は、共同経営者とトラブルを起こすことです。
起業する際に、友人や家族と一緒にビジネスを始めることがあります。
最初は意気投合していても、時間が経つと意見の違いや役割分担の不公平感からトラブルが生じ、ビジネスがうまくいかなくなることがよくあります。
たとえば、経営方針やお金の使い方について意見が対立したり、仕事の負担が偏ることで不満が募り、関係が悪化することもあります。
こうしたトラブルを避けるためには、以下のポイントが重要です。
- 役割と責任を明確にする:
お互いの役割と責任をはっきりさせ、誰が何をするのかを明確にします。 - コミュニケーションを大切にする:
定期的に話し合い、お互いの意見を尊重し合うことが大切です。 - 事前に契約を結ぶ:
トラブルを防ぐために、事前に契約を結び、役割や報酬、利益の分配方法を明確にしておきます。 - 一人で起業する:
他人とのコミュニケーションが苦手な人は、一人で起業することも一案です。
初心者が起業成功するためのコツ
これから起業をする人は、どうすれば起業成功率を高めることができるのでしょうか?
初心者が起業成功するためのコツの中でも、特に重要なのは以下の4つです。
①:低資金で起業できるビジネスを選ぶ
多くの起業家が、初期投資や運転資金、人件費にお金をかけすぎることで資金繰りが悪化し、失敗しています。
そのような失敗を防ぐには、特に初心者は低資金で起業できるビジネスを選ぶことが重要です。
また、人を雇わない「一人起業」を選択することも、リスクを減らす効果的な方法です。
人を雇わず、低資金で始められるビジネスには、以下のようなものがあります。
- アフィリエイト
- デジタルコンテンツの販売
- 得意なスキルの販売
- コンサルティング
- オンラインスクールの運営
- ハンドメイド作品のオンライン販売
これらのビジネスは大きな失敗をしにくく、たとえ失敗してもダメージが小さいので、すぐに次のビジネスに挑戦することが可能です。
以下の記事で、人を雇わず低資金で起業できるビジネスの成功例や、リスクを最小限に抑えて成功するための具体的な流れを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
②:自身の強みを活かせるビジネスを選ぶ
起業で成功するためには、自分の強みを最大限に活かせるビジネスを選ぶことが重要です。
自分の得意な分野でビジネスを展開することで、競合他社に対して高い競争力を持ち、差別化を図ることができます。
また、得意な分野でビジネスを行うことで、学び続けるモチベーションを保ちやすくなり、さらなるスキルアップも期待できます。
自分の経験やスキル、情熱を考慮して強みを見つけ、それを活かせるビジネスを選びましょう。
- 料理スキルを活かしたケータリングサービス
- フィットネスの知識を活かしたパーソナルトレーニング
- 音楽の才能を活かしたオンラインレッスン
- ガーデニングの知識を活かした庭師サービス
- 映像編集技術を活かした映像制作サービス
以下の記事では、起業アイデアの見つけ方や選び方を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
③:徹底した市場リサーチを行う
市場の需要を正確に把握せずに起業することは、起業失敗の大きな原因になります。
そのような失敗を防ぎ、成功率を高めるためには、徹底した市場リサーチが必要です。
市場リサーチでは、主に以下のことを行います。
- 市場の需要の把握:
ターゲット市場のニーズやトレンドを理解することで、自分が提供しようとしている商品やサービスが本当に求められているかを確認します。 - 競合分析:
競合他社の強みや弱み、戦略を調べ、自分のビジネスをどうやって差別化するかを考えます。 - ターゲット顧客の理解:
ターゲットとなる顧客の悩みや購買行動を理解し、それに基づいて効果的なマーケティング戦略を立てます。
起業初心者でも簡単にできる市場調査の方法として、見込み客へのインタビューがあります。
家族や友人など、見込み客の属性に近い人にインタビューを行い、市場の需要や競合他社の状況、見込み客が抱える悩みを把握しましょう。
起業前にしっかりと市場リサーチを行い、成功への準備を整えましょう!
④:起業の基礎知識を身につける
経営者の知識やスキルが不足していることは、多くの起業失敗の原因になっています。
そのような失敗を防ぎ、成功率を高めるには、起業の基礎知識を身につけることが大切です。
特に、成功率の高いビジネスモデルやマーケティング戦略、起業家としてのマインドセットについて学ぶことが重要です。
初心者におすすめの教材として、「次世代起業家育成セミナー特別編」という無料のセミナー映像があります。
このセミナーは、起業に必要な基本的な知識やスキルを網羅しており、初心者でも理解しやすい内容になっています。
以下の記事で教材の詳しい内容を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
失敗から学ぶ!起業家たちの事例紹介
次に、実際の起業家たちがどのような失敗をしてきたのか、具体的な事例を2つ紹介します。
①:キラキラ起業女子Sさんの事例
キラキラ起業女子とは、SNSで華やかなライフスタイルを発信しながら、自分の好きなことや趣味をビジネスにする女性たちを指します。(※参考記事:キラキラ起業女子の実態)
SNSで活躍するキラキラ起業女子の投稿を見て、自分もそのような生活を送りたいと思ったSさんは、占い師養成講座に思い切って100万円を払い、占いの勉強を始めました。
そして、自分も占いのワークショップ事業を立ち上げたSさんでしたが、現実は厳しく、他のキラキラ起業女子たちとの競争に埋もれてしまい、ほとんど稼ぐことができませんでした。
また、その状況に目をつけた他のキラキラ起業女子から50万円のビジネスコンサルを勧誘され、さらに資金を費やすことになりました。
SNSに無理をしてキラキラした日常を投稿しても反応は薄く、「自分は本当にこれがやりたかったのだろうか?」と自問自答する日々が続きました。
そんな中、Sさんは自分にはビジネスの基本的な知識やスキルが欠けていたことに気づきます。
彼女はキラキラ起業女子の世界とは縁を切り、実績あるオンライン起業スクールに入会し、ビジネスの基礎知識を徹底的に学びました。
新たな知識をもとに、Sさんは物販ビジネスに挑戦することにしました。
徹底した市場リサーチを行い、オンライン広告を活用してニーズの高い商品を販売したところ、徐々に売上が増加し、1年後に月30万円を稼げるようになったそうです。
Sさんの事例からは、以下のような学びを得られます。
- ビジネスの基礎知識の重要性:
趣味をビジネスにする前に、基本的なビジネススキルを身につけることが必要です。 - 市場リサーチの重要性:
市場のニーズを正確に把握し、競合他社との差別化を図ることが成功の鍵です。 - 低資金で起業できるビジネスを選ぶことの重要性:
Sさんが1つ目のビジネスで失敗してもすぐに再起できたのは、「占いのワークショップ」という低資金で起業できるビジネスを選んだからです。
②:脱サラ起業をしたUさんの事例
Uさんは、会社の人間関係や満員電車での通勤に疲れ、脱サラして自由な生活を送りたいと夢見ていました。
そんなある日、大学時代の友人から「一緒にサプリメントの製造・販売をしよう」と誘われたUさんは、2人で500万円ずつ出資して起業することにしました。
念願の脱サラ起業を果たしたUさんでしたが、現実は甘くありませんでした。
製品の開発や生産、マーケティングに予想以上の時間と資金がかかり、期待していた売上はなかなか上がりません。
また、友人のビジネスに対する姿勢にも疑問を抱くようになりました。
楽観的な性格の友人は「すぐに事業は軌道に乗る」と言うだけで、大して働かず、必死で営業活動をするUさんは、仕事量の違いに不満を募らせました。
さらに、Uさんはサプリメントのビジネスにそもそも興味がなかったため、モチベーションの上がらない日々が続きました。
このままではいけないと考えたUさんは、ついに友人との事業をやめる決断をしました。
出資した500万円は返って来ず、借金だけが残りました。
現在、Uさんは再就職しながら、オンライン起業スクールでビジネスの基礎知識を学んでいます。
自分が本当にやりたいビジネスの構想を練り、次の挑戦に向けて準備を進めているそうです。
Uさんの事例から得られる学びは、以下の通りです。
- 友人と起業することの難しさ:
友人とはいえ、仕事に対する姿勢や価値観が違うとトラブルになりがちです。友人とビジネスを始める際には、明確な役割分担と信頼関係が重要です。 - 自分が情熱を持てるビジネスを選ぶことの重要性:
ビジネスに対して興味や情熱がないと、困難に直面したときに乗り越える力が湧きません。好きなことや得意なことをビジネスにすることが成功の鍵です。 - 現実的な計画を立てることの重要性:
楽観的な見通しや勢いで起業するのではなく、市場リサーチに基づいた現実的な計画を立てることが成功の鍵です。初めから現実的な売上予測や資金計画を立てることが重要です。
まとめ
今回は、ほとんどの起業が失敗する理由や失敗する人の特徴、そして成功するための具体的なコツについて詳しく解説しました。
失敗から学び、対策を立てることが、起業成功率を高める上で重要です。
あなたもぜひこの記事を参考にして、自身のビジネスを成功へと導いてください!
これから起業を考えている方は、以下の記事も参考にしてみてください。きっと何かヒントが見つかりますよ!
事業の2の手3の手を考えておくことと、集客の規模の話が特に参考になりました。
有難うございました。
「集客よりも先に販売を学ぶのが大事」なんですね。周りを見ていて、やっぱり そうなんだと思いました。
加藤将太さんのセミナー:特別編は「どんな分野で起業する人にも非常に参考になる教材」だと、別記事を読んで分かっていたので、これも、やっぱり&やっぱり!でした。
はじめまして。
ランキングから来ました。
何個か当てはまることがありましたww
細かく書かれていて参考になりました。
ずーみーさん、こんにちは!
僕が過去に失敗した事例ばかりで、当時を振り返って恥ずかしくなりました。(笑)
ずーみーさんと加藤さんに出会えたお陰さまで、少しずつ成功に近づいています。
ありがとうございます。
ずーみーさんのブログを読ませて頂き、失敗のリスクを減らすような考え方を知る事ができました。
知る事ができただけではなく、その事例に自分のケースを当てはめて、振り返り、改善していくという実際の行動も少しずつですが出来るようになってきています!
ずーみーさんのブログは、何度呼んでも色々な学びや発見があります。
典型的な起業失敗例に対して自分の現状をチェック。
自分の経験を活かすために、特定分野で情報収集開始。(少し進歩しました。)
失敗のリスクを避けたいが、
1.ブログ起業は低資金・無雇用・無店舗で開業可能。(OK)
2.まだモデリング対象を検討中。(?)
3.顧客対象者数不明。(?)
4.もちろん(?)販売の経験は無く、その前の集客経験も無い。(X)
5.現状で稼げないので、新しい事業を準備中。余裕は無い。(?)
6.マインドが未整備でネガティブになる。(X)
4月3日からずーみー様の指導を受けていますが先が見えません。
起業までに時間が必要です。
ずーみーさん、いつもありがとうございます!
僕自身、やり方を学んでも我流でやってしまう
ところがありますので、
こらからビジネスに取り組んでいく上では
成功している方達の発信している事を素直に実践していこうと思いました。
とても詳しく書かれていますので時々訪問して少しずつ勉強させていただきます。
勉強時間が必要とされているわけですからいきなり起業も難しいものと思いますので
これからもよろしくお願いいたします。
kinukoさん、こんにちは!
コメントいただきありがとうございます。
勉強頑張ってくださいね^^
今後とも宜しくお願いします。
長続きする事業は無い、稼げている間に次の事業の準備をする、このマインドがあれば、今頃はもっと違った結果になっていたかも。。すごくそう感じました。
アフィリエイトでも、色んな流行があり、その流行の波に乗って稼げたときはありました。
しかし、次第に稼げなくなってくる、毎月の収入がどんどん下がっていきました。
その時、どう対処すべきかがわからない、というよりも、何か対策を打とう、というマインドすらなかったですね。。
やっぱりアフィリエイトは難しい、それで片づけてしまっていました。
アフィリエイト、ビジネス、経営、すべてにおいて無知だった為、稼げなくなった途端に身動きがとれなくなりました。。。
いま大手企業サラリーマンとして、一定の給料が毎月入ってきます。でも、この収入も今の時代、業績次第でいつどうなるかわかりません。。
この安定収入がある今のうちに、起業に向けてやれるだけの準備をしておくことが大事であると、改めて実感しました。