
ブログで稼ぎたいけど、どんな“テーマ”を選べばいいの?
美容?転職?副業? そういうのが稼げるって聞いたけど…
そんな疑問を持っている方へ。
ブログ収益化には、まず「ジャンル選び」が大事です。
たとえば、美容・転職・副業──これらは、ブログの“ジャンル”にあたります。
でも、本気で収益化を目指すなら、
ジャンルの中でどんな“テーマ”に絞るかがもっと重要なんです。

えっ?ジャンルとテーマって違うの?

はい、実はちょっとだけ違うんです。
「ジャンル」はざっくりした分野のことで、
「テーマ」は、その中でどんな話題にフォーカスするかという“切り口”のこと。
たとえば、美容ジャンルの中でも──
- 敏感肌メンズ向けスキンケア
- 40代女性のエイジングケア
- プチプラだけで仕上げる毎日メイク術
こういった具体的な切り口が“テーマ”になります。
ここまで絞り込めると、ライバルが減って読者にも刺さりやすくなるので、収益化の成功率が格段に上がるんです。
この記事では、あなたに合った“稼げるテーマ”を見つけるための5ステップを、初心者にもわかりやすく解説していきます。
ブログ収益化を本気で目指すなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事はジャンルが決まっている前提で進めます。
まだジャンルが決まっていない方は、先にこちらをどうぞ👇
詳しい目次
ジャンルとテーマの違いを整理しておこう

ジャンルとテーマが違うのはなんとなくわかったけど…
なんでテーマを絞らないといけないの?ジャンルを決めるだけじゃダメ?
そう思った方も多いかもしれません。
実は「ジャンルを決めただけ」だと、
ライバルが多すぎて埋もれやすく、成果につながりにくいケースが多いんです。
そこで大事になるのが、「ジャンルの中でどんなテーマを扱うか?」という視点。
まずはここで、「ジャンル」と「テーマ」の違いをあらためて整理しておきましょう。
ジャンル=ブログの“大きな分野”
ジャンルとは、ブログが属する大きなカテゴリー・分野のことです。
たとえば、以下のようなものがジャンルにあたります。
- 美容
- 副業
- 英会話
- 転職
- 子育て
- 投資
- 資格取得
「どの市場で情報発信をしていくか?」を決めるのがジャンル選びです。
テーマ=ジャンルの中で扱う“具体的な主題”
テーマは、そのジャンルの中で、どんな話題にフォーカスするかを決めたものです。
たとえば「副業ジャンル」なら──
- アフィリエイト
- せどり(物販)
- クラウドソーシング(ライター・デザイナーなど)
さらに、「50代主婦でも安心して取り組めるアフィリエイト」や
「初心者でも取り組みやすい中古本せどり」など、
もう一段階テーマを具体化することで、ブログの方向性がはっきりしてきます。
まとめると:
ジャンル=大枠の分野/テーマ=その中で扱う主題 と考えるとシンプルです。
テーマを決める意味と3つのメリット

まだテーマを決める意味がよくわからないんですが…
たとえば、「副業」というジャンルを決めたら、アフィリエイトとかせどりとか、いろんな副業ネタを書いていけばよくない?
そう考える人も多いと思います。
実際、アフィリエイト系の解説サイトでも
「まずジャンルを決めましょう」というアドバイスはよく見かけます。
でも──
「ジャンル」と「テーマ」の違いを明確に区別しているサイトや、
テーマまで深掘りする重要性を伝えている記事は、意外と少ないんです。
そのため、多くの初心者は「副業ジャンルで始めよう」と決めたあと、
アフィリエイト・せどり・クラウドソーシングなど、バラバラな話題を1つのブログにまとめて発信してしまいます。

え、それだとダメなの?(汗)
一見よさそうに見えますが、検索エンジンや読者の目線では、こんなふうに映ってしまうんです👇
「結局このブログ、何が得意なの?」
「どんな人向けなのか、よくわからない…」
その結果、検索エンジンにも読者にも評価されにくい=稼ぎにくいブログになってしまうのです。
今は誰でもブログを始められる時代だからこそ、ジャンルを決めただけでは埋もれてしまいます。
そこで大事になるのが、「ジャンルの中でどんなテーマに特化するか?」という視点です。
テーマをしっかり決めることで、SEOで評価されやすくなったり、読者に刺さる「稼ぎやすいブログ」になるんです。
- SEOで評価されやすくなる
→ テーマが明確だと、Googleが「専門性が高いサイト」と判断しやすい。 - 読者に刺さりやすくなる
→ 読者の悩みにピンポイントで応える記事が書け、信頼やリピート訪問につながる。 - 収益化につながりやすくなる
→ 導線に一貫性が生まれ、商品紹介への流れが自然になることで成約率が上がる。

今は競合が強くなってきており、「ジャンルだけの特化」では不十分です。
“テーマに特化した”専門ブログを作ることが、今の時代の勝ちパターンなんです!
ちなみに…「コンセプト」との違いは?
ここでは深く触れませんが、テーマと似た言葉に「コンセプト」もあります。
ざっくり整理すると──
用語 | 意味 |
---|---|
ジャンル | 美容・副業・英会話など、大まかな分野 |
テーマ | ジャンル内で何を主に扱うか(例:美肌ケア/エイジングケア) |
コンセプト | 誰に・どんな視点で・どこへ導くかという設計思想 |
たとえば「敏感肌の男性向けスキンケア」がテーマなら、
「市販の低刺激アイテムを実際に試しながら、20代男性に安心できる選択肢を届ける」
といった“伝え方・視点”まで含めるのがコンセプトです。
コンセプトの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています👇
初心者でもできる“稼げるテーマ”の決め方【5ステップ】


じゃあ、どうやったら“稼げるテーマ”を決められるんですか?
ジャンルごとの稼げるテーマ一覧から選べばいいんでしょうか…?

それ、よくある疑問なんですが──
実は「万人にとって稼げるテーマ」なんて存在しないんです!
たとえば、僕は「ブログ収益化」のノウハウがあるので、それをテーマにブログを書いています。
でも、スキンケアの知識はほとんどないので、そこをテーマにしてもまったく稼げません。
逆に、あなたが40代女性なら、「40代女性向けのスキンケア」なら共感もしやすく、信頼されやすいブログになるかもしれません。
でも「20代メンズ向けの美容整形」だと、記事が書きにくくて続かない可能性が高いですよね。

なるほど…
じゃあ、自分に合った“稼げるテーマ”ってどうやって見つければいいの?
実は「稼げるテーマ」とは、次の5つが重なるポイントにあります👇
- 読者のニーズ(=叶えたい願望)
- それを妨げる悩み
- 悩みの深さ
- 競合のすき間
- 自分の経験や強み
ここからは、稼げるテーマを見つけるための5ステップを、初心者でも実践できるように順番に解説していきますね。
① 読者像を“1人”に絞る(ニーズ=願望もセットでイメージする)
まずは、「誰に読んでほしいのか?」を1人の人物として想像してみてください。
ここでは、その人の属性(年齢・職業・ライフスタイルなど)と、叶えたい願望(=ニーズ)をセットで考えるのがポイントです。
たとえば──
- 50代・パート勤務・毎月3万円を副業で稼ぎたい主婦
- 30代・育休中・子育てしながら英語を学び直したいママ
- 20代・会社員・敏感肌を改善したいスキンケア初心者のメンズ
- 40代・フルタイム勤務・将来が不安で転職を考えている会社員
このように「属性 × 願望」で“たった1人”をイメージしておくことで、
このあと出てくる「悩み」「競合」「自分との相性」を分析するときの“土台”になります。
過去の自分や、身近な誰かをモデルにすると、考えやすくなりますよ。
② 読者が抱える“課題や悩み”を掘り下げる(悩みの深さ)
次に、その読者がどんな課題や悩みを抱えているのかを考えてみましょう。
ここで大事なのは、「なんとなく〇〇したい」といった“浅い悩み”ではなく、
現実に困っている“深い悩み”を見つけることです。
深い悩みほど「なんとかしたい!」という行動意欲が強く、情報収集や商品購入にもつながりやすいからです。
たとえば──
- 「給料が少なくて、毎月副業で3万円は稼げるようになりたい」
- 「英語を話せるようになりたいけど、子育てが忙しくて勉強時間が取れない」
- 「敏感肌で、自分に合ったスキンケア商品が見つからず困っている」
- 「今の会社に将来性がなく、転職したいけど自信を持てるスキルや実績がない」
このように、「日常で感じている不満」や「すでに困っていること」を言語化するのがポイントです。
できれば、実際のセリフ(心の声)に近い形で書き出してみましょう。

この“悩み=痛み”をしっかり言語化できれば、読者のニーズに刺さるテーマが自然と見えてきます。
SEO的にも読者ニーズが明確な記事は評価されやすく、収益にもつながりやすいですよ。
③ 競合リサーチで“すき間”を探す
ここまでで「読者像」と「深い悩み」が見えたら、次は競合リサーチです。
Google検索で上位に出てくる記事を3〜5本チェックし、「自分が入り込めるすき間」を探しましょう。
検索ワードは、あなたの想定読者が“悩みを解決したくて検索しそうなもの”を選びます。
(例:「副業 在宅」「英語 勉強法 社会人」「敏感肌 スキンケア」「40代 転職」など)
- 対象者は誰向け?(初心者/上級者、若者/主婦、男性/女性など)
- 記事の切り口は?(一般論/実体験/専門家目線/ランキング型など)
- 足りない要素は?(体験談が薄い/初心者向けが不足/データや具体例が不足など)
たとえば──
- 副業ジャンル:上位は投資や在宅ワークの一般論 → 「50代主婦でもできる安全な副業体験談」は差別化できる。
- 英語学習ジャンル:教材レビューは豊富 → 「子育て中にスキマ時間で続ける学習法」はまだ少ない。
- 美容ジャンル:女性向け情報が中心 → 「敏感肌に悩む20代メンズ向け」は手薄。
- 転職ジャンル:大手はハイキャリア向け → 「40代でスキルに自信がない人の転職体験談」は狙いやすい。
検索上位をざっと眺めるだけでも、「どんな切り口が飽和していて、どこが空いているか」が見えてきます。
競合が拾いきれていない部分こそ、あなたのブログが勝てるポジションです。
④ 自分の経験や強みが活かせるかをチェックする
ここまでで「読者像・悩み・競合のすき間」が見えてきたら、最後に【自分との相性】をチェックしてみましょう。
具体的には、「そのテーマに対して、自分の経験や強みを活かせそうか?」を確認します。
このステップは、“読者に響くテーマ”と“自分が無理なく書けるテーマ”をつなぐ、大事なチェックポイントです。
- 過去の経験や悩みと重なる部分はあるか?
→ 自分のリアルな体験をもとにした記事は、読者の共感を得やすくなります。 - 数字で語れる実績があるか?
→ 例:TOEIC700点、副業で月3万円達成など。
→ 明確な成果があると、説得力が増します。 - 資格や職歴など、信頼感につながる要素はあるか?
→ 例:簿記2級、元エステティシャン、保育士資格など。
→ プロでなくても「その道の先輩」として伝える立場にはなれます。 - これから深く学んでいきたいテーマか?
→ 実績がなくても、「これまでずっと悩んできたテーマ」や「自分もチャレンジ中のテーマ」なら、読者と一緒に成長していく発信もアリです。

自分の経験や強みが活かせるテーマなら、無理なく書き続けられて、説得力のある「稼げる記事」も作りやすくなりますよ。
⑤ テーマを“仮決定”して検証する
ここまでのステップで、いくつかテーマ候補が見えてきたと思います。
最後は「これでいく」と仮決定して、一度走り出してみましょう。
- テーマは1〜3つに絞る
→ あまり広げすぎると大変なので、まずは少なめに絞って検証しましょう。 - まず10〜20記事ほど書いてみる
→ 実際に書いてみると、「書きやすさ」「伝えたいことの多さ」など、自分との相性が見えてきます。 - 3か月ほど運営して反応を確認する
→ アクセスや書きやすさを見て、1本に絞り込んでいきましょう。

最初から完璧なテーマを選べる人はいません。
仮で決めて、走りながら修正するほうが、結果的に早く「稼げるテーマ」にたどり着けますよ!
それでもブログテーマが決まらない/難しくて決められないときは?

ここまでやってみたけど…
やっぱりテーマが決めきれません…(泣)
「このテーマでいいのかな」って迷ってばかりで、手が止まっちゃってます。

そうですよね、わかります!
テーマ選びって、「自己理解」と「市場理解」の両方が必要な、けっこう高度な作業なんですよ。
だから一人で迷ってしまうのは、全然おかしくないです。
そんなときは、以下のような方法を試してみてください👇
- 過去の自分に向けて書く
→ 昔の自分が知りたかったこと」を思い出すと、自然に切り口が見つかることがあります。 - 身近な人に聞いてみる
→ 友人や家族に「自分といえばどんなこと?」と尋ねると、自分では気づかなかった強みや経験が見つかります。 - 仲間や先輩に相談する
→ ブログ仲間やコミュニティで相談すれば、自分では気づけない視点をもらえます。 - プロに相談する
→ コンサルや講師に見てもらえば、迷いを短時間で整理できることがあります。

僕自身も、仲間やプロに相談することで進むべき方向が見えたことが何度もあります。
悩む時間が長いほど、スタートがどんどん遠のいてしまいます。
外の力も借りながら、まずは“小さな一歩”を踏み出してみてくださいね。
稼げるブログテーマの具体例|切り口のヒント集

ここまでのステップで「ブログテーマをどう決めればいいか」は理解できても、まだイメージが湧きにくい方もいるかもしれません。
そこで最後に、4つのケースを例に「稼げるテーマ」の切り口をまとめました。
あくまで参考例なので、実際の市場ニーズや自分の経験に合わせてアレンジしてくださいね。
ペルソナ | 稼げるテーマ | なぜ稼げる? |
---|---|---|
50代主婦 × 副業 | 50代主婦でも安心してできる在宅副業 | 「収入不足+詐欺不安」という深い悩みに応えられ、ASP案件も豊富 |
育休中ママ × 英語 | 子育てと両立できる英語学習 | 「時間がない層」のニーズに刺さり、英会話アプリや教材案件と相性◎ |
20代メンズ × 敏感肌 | 敏感肌メンズ向けスキンケア | 競合が少なく、体験レビューを活かしやすい |
40代会社員 × 転職不安 | 40代未経験でも挑戦できる転職 | 大手サイトはハイキャリア中心。リアルな体験談で差別化可能 |

これらの例を参考にしながら、あなたの中にもきっとある“勝てるテーマ”を見つけてみてくださいね!
これまでの5ステップをたどってきたあなたなら、もうしっかり土台ができているはずです。
まとめ|テーマは“仮決定”でOK。完璧を求めなくていい
ここまで、ジャンル決定後に「稼げるテーマ=勝てる切り口」を見つけるための5ステップを解説してきました。
- 読者像を1人に絞る
- 深い悩みを掘り下げる
- 競合のすき間を探す
- 自分の経験や強みをかけあわせる
- 仮決定して検証する
大切なのは、完璧なテーマを選ぶことではなく、“仮でもいいから前に進むこと”です。
最初から正解を見つけられる人はいません。
テーマが仮でも、記事を書き始めて、実際の読者と向き合うことで視界が開けてきます。
焦らずに、まずは“小さな一歩”を踏み出してみましょう。

「テーマが決まったら次はどうすればいいの?」と感じた方へ。
ブログ設計〜開設〜記事執筆までの流れは、以下の記事にまとめています👇
✅ テーマを決めたあとの“設計の作り方”を知りたい方へ
⇒【初心者必見】アフィリエイトブログのサイト設計6ステップ!SEO強化&収益化を実現
✅ 自分のブログの“伝え方”に悩んでいる方へ
⇒【2025年版】ブログコンセプトの決め方|5つの質問で“稼げる軸”が見える!
こんばんは。いつも参考にさせていただいております。
ブログのテーマ選びは本当に悩むところです。
改めて考えるきっかけになりました。
ありがとうございます。
ブログのテーマ選びの仕方、よくわかりました。ありがとうございました。