「なんかブログがうまくいかないな…」
「テーマは決めたけど、書くたびに方向性がブレてる気がする…」
そんなときは、“ブログのコンセプト”が曖昧になっているサインかもしれません。

ブログって、やっぱりコンセプトがあった方がいいんですか?
でも、どうやって決めればいいのかよく分からなくて…
はい、ブログには“コンセプト”があった方が、圧倒的に成果が出やすくなります。
ブログのコンセプトとは、「誰に・何を・どう届けて・どこへ導くか」という、ブログ全体の“軸”のようなもの。
この“軸”がハッキリしていると、記事に一貫性が出て、読者にもGoogleにも伝わりやすくなるんです。

実際、成果が出ている「稼げるブログ」ほど、コンセプトがしっかり設計されています。
僕のコンサルでも「まずはコンセプトを固めましょう」というところから始めることがほとんどです。
この記事では、初心者でも使える「5つの質問」を通して、自分だけの“稼げるコンセプト”を決める方法をわかりやすく解説します。
テンプレートや例文、よくある失敗例も紹介しているので、最後まで読めば、“もうブレないブログ”を今日から始められるようになりますよ。
詳しい目次
ブログコンセプトとは?初心者が最初に知るべき“軸”の話
ブログコンセプトとは、ひと言で言えば、
「誰に・何を・どう届けて・どこへ導くか」という、ブログ全体を貫く“伝える軸”のことです。
僕はこのコンセプトを、「信念の矢」とも呼んでいます。
あなたの言葉や経験、思いを、読者に向けて一本の矢のようにまっすぐ届ける──そんなイメージです。
たとえば:
「副業でブログを始めたい会社員に、月5万円を稼ぐ方法を、実体験ベースで伝える」
この一文だけで、誰に・何を・どう届けて・どこへ導くかが、しっかり言語化されていますよね。
この「コンセプト=信念の矢」がブログ全体を貫いていれば、書く記事の内容や切り口、商品紹介の流れにも一貫性が生まれ、読者からの信頼も得やすくなります。
コンセプトを明確にすると何が変わる?4つのメリット
コンセプトがしっかり決まっていると、ブログ運営は驚くほどラクになります。
具体的には、次のようなメリットがあります。
- 記事がブレなくなる
→ 「この視点で書こう」という軸があるので、ネタ探しや構成で迷わなくなります。 - 読者に届きやすくなる
→ 世界観に共感してくれた読者がファンになり、リピーターにもつながります。 - 成約率が上がる
→ 商品紹介の流れに一貫性が出て、「この人なら信頼できる」と思ってもらいやすくなります。 - SEO評価にもつながる
→ 専門性や一貫性のある発信が、Googleにも伝わりやすくなります。

僕自身も、信念の矢をブログ全体に通したことで、アフィリエイトで月収230万円を達成した月もあります。
コンセプト設計は、間違いなく“収益化への近道”です!
ブログコンセプトの決め方|5つの質問で“軸”を見つけよう

「コンセプトが大事って言われても、実際どうやって決めればいいの?」
そんな方のために、ここでは、たった5つの質問に答えるだけで、あなたの“伝える軸=コンセプト”が自然と見えてくる方法をご紹介します。

質問って、なんか難しそうで身構えちゃいます…
ちゃんと答えられるかな…

大丈夫ですよ!「正解」を書く必要はありません。
まずは仮でもいいので、“思いつくこと”をメモしていく感覚でOKです。
この章では、以下の5つの視点にそって進めていきます👇
- WHO:自分はどんな人?
- WHOM:誰に届けたい?
- WHAT:どんな未来や変化を届けたい?
- HOW:どう届ける?
- WHY:なぜそれをやるのか?
答えながら進めるうちに、
「そうか、自分ってこういうことを伝えたかったんだ」
という“言語化できなかった想い”がクリアになってくるはずです。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
① WHO|自分はどんな人?強みや経験は?
まずは、「誰がこのブログを書いているのか?」を明確にしましょう。
あなたの経験・価値観・視点こそが、ブログの“語り手”としての最大の強みになります。
テンプレ:「私は〇〇という経験を活かして…」
- これまでに一番悩んだこと/時間をかけてきたことは?
- 人からよく相談されることや、「それ得意だよね」と言われることは?
- 乗り越えたコンプレックスや、克服した過去は?
- 「私は、副業で3回失敗した経験を活かして…」
- 「私は、ワンオペ育児を乗り越えた経験を活かして…」
- 「私は、テレビ業界で10年働いた経験を活かして…」
② WHOM|誰に届けたい?
次に考えるのは、「誰に向けて書くのか?」です。
おすすめは、たったひとりの理想の読者=ペルソナを思い浮かべること。
テンプレ:「〇〇で悩んでいる〇〇に向けて…」
- 昔の自分(深く悩んでいた頃の自分に届けるつもりで)
- 身近な人(家族や友人など、顔が浮かぶ“たった一人”)
- 実際に悩みを相談された読者さんやSNSフォロワー
- 「副業で何から始めればいいか分からない30代会社員に向けて」
- 「子育てと両立しながら、自宅で稼ぎたいママに向けて」
「この人に届けたい」と具体的にイメージすると、文章に自然と熱がこもります。
③ WHAT|どんな未来や変化を届けたい?
次に、読者に「何を届けたいのか?」──つまり、その人にどんな変化をもたらしたいかを考えましょう。
「情報」ではなく「変化」を届ける意識が重要です。
テンプレ:「〇〇という未来/成果/気づきを届けたい」
- 「副業で月5万円を達成する方法を届けたい」
- 「敏感肌で悩む男性に、自信を取り戻すヒントを届けたい」
- 「子育てと仕事を両立できる毎日を届けたい」
④ HOW|どう届ける?どんな視点・手段で?
同じテーマでも、どんな切り口・視点で伝えるかで伝わり方が大きく変わります。
HOWの部分に、あなたらしさがにじみ出ます。
テンプレ:「〇〇という視点/手段/立場から届ける」
- 「自分の失敗談をもとにリアルに伝える」
- 「初心者目線で、丁寧にわかりやすく解説する」
- 「商品を比較しながら、納得できる選び方を紹介する」
⑤ WHY|なぜそれをやるのか?
最後は、「なぜ自分はこのブログをやっているのか?」という原動力=ミッションを言語化します。
ここが定まると、ブレないブログになります。
テンプレ:「なぜなら私は〇〇を変えたいから」
- 「昔の自分のように遠回りする人を減らしたいから」
- 「自分が本気で悩んでいた経験を、同じように悩む人に役立てたいから」
- 「情報弱者が騙される世の中を少しでも減らしたいから」
5つの答えを“1行コンセプト”にまとめてみよう
ここまで答えてきた5つの質問(WHO / WHOM / WHAT / HOW / WHY)をもとに、あなただけの「ブログコンセプト=信念の矢」を1文にまとめてみましょう。

えっ…今まで考えたことを、1文にまとめるってムズくないですか…?

このあと紹介する「3つのテンプレ」に当てはめるだけで、自然と形になるのでご安心を!
迷ったら「基本型」でOKですし、経験がある人は「実績型」、想いを伝えたい人は「信念型」を選ぶとやりやすいですよ。
それぞれの型の特徴と例文を見ながら、自分に合った形を選んでみてください👇
① 基本型(使いやすさ重視)
テンプレ:「〇〇な人に、〇〇という未来/成果を、〇〇という視点・方法で届ける」
- 「副業に挑戦したい30代会社員に、月5万円を稼ぐステップを、実体験ベースで伝えます」
- 「敏感肌に悩む20代男性に、低刺激スキンケアの選び方を、自分の肌荒れ体験から紹介します」
② 実績型(WHO強調)
テンプレ:「〇〇な経験を活かして、〇〇で悩む〇〇に、〇〇という未来を届ける」
- 「副業で3回失敗した経験を活かして、挑戦に悩む会社員に、月5万円を目指す実践法を届けます」
- 「テレビ業界10年の経験を活かして、発信に悩む初心者に、伝わる動画づくりを教えます!」
③ 信念型(WHY強調)
テンプレ:「〇〇を変えたいという思いから、〇〇な人に、〇〇という変化を届ける」
- 「昔の自分のように遠回りする人を減らしたい思いから、副業初心者に、失敗しない始め方を伝えたい」
- 「情報弱者が搾取される状況を変えたい思いから、スキンケア迷子の男性に、自分に合う商品選びをサポートします」

この一文が、あなたのブログ全体に一貫性を与える“信念の矢”になります。
プロフィール欄・ヘッダーのキャッチコピー・商品紹介記事の導入文などにも、そのまま活用できますよ!
「コンセプトは作れたけど、この先どう進めればいいの?」
そんな方に向けて、僕がまとめた 2.5時間の無料セミナー映像 を用意しています。
このセミナーでは、コンセプトの決め方に加えて、
ブログ設計 → 開設 → 収益化の流れまで、体系的に学べるようになっています。
本気でブログ収益化の全体像を理解したい方は、ぜひチェックしてみてください!
稼げるブログコンセプトを作るコツ(仕上げチェック)

「5つの質問に答えてコンセプトはできたけど、これで本当に“稼げる”のかな…?」
そんな不安を感じている方もいるかもしれません。

一応まとめてみたけど、なんかフワッとしてる気がするし…
これで本当に大丈夫なのかな…

安心してください!
この章では、作ったコンセプトが“稼げる軸”になっているかを確認する3つのチェックポイントを紹介しますね。
- 読者の未来像は一文でイメージできる?
- 商品や導線と自然につながっている?
- あなたならではの視点(独自性)はにじんでいる?
この3つがすべて満たされていれば、
あなたのコンセプトは“読まれて・信頼されて・買われる” 強い軸になります。
ひとつずつチェックしていきましょう!
① 読者の未来像を一文で示す
稼げるブログは、「このブログを読めば、自分はどう変われるのか?」が読者に明確に伝わります。
伝えるのは情報ではなく、“未来”のイメージです。
- 「副業で月5万円を達成する方法を届けます」
- 「敏感肌でも安心できるスキンケアの選び方を伝えます」
「このブログは、自分の悩みを解決してくれそうだ」と思ってもらえるかどうか、1文で描けるかを確認してみてください。
② 商品・導線と自然につなげる
ブログ収益化の鍵は、「紹介している商品やサービス」と、コンセプトのつながりの自然さです。
「なぜこの商品を紹介しているのか?」に納得感があれば、読者は違和感なく購入へ進んでくれます。
- 「副業初心者に、無理なく続けられる在宅ワークの始め方を伝える」
→ 在宅ワーク系ASP案件と自然に接続 - 「スキンケア迷子の男性に、自分に合う化粧品を選ぶ方法を伝える」
→ コスメ案件と直結
ただし、どんなに良いコンセプトでも「稼げない商品」と組み合わせると収益は伸びません。
逆に、「稼げる商品」と自然につながれば、成約率も単価も上がり、収益性は一気にアップします。
収益性の高い案件を選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください👇
③ あなたならではの視点を入れる
競合ブログの中で読者に選ばれるには、“あなたならでは”の語り口や切り口が必要です。
「誰でも書ける一般論」ではなく、「この人にしか書けないブログだ」と思われる視点があるかどうかをチェックしましょう。
- 「副業で3回失敗した経験を活かして、遠回りしない始め方を伝える」
- 「ワンオペ育児を経験したママとして、心のゆとりを取り戻す工夫を伝える」
自分の過去、苦労、経験──そうしたリアルな背景が、読者の共感と信頼を生む“差別化の鍵”になります。
ブログコンセプトでよくある失敗と、その処方箋

ここまでで、5つの質問に答えて、自分なりのブログコンセプトが見えてきたと思います。
ただ──
実は多くの人が、ここで“ある落とし穴”にハマります。

えっ…せっかく頑張って考えたのに、落とし穴ってどういうこと?
なんか、自分もやらかしてそうで、ちょっと不安です…
この章では、よくある失敗例とその背景にある原因、そしてそこから抜け出すための方法を紹介します。
「稼げるコンセプト」に仕上げるための最後の壁を、一緒に乗り越えていきましょう!
ブログコンセプトのよくある失敗パターン10選
せっかく一生懸命コンセプトを言語化しても、
稼げないコンセプトの“あるある”パターンにハマってしまう人は少なくありません。
ここでは、特に初心者〜中級者が陥りやすい10個のNGパターンを紹介します。
- ターゲットが広すぎる
・例:副業を考えているすべての人に、稼げるノウハウを伝える
・理由:「自分に向けて書かれてる感」がなく、誰にも刺さらない - 読者の未来が描かれていない
・例:日常の気づきや考えを発信します
・理由:読んだ結果、どう変われるのかがわからず離脱されやすい - 商品とコンセプトがつながっていない
・例:ブログで人生を変えるヒントを伝える(商品:FXツール)
・理由:紹介する商品との関連性がなく、違和感が強まる - 抽象的すぎて意味が伝わらない
・例:夢を叶えるヒントを伝えたい
・理由:「何の」「誰の」「どうやって」が分からないので読み飛ばされる - 誰でも言える一般論になっている
・例:副業初心者に、副業の始め方を紹介する
・理由:どこかで見たような表現で、差別化できず埋もれる - 自分語りで終わっている
・例:私が副業で苦労した体験を書いていきます
・理由:読者視点がなく、「で、私にはどう役立つの?」と思われる - 自分の強みや経験が活かされていない
・例:ネットで学んだ知識をまとめます
・理由:自分の体験がないとAIや他の情報まとめサイトと差別化できない - 記事の内容とコンセプトがズレている
・例:転職ブログなのに、恋愛やグルメ記事が混在している
・理由:読者やGoogleに「何のブログか」伝わらず、評価されにくい - 書き手の都合だけで作ったコンセプト
・例:育児・副業・旅行・人生論すべてを発信するブログ
・理由:「書きたいこと」を詰め込むと軸がブレて収益化が難しくなる - 誇大・不自然な表現になっている
・例:誰でもたった1ヶ月で月10万円稼げる“裏ワザ”を教えます!
・理由:誇張や煽りが強すぎると嘘っぽく見え、信頼されにくい
なぜ失敗してしまうのか?──最大の原因は「主観の落とし穴」
今のNG例を見て、「自分も当てはまっているかも…」と感じた方もいるかもしれません。
でも安心してください。
この失敗、実はほとんどの人が通る道です。
なぜ多くの人が、コンセプトでつまずいてしまうのか?
その最大の原因は──
「自分のブログを客観的に見ることができない」ことにあります。
たとえば、自分では「具体的に書いたつもり」でも、他人から見ればフワッとしていたり、「独自の視点を入れたつもり」でも、実はありがちな一般論になっていたり。

僕自身も、「これは絶対伝わるはず!」と思ったコンセプトを、仲間に見せたら「で、結局何が言いたいの?」と返されて撃沈したことがあります(笑)
これは、思い入れが強いテーマほど起こりやすく、独学ではなかなか気づけない“構造的な盲点”なんです。
抜け出す方法は?──「第三者の視点」を借りること
では、この“主観の落とし穴”からどう抜け出せばいいのか?
答えはシンプル。
「自分以外の視点を取り入れること」です。
たとえば:
- 理想の読者(ペルソナ)に近い人に見せて「自分ごとに感じるか?」を聞く
- 家族や友人に率直な感想をもらう
これだけでも、自分では絶対に気づけなかったズレが明らかになることもあります。
ただし注意点があります。
素人の意見は「やさしさ」や「主観」が混じりやすく、本質的な改善につながらないことも多いということです。
だからこそ僕は──
- プロによる添削やコンサル
- 成果を出している先輩ブロガーからのフィードバック
といった、「読者目線」と「戦略目線」の両方を持った第三者の視点を借りることを強くおすすめしています。

実際、僕のコンサルでも「たった1行」のコンセプトの添削で方向性がクリアになり、そこから成果が出始めた方は多いです。
コンセプトは、ブログ全体の“土台”です。
ここがズレていると、100記事書いても迷走し、時間も労力もすべてムダになります。
だからこそ──
「ひとりで悩まず、信頼できる他者の目を借りる」。
これが、最短で“伝わる軸”を作るための、一番の近道です。
まとめ | 5つの質問で“決まらない”を抜け出そう
今回は、「5つの質問」を使って、稼げるブログのコンセプトを作る方法を解説しました。
ブログで成果を出すには、
「誰に・何を・どう届けて・どこへ導くか」というブレない軸を持つことが何より重要です。
- WHO:自分はどんな人?
- WHOM:誰に届けたい?
- WHAT:どんな未来や変化を届けたい?
- HOW:どう届ける?
- WHY:なぜそれをやるのか?
あなたもぜひこの5つの質問に答えて、自分だけの「信念の矢」を言語化してみてください。

なんとかコンセプトは作れた気がするけど…
このあとって、何をすればいいんでしょうか?

コンセプトが決まったら、次は「ブログ全体の設計」に進むのがオススメです。
記事にどう落とし込むか、どんな順番で進めれば収益化につながるか──
そこが見えると、迷わず書き始められますよ。
僕自身がブログで収益化できたのも、「コンセプト設計」から「記事構成」「収益化の仕組み」まで、全体像を体系的に学んだからです。
もしあなたが最短で成果を目指すなら、ぜひこちらの記事で「稼げるブログの設計方法」を手に入れて、次の一歩を踏み出してみてください👇
✅ ブログ収益化の全体像が2.5時間でわかる!
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✅ 「あれ…そもそも“テーマ”ってちゃんと決めてたっけ?」と思った方へ
⇒【2025年版】稼げるブログテーマの決め方|初心者でも迷わず選べる5ステップ
自分の意気込みで自分の言いたいことを、さらさらと書いてしまいがちなところを、常に誰のために書くのかを意識して書くことを再確認することができました。
人生の迷っていた頃の自分をペルソナにして、次の自分は困らないようにするためにしっかり自分と対峙して書こうと思います。