
ブログ起業コンサルタントのずーみー(⇒プロフィール)です^^
今回は、WordPressをインストール後すぐにしておきたい初期設定を解説します。
具体的には、次の7項目です。
- サイトアドレスの確認
- サイトタイトルとキャッチフレーズの設定
- パーマリンク(URL)の設定
- ワードプレステーマのインストール
- プラグインのインストール
- ワードプレス本体・テーマ・プラグインの更新
- メタ情報の削除
後回しにするとSEO的にマイナスになってしまう項目もありますので、ブログを書き始める前に、これらの基本設定は必ず押さえておきましょう。
なお、この記事は、ブログのSSL化が完了している前提で書いています。
サーバー契約がこれからの人は、SSL化を自動的にやってくれる、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」でブログを立ち上げるのがおすすめです。
WordPressクイックスタートを使うと、普通は丸一日かかるブログ立ち上げ作業がたった10分で完了しますし、特別料金もかかりません。
詳しくは、次の記事で解説しています。
反対に、「もう違うところでサーバーを契約しちゃったよ!」という人は、ちょっと面倒ですが、お使いのサーバーのマニュアルを参考に、SSL化の作業を行ってくださいね。
目次
サイトアドレスの確認
まず最初に、サイトアドレスがご希望のものになっているかを確認しましょう。
サイトアドレスは、お使いのインターネットブラウザ上部に表示されています。

サイトアドレスが間違っているパターンとしては、次の2つが代表的です。
- 独自ドメインと初期ドメインを間違えてインストールしてしまう
- サイトアドレスに「/wp/」や「/blog/」がついている
独自ドメインと初期ドメインを間違えてインストールしてしまう
たとえば、エックスサーバーなら、「〇〇〇〇.xsrv.jp」のような初期ドメインをもらえますが、間違ってそこにワードプレスをインストールしてしまう人がよくいます。
そういう場合は、サーバーで独自ドメインにワードプレスをインストールし直しましょう。
サイトアドレスに「/wp/」や「/blog/」がついている
レンタルサーバーによっては、ワードプレスの自動インストール機能を使うと、サイトアドレスの末尾に「/wp/」や「/blog/」がついてしまうことがあります。
つまり、「http://○○○.com/wp/」や「http://○○○.com/blog/」のようなサイトアドレスになるということです。
そういう場合は、各レンタルサーバーのマニュアルにしたがって、サイトアドレスを変更したり、ワードプレスをインストールし直したりしてください。

ブログを消去して1から全部やり直すことになったりするので、必ず最初に確認しましょう!
サイトタイトルとキャッチフレーズの設定
一般設定の画面で、サイトタイトルとキャッチフレーズの設定をします。
ダッシュボードの「設定」→「一般」をクリックしてください。

すると、サイトタイトルとキャッチフレーズの入力欄が出ます。

サイトのタイトルは、魅力的なタイトルの4要素を使って、読者さんが「何度も訪れたい!」と思うようなタイトルをつけましょう。
魅力的なタイトルの4要素については、次の記事で解説しています。
次に、キャッチフレーズの入力欄は空白にしておいてください。
ここで設定したキャッチフレーズは、基本的にサイトのメタディスクリプションになるのですが、メタディスクリプションはプラグインで設定するため、ここでは空白にしておきます。
サイトタイトルとキャッチフレーズを変更したら、画面最下部の「変更を保存」を忘れずにクリックしましょう。
パーマリンク(URL)の設定
パーマリンクとは、ブログ記事ごとに設定されるURLのことです。
以下の赤枠の部分がパーマリンクです。

ダッシュボードの「設定」→「パーマリンク設定」をクリックしてください。

すると、パーマリンクの設定画面が出ます。

カスタム構造を選択して、/%postname% と入力します。
この設定が、SEO的に一番強く、ブログの構成変更にも強いのでおすすめです。

パーマリンクを変更したら、画面最下部の「変更を保存」を忘れずにクリックしましょう。
ワードプレステーマのインストール
ワードプレステーマとは、ブログのデザインを整えてくれるテンプレートのことです。
ワードプレステーマを後から変えると、記事のレイアウトが崩れたりして直すが大変なので、最初に決めておきましょう。
次の記事で、ブロガーにおすすめのワードプレステーマを紹介しています。
使用するワードプレステーマを決めてパソコンにダウンロードしたら、さっそくインストールしましょう。
ダッシュボードの「外観」→「テーマ」をクリックしてください。

「新規追加」または「新しいテーマを追加」をクリックします。

「テーマのアップロード」をクリックして、ダウンロードしておいたワードプレステーマのファイルをアップロードし、有効化しましょう。

プラグインのインストール
ワードプレスに便利な機能を追加してくれるのがプラグインです。
ここでは、最初にインストールしておいた方がいいプラグインをご紹介します。
- 日本語文字化け対策:WP Multibyte Patch
- スパムコメント対策:Akismet
- 不正ログインの防止:SiteGuard WP Plugin
- SEO対策+XMLサイトマップの自動更新:All in One SEO Pack
- データのバックアップ:BackWPup
- 訪問者向けのサイトマップ:PS Auto Sitemap
- 記事に目次を自動生成:Table of Contents Plus
なお、プラグインの細かい設定方法は、プラグイン名でGoogle検索すると大量に情報が出てくるので調べてみてください。
プラグインをインストールする時は、ダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

「プラグインを追加」画面の検索バーにプラグイン名を打ち込むと、目当てのプラグインを簡単に見つけられます。
目当てのプラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックしてインストールし、有効化しましょう。

ワードプレス本体・テーマ・プラグインの更新
以下の画像のように「更新のお知らせ」が届いたら、ワードプレス本体やワードプレステーマ、プラグインを最新版に更新しましょう。

更新せずに放置すると、サイトのセキュリティが弱くなったり、不具合が起きたりするので注意してください。
ダッシュボードの「更新」をクリックし、「WordPressの更新」画面にアクセスして、ワードプレス本体やワードプレステーマ、プラグインを最新版に更新します。
以下の画像は、プラグインを更新する場合です。

メタ情報の削除
ワードプレスの初期状態では、以下の画像のように「メタ情報」が公開されています。
このままだとセキュリティ的に弱いため、メタ情報を削除しましょう。

ダッシュボードの「外観」→「ウィジェット」をクリックしてください。

ウィジェット画面でメタ情報を探し、削除します。


これで記事を書いても一応大丈夫な状態になりました。
・・・が、ブログで収益化を目指すあなたは、最初にGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定も済ませておきましょう。
詳しくは、次の2記事をお読みください!
ずーみーさん、こんにちは。
プラグインもネットと本をみて、なんとなく入れていたので、ずーみーさんが実際に使っていらっしゃるものがわかり、自分のブログに入れていないものは入れていこうと思います!
この記事で、改めてワードプレスの初期設定の重要さがわかりました。
ありがとうございます!
こんにちは!
コメントありがとうございます。
ご参考になったようで嬉しいです。
プラグインについては、同じ機能のものが重複しないように気をつけてください。
たとえば、他のSEOプラグインを先に入れているなら、All in One SEO Packを入れる必要はありません。
もし入れる場合は、先に入れていたプラグインを消去してから入れてください。
なぜかというと、同じ機能のプラグインを複数入れると、バグが起きる原因になるからです。
また、プラグインは入れれば入れるほどサイトが重くなるので、サイトスピードの面からもなるべく減らしましょう。
ずーみーさん、こんにちは!
僕は、過去にWordpressのインストールを何度かしていますが、
自己流で抜けている設定がありました。
新ブログ立ち上げには、この記事に沿って設定しますね!
ありがとうございます。
小口さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
自己流でやるのは危険ですね^^;
ぜひ次にブログを立ち上げる時は、この初期設定を使ってください。