キーワードの検索数を調べるにはどうすればいいの?
無料でできる調べ方やコツが知りたい!
キーワードの検索数(検索ボリューム)を調べて、適切なキーワードを選ぶことは、SEO対策において重要です。
この記事では初心者向けに、以下の4つを解説します。
あなたがこの記事を読むと、無料ツールを駆使して、競争が少なく需要の多いキーワードを見つけるための具体的な方法がわかります。
SEO集客の成功を目指す人は、ぜひ参考にしてみてください!
以下の4つのうち、間違ったことを述べている選択肢を1つ選んでください。
- 検索ボリュームが10000以上のビッグキーワードは、競争が激しいため、初心者は避けるべきだ。
- 検索ボリュームが1000以下のスモールキーワードは、初心者に適している。
- 検索ボリュームが100以下のキーワードでも、競合性が高く上位表示が難しい場合がある。
- ブログのテーマと関連性がないキーワードでも、競合性が低く検索ボリュームが大きい場合は積極的に狙うべきだ。
※正解はこの記事の最後で発表します!
検索数(検索ボリューム)とは?
検索数(検索ボリューム)とは、特定のキーワードがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで1ヶ月に何回検索されたかを示す数値です。
たとえば、1ヶ月に500回検索されたキーワードの検索ボリュームは「500」となります。
検索ボリュームを調べるのが重要な理由
キーワードの検索ボリュームを調べることは、SEO対策の成功において非常に重要です。
なぜなら、検索ボリュームを調査することで、特定のキーワードにどれだけの需要があるかを把握できるからです。
たとえば、月間検索ボリュームがゼロのキーワードは、ユーザーのニーズがほとんどないことを示しています。
そのようなキーワードを選んで、SEO対策を行なった記事を作成しても、検索エンジンからアクセスを集めることは難しいでしょう。
一方で、月間検索ボリュームが5万や10万のキーワードは、読者のニーズはありますが、そのキーワードを狙う競合も増えるため、上位表示が難しくなる傾向があります。
検索ボリュームを調査し、自身のブログに最適なキーワードを選定することが、SEO対策の成功において鍵となります。
検索ボリュームの調べ方
検索数(検索ボリューム)の調査には、有料/無料のツールを使います。
有料ツールの代表例としてはAhrefs(エイチレフス)が挙げられますが、これは企業のSEO担当者向けに設計されており、料金が高額です。
資金に余裕のない個人ブロガーにとっては、以下の無料ツールがおすすめです。
ここからは、各ツールの使い方や特徴について解説します。
無料ツール①:Ubersuggest
無料ツールの中でも僕の一番のおすすめは、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)です。
Ubersuggestでは、キーワードの検索ボリュームやSEO難易度、関連キーワード、競合サイトのドメインランクや流入キーワード、被リンクなどのデータを調査できます。
Ubersugesstには、サイト版とGoogle Chromeの拡張機能版があります。
Ubersugesstのサイト版では、検索窓に調べたいキーワードを入力すると、検索ボリュームやSEO難易度を表示してくれますが、無料版は1日に3回までしか利用できません。
一方、UbersuggestのGoogle Chromeの拡張機能版は、無料で1日に40回まで利用できるため、個人ブロガーに非常におすすめです。
Google Chromeのウェブストアで、Ubersuggestの拡張機能を追加し、有効化しましょう。
この拡張機能を有効化すると、特定のキーワードでGoogle検索をする際に、検索ボリュームやSEO難易度、検索数の推移などを同時に表示してくれます。(※以下の画像参照)
SEO対策の成功を目指す人は、Google Chromeに必ずUbersuggestの拡張機能を導入するようにしましょう!
無料ツール②:Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料のキーワード調査ツールです。
キーワードプランナーを使うと、特定のキーワードの検索ボリュームや関連キーワードを、回数制限なしで簡単に調査できます。
キーワードプランナーを無料で利用するためには、はじめにGoogle広告のアカウントを作成する必要があります。
Google広告のアカウントにログインし、ツールにアクセスしてキーワードを入力すると、検索ボリュームや関連キーワードのデータをまとめて表示してくれます。(※以下の画像参照)
キーワードプランナーの欠点は、無料(Googleに広告を出稿していない状態)だと、ざっくりした検索ボリュームしか出せないことです。
たとえば、「100〜1000」や「1000〜1万」のような大雑把な数値が表示されます。
もっと正確な数字を把握したい場合は、先ほど紹介したUbersuggestか、後ほど紹介するGetKeywordやネコノテツールを使うのがおすすめです。
また、センシティブなキーワードについては、検索ボリュームを調べても表示してくれない場合があるため、注意が必要です。
無料ツール③:aramakijake.jp(アラマキジャケ)
aramakijake.jp(アラマキジャケ)は、キーワードの検索ボリュームやアクセス数の予測データを、回数制限なく調査できる無料ツールです。
使い方は簡単で、アラマキジャケにアクセスし、検索窓にキーワードを入力するだけです。
アラマキジャケの特徴は、Yahoo! JAPANとGoogleの検索ボリュームを同時に表示することです。(※以下の画像参照)
ただし、アラマキジャケで表示される検索ボリュームの数値は、他のツールに比べるとやや正確さに欠けるという欠点があります。
正確な数値を把握したい場合は、UbersuggestやGetKeyword、ネコノテツールを使うのがおすすめです。
また、他のツールに比べて、検索ボリュームを調べても出てこない場合が多いのも、アラマキジャケの欠点です。
アラマキジャケは、ブログ初心者の頃はよく使っていましたが、最近は全く使っていません^^;
無料ツール④:GetKeyword
GetKeywordは、キーワードの検索ボリュームや競合性、関連キーワード、読者像などを調査することができるツールです。
使い方は簡単で、GetKeywordにアクセスし、検索窓にキーワードを入力するだけです。
調べたいキーワードの検索ボリュームだけでなく、サジェストキーワードの各種データまで一気に取得できるのが、GetKeywordの特徴です。(※以下の画像参照)
ただし、GetKeywordは、無料だと月40回までしか利用できないという制限があります。
検索ボリュームの調査のために、ツールをもっとたくさん利用したい場合は、Ubersuggestかネコノテツールを使うのがおすすめです。
GetKeywordは、1つのキーワードを深掘りするのに向いているツールです。
ブログ記事を執筆する段階で、1つのキーワードを深く調査するために使用するのがおすすめです。
無料ツール⑤:ネコノテツール
ネコノテツールは、キーワードの検索ボリュームを回数制限なく調査できるツールです。
ネコノテツールのデータはGoogleキーワードプランナーを参照しており、キーワードプランナーで大雑把な数値しか出せずに困っている人は、このツールを使うのがおすすめです。
使い方は簡単で、ネコノテツールにアクセスし、検索窓にキーワードを入力するだけです。
また、一度に最大20個のキーワードを調査できるのも、ネコノテツールの特徴です。(※以下の画像参照)
ただし、ネコノテツールでは、SEOの競合性や関連キーワードは調査できません。
SEOの競合性や関連キーワードまで調査したい場合は、UbersuggestやGetKeywordを使うのがおすすめです。
ネコノテツールは、検索ボリュームの調査だけに特化したツールです。
初心者が狙うべき検索ボリュームの目安
ブログ初心者は、どれくらいの検索ボリュームを狙うべきなのでしょうか?
目安としては、月間検索数1000以下のスモールキーワードを狙うのがおすすめです。
以下に、月間検索数ごとの考え方を示します。
- 10000以上(ビッグキーワード):
競争が激しく、初心者には難しいため、避けるか、将来の目標として考えましょう。 - 1000〜10000(ミドルキーワード):
競争は激しいですが、初心者でも取り組める範囲です。ただし、ブログのドメインパワーが上がらないと、検索上位表示は難しいかもしれません。 - 100〜1000(スモールキーワード):
競争は比較的緩やかで、初心者に適しています。 - 100以下(超スモールキーワード):
競争は穏やかで、初心者に適しています。特にブログを開始したばかりの人は、検索ボリューム100以下のキーワードでSEOの成功体験を積むのがおすすめです。
なお、SEO対策で狙う検索ボリュームの目安については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
キーワード選定を行う際の注意点
キーワード選定を行う上で検索ボリュームは重要ですが、検索ボリュームだけを基準にすると失敗する可能性があります。
初心者が特に注意すべきポイントは、以下の3つです。
注意点①:SEOの競合性を考慮すること
ブログ初心者に検索ボリューム1000以下のキーワードがおすすめなのは、一般的に競争が激しくないからですが、競争が激しい場合もあります。
そのため、キーワード選定を行う際には、SEOの競合性を考慮することが重要です。
SEOの競合性は、UbersuggestやGetKeywordで調べることができます。
たとえば、UbersuggestではSD(SEO Difficulty)という項目でSEOの競合性が表示されます。(※以下の画像参照)
目安としては、SD30未満は競合が弱く、30〜40は普通、40以上は競合が強いです。
ブログ初心者は、SD30未満で検索ボリュームがなるべく大きいキーワードを探すことで、競争が少なく需要の多いキーワードを見つけることができます。
また、ツール上の数字だけでなく、実際の検索結果を目で見て確認することも重要です。
なぜなら、検索上位に企業サイトばかりがひしめくキーワードは、個人ブログでは太刀打ちできない可能性が高いからです。
実際の検索結果を見て、上位に個人ブログが存在するかどうかを確認しましょう。
注意点②:ブログのテーマに合ったキーワードを選ぶこと
キーワードを選ぶ際には、検索ボリュームだけでなく、ブログのテーマとの関連性も考慮することが重要です。
なぜなら、現在のGoogleはブログのテーマ性をとても重視しているからです。
たとえば、転職をテーマにしたブログで育児に関連するキーワードで記事を書いても、ブログのテーマから外れているため、検索上位表示は難しいでしょう。
また、ブログのテーマから外れたキーワードばかりで記事を書くと、ブログのテーマ性が薄れるため、Googleの評価が下がる可能性があります。
キーワード選定の際には、ブログのテーマに合ったキーワードを選ぶことを心がけましょう。
注意点③:ターゲットが検索しそうなキーワードを選ぶこと
アフィリエイト初心者がやりがちな失敗として、ターゲットと無関係なキーワードで記事を作成してしまうことが挙げられます。
たとえば、転職サービスをアフィリエイトするブログでは、転職に関心を持つ読者を集める必要があります。
しかし、検索ボリュームだけを基準にすると、「育児グッズ 神」(検索Vol.1600、SD24)のようなキーワードを選んでしまうかもしれません。
そのようなキーワードを選ぶと、売りたい商品に関心のない読者が集まってしまうため、アフィリエイトの成功が難しくなります。
キーワード選定の際には、ターゲットが実際に検索しそうなキーワードを選ぶことが重要です。
キーワード選定のやり方やコツをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
最後に
今回は、検索数(検索ボリューム)の調査方法や目安、注意点について解説しました。
ブログ初心者は、月間検索数が1000以下のスモールキーワードを狙うのがおすすめです。
今回紹介した無料ツールを使えば、競争が少なく需要の多いキーワードを見つけることができるので、あなたもぜひ挑戦してみてくださいね。
ただし、現在は数年前に比べてSEOの難易度が高まっており、「SEO対策を頑張ってPV数を増やして成功する」という従来のブロガーの戦略は通用しにくくなっています。
これからのブロガーが成功するための戦略については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブログ成功を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください!
間違った内容の選択肢は「④」です。現在のGoogleはブログのテーマ性を重視しており、テーマから外れたキーワードで記事を書くと、検索順位が上がりにくい傾向があります。(⇒問題文はこちら)
検索する際も3社をうまく使いこなしてみたいと思います。
月間検索ボリュームやSEO対策など沢山学びがありました。
レゾンママさん、こんばんは!
コメントをいただきありがとうございます。
ご参考になったようで嬉しいです!
こんにちは。ブログの戦略の情報をありがとうございます。アドセンスだけではだめなことがわかりました。参考にさせていただきます。
こんばんは、月間検索ボリューム100〜1000の2〜3語キーワードですね。
2~3語の検索キーワード選定は意識してたので、ここは良しですね。
次に、月間検索数0〜100のキーワードを積極的に狙う!ありがとうございます。
ここで、検索上位に入る感覚をつかむのですね。
とても参考になりました。
ずーみーさん、こんにちは。
競合が強くなってきているんですね?
いつも詳しくありがとうございました。
こんにちは、コメント失礼します。
アドセンスブログやっていますが、検索ボリューム調べて書いていませんでした・・・
そして最近、アフィリエイトブログにも興味を持っていたところでした。
勉強になりました、ありがとうございます。
キーワード検索数チェックツールに、自分が住んでいる都市名を入力しました。1位のアクセス数は2位の4倍です。
Googleで検索すると1位と2位は概念が異なるので比較することが無意味です。
私が書きたいテーマで検索したら、ボリュームがゼロでした。誰も気にしないテーマだと思いました。
Googleで検索しても何も出て来ません。当然参考にする記事も有りません。
自分でブログを作る時に備え、検索ボリュームを見ながら再検討します。
ただ闇雲に書くのではなく、検索ボリュームを調べて書くことが
アクセスのある記事になるのだと理解しました
勉強になりました。
ずーみーさんのブログでは月100万円程の収益があるとのことですが、スゴイです。
1日10リストくらいのハウスリストを得られているのでしょうか?
リスト単価3000円を叩き出すようなビジネスモデルなんですかね。。。
ずーみーさんを目標に頑張ります。
こんにちは。
闇雲に量産するのではなく、
目標値を持つことは大切ですね。
ありがとうございます!
トムマンクスさん、こんにちは!
コメントいただきありがとうございます。
ご参考になったようでうれしいです^^
こんにちは。
私は初心者なので月間検索ボリュームは全く考えずにブログを作っていました。
無料プレゼントも拝見させていただきます。
勉強になります。ありがとうございました。
たかしさん、こんにちは!
コメントいただきありがとうございます。
ご参考になったようで嬉しいです。
セミナー動画も、ぜひ視聴してみてくださいね^^