SEO効果の高いメタディスクリプションは、どうやって書けばいいの?
書き方や文字数にコツはあるのかなあ?
メタディスクリプション(meta description)とは、Webページの概要を100文字程度で説明した文章のことです。
メタディスクリプションを適切に設定するとSEO効果を得られますが、初心者の多くは我流でメタディスクリプションを設定してしまい、逆効果になるケースもあります。
そんな失敗を防ぐために、この記事では以下の4つを解説します。
あなたがこの記事を読むと、SEO効果が高くユーザーにクリックされるメタディスクリプションを書けるようになりますよ。
SEO集客で成功したい人は、ぜひ参考にしてください!
詳しい目次
メタディスクリプションとは?
メタディスクリプション(meta description)とは、Webページの概要を100文字程度で説明した文章のことで、スニペットとも呼びます。
検索エンジンで記事タイトルの下に表示される説明文が、メタディスクリプションです。
メタディスクリプションは、SEO対策において重要です。
なぜなら、ユーザーは記事タイトルとメタディスクリプションを読んで、記事をクリックするかどうかを決めるからです。
あなたが良いメタディスクリプションを書けば、クリック率(CTR)が高まるので、検索順位を上げなくてもブログのアクセス数をアップできます。
また、メタディスクリプションの中に適切にSEOキーワードを配置すると、SEO効果があると言われています。
SEO効果の高いメタディスクリプションの書き方【例文あり】
ではどうすれば、SEO効果の高いメタディスクリプションを書けるのでしょうか?
ここからは、7つのコツを解説します!
コツ①:文字数は100文字〜120文字にする
メタディスクリプションの文字数は、100文字〜120文字にしましょう。
なぜなら、300文字など長すぎるメタディスクリプションを設定するとSEO的に逆効果と言われているからです。
なお、2023年現在のGoogleは、スマホ・パソコンともに80文字〜90文字のメタディスクリプションを検索結果で表示します。
その他の検索エンジンだと、Bingは100文字〜120文字のメタディスクリプションを検索結果で表示する仕様になっています。
コツ②:SEOキーワードをなるべく先頭に入れる
SEO対策しているキーワードは、メタディスクリプションのなるべく先頭に入れましょう。
その理由の1つ目は「視認性」です。
ユーザーは、文章を頭から順番に読みます。
そのため、なるべく前半にSEOキーワードを入れたほうが、「この記事には自分の知りたいことが書いてありそう」と思われてクリックされやすくなります。
なお、SEOキーワードは前半(80文字以内)に入れないと、Googleで表示されないので注意してください。
2つ目の理由は「検索エンジンの特性」です。
検索エンジンも、コンテンツを頭から順番に読み取っており、先頭部分に書いてある内容を重要と判断する特性があるようです。
そのため、メタディスクリプションのなるべく先頭にSEOキーワードを書いたほうが、検索エンジンから「重要度が高い」と判断され順位が上がりやすくなります。
コツ③:ユーザーが得られるメリットを入れる
メタディスクリプションの中に、ユーザーが得られるメリットを入れましょう。
その理由は、クリック率を高めるためです。
ユーザーのメリットは何かというと、「LF9+金+悩み解決」と覚えてください。
LF9(エルエフナイン)とは、人間が逆らえない欲求のことです。
具体的には、「①生存欲」「②食欲」「③性欲」「④危機回避」「⑤快適」「⑥愛する人を守る」「⑦愛されたい」「⑧他人に勝つ」「⑨社会で認められる」の9つがLF9です。
これに「⑩お金」「⑪悩み解決」を加えたものが、ユーザーのメリットです。
- この記事では、SEO効果の高いメタディスクリプションを書く7つのコツを解説します。(※悩み解決)
- あなたが良いメタディスクリプションを書けるようになると、競合サイトより何倍も多くのアクセスを集められます。(※他人に勝つ)
LF9については次の記事で詳しく解説したので、コピーライティングを上手くなりたい人はぜひ読んでみてください!
コツ④:サジェストワードを入れる
メタディスクリプションの中に、狙っているSEOキーワードのサジェストワードを入れましょう。
サジェストワードとは、検索エンジンの検索窓にキーワードを入力すると表示される検索候補のことです。
次の画像は、「メタディスクリプション」で検索したときのサジェストワードの例です。
なぜメタディスクリプションにサジェストワードを入れるかというと、検索エンジンが「この記事はユーザーのニーズをたくさん満たしている」と判断してくれやすくなるからです。
なお、サジェストワードはメタディスクリプションだけでなく、記事の見出しや本文でも使うようにしてください。
コツ⑤:ターゲットを絞る
メタディスクリプションの中で、記事のターゲットを絞りましょう。
その理由は、クリック率を高めるためです。
メタディスクリプションでは、「この記事は自分に向けて書かれている」とユーザーに思わせることが重要です。
- 今回はSEO初心者向けに、メタディスクリプションを書く7つのコツを解説します!
コツ⑥:競合サイトより魅力的な文章を書く
メタディスクリプションは、競合サイトより魅力的な文章を書きましょう。
なぜなら、ユーザーは検索結果でどの記事をクリックするかを相対評価で決めるからです。
あなたがメタディスクリプションを書いたら、検索順位トップ10と比べてみてください。
競合サイトよりも文章が魅力的になるまで書き直すのが、おすすめのやり方です。
コツ⑦:各ページで固有のメタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションは、ブログ内の各ページで固有のものを設定しましょう。
その理由は、検索エンジンにページの内容を正しく理解してもらうためです。
なお、同じメタディスクリプションをブログ内で何度も使い回すと、SEO的にマイナスになると言われているので注意してください。
WordPressでメタディスクリプションを設定するには?
WordPressでメタディスクリプションを設定する方法は、次の2つです。
- ワードプレステーマの設定機能を使う
- SEOプラグインを使う
ワードプレステーマには、記事作成画面でメタディスクリプションを設定できるものがあります。(例:Cocoon、JIN、アフィンガーなど)
ワードプレステーマにメタディスクリプションの設定機能がない場合は、All in One SEOなどのSEOプラグインを使いましょう。
ただし、ワードプレステーマとプラグインには相性があります。
相性の悪いプラグインを使って不具合を起こさないように、ワードプレステーマの公式サイトで推奨するSEOプラグインを使うようにしてください。
また、メタディスクリプションを設定できるワードプレステーマにSEOプラグインを入れると、サイトスピードが遅くなったり、SEO的にマイナスになったりするので注意しましょう。
メタディスクリプションがGoogleに反映されない時は?
メタディスクリプションを設定しても、Googleの検索結果に反映されない場合があります。
その理由は、2つ考えられます。
理由①:クロールされていない
1つ目に考えられる理由は、記事がクロールされていないからです。
検索エンジンのロボット(クローラー)が記事を巡回していないから、メタディスクリプションが反映されないのかもしれません。
記事がクロールされたかどうかを確認するには、サーチコンソールのURL検査を使います。
メタディスクリプションを設定した後に記事がクロールされていなければ、インデックス登録をリクエストしてクローラーに巡回してもらいましょう。
理由②:ディスクリプションの内容がミスマッチと判断された
記事はクロールされたのに、Googleが記事内から抜き出した文章で勝手にスニペット(ディスクリプション)を生成する場合があります。
そうなってしまう理由は、ディスクリプションの内容が検索キーワードとマッチしていないとGoogleに判断されたからです。
Googleの書き換えたディスクリプションがあまりにひどい場合や、全くクリックされない場合は、新しいディスクリプションを作ってインデックス登録をリクエストしましょう。
それ以外の場合は、基本的に静観でいいと僕は考えています。
まとめ
今回は、SEO効果の高いメタディスクリプションの書き方を解説しました。
あなたもぜひ7つのコツを使って、メタディスクリプションを書いてみてくださいね。
なお、SEO対策においてメタディスクリプションよりも大事なのは「記事タイトル」です。
次の記事で、SEO効果のある記事タイトルの付け方を解説したので、ぜひ参考にしてください!
ワードプレステーマによってメタディスクリプションの設定機能がない事もあるんですね。あるのが当然だと思ってました(*_*)
テーマを選ぶときに気をつけようと思います。
はみぃさん、こんにちは!
先日はコメントをいただきありがとうございました。
メタディスクリプションの設定機能は、ワードプレステーマについていない方が多いと思います。
普通はSEOプラグインで管理します。
なぜなら、ワードプレステーマでメタディスクリプションを設定する場合は、
ワードプレステーマを変更する時にデータを移すのが大変になるからです。
データの移行をスムーズに行うために、普通はSEOプラグインで設定します。
ご参考になれば幸いです!