ブログのキーワード選定はどうやってやればいいの?
具体的なやり方やコツが知りたい!
ブログのSEO対策の基本中の基本は「キーワード選定」です。
正しいキーワード選定のやり方を理解し、実践することで、検索エンジンにおけるブログの露出が増加し、アクセスを増やすことができます。
反対に、正しいキーワード選定のやり方を理解しないと、いつまでもブログのアクセス数が伸びない可能性が高いので注意してください!
この記事では初心者向けに、以下の4つを解説します。
あなたがこの記事を読むと、無料ツールを使って適切なキーワードを選ぶ方法や、キーワードを記事の中にどのように入れるとSEO効果が高いかがわかります。
SEO対策の成功を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください!
詳しい目次
ブログのキーワード選定が重要な理由
キーワード選定とは、検索上位表示を目指してSEO対策を行うために、特定のキーワードやフレーズを選び出す作業のことです。
ブログのキーワード選定は、以下の理由で非常に重要です。
- 検索エンジンでの露出を増加させるから:
適切なキーワードを選定し、コンテンツの中の適切な箇所に入れることで、検索順位が向上し、コンテンツがより多くの人々に表示されるようになります。 - ターゲット読者を引きつけるから:
適切なキーワードを選定することで、特定のターゲット読者層を集客することができます。彼らの興味やニーズに応えるコンテンツを提供することで、アフィリエイトや自社商品の成約に繋げることができます。 - コンテンツのテーマを明確にするから:
キーワード選定を行うことによって、コンテンツのテーマや方向性が明確になるため、記事執筆が簡単になったり、読者に有益な情報を提供しやすくなったりするというメリットがあります。 - ブログの専門性を高める効果があるから:
検索エンジンは専門性の高いサイトを高く評価します。適切なキーワード群を選び、記事を執筆し続けることで、ブログの専門性が向上し、検索エンジンの評価も向上します。この考え方は、特に「特化ブログ」を作る上で重要です。
キーワード選定はブログの成功において非常に重要なので、あなたもぜひマスターしてください!
ブログのキーワード選定の手順
ここからは、ブログのキーワード選定の流れを初心者向けに解説していきます。
STEP1:ブログ記事のテーマを決める
まず、ブログ記事のテーマを決めましょう。
ブログ記事のテーマを決めるポイントは、以下の2つです。
- ブログ全体のテーマに合うものを選ぶ:
ブログ記事のテーマは、ブログ全体のテーマや方向性と合致するものを選びましょう。そのような記事を積み上げることで、ブログ全体の専門性が向上し、検索エンジンの評価も向上します。(※参考記事:ブログテーマの決め方) - ターゲット読者層に合うものを選ぶ:
ターゲット読者層がどのような情報やコンテンツを求めているかを考え、それに合ったテーマを選びましょう。そのような記事を積み上げることで、ブログの集客力や商品の成約率が向上します。
たとえば、転職の成功方法をテーマにしたブログで、転職に興味のある人がターゲットの場合は、「転職エージェントを利用するメリット」などが記事のテーマになります。
なお、この段階で記事のテーマが何も思いつかない人は、以下の記事を参考に、記事ネタを考えてみてください。
STEP2:キーワードの候補を探す
次に、ブログ記事のテーマに関連するキーワードの候補を探します。
まず、ブログ記事のテーマについて、読者が検索しそうなキーワードを考えましょう。
たとえば、「転職エージェントを利用するメリット」が記事のテーマの場合、「転職エージェント メリット」のような検索キーワードが候補として考えられます。
そのキーワードをGoogleの検索窓に入力し、実際の検索結果を活用して、以下の3つの方法でキーワードを探すのがおすすめです。
方法①:競合サイトが流入を獲得しているキーワードを参考にする
ツールを使って、検索結果で上位表示されている記事が、どのようなキーワードで流入を獲得しているかを調べましょう。
これにより、自分が最初に思いついたキーワードよりも良いキーワードを見つけられる可能性があります。
ツールは、UbersuggestのGoogle Chrome拡張機能版を使うのがおすすめです。
この無料の拡張機能を使うことで、検索結果画面上で競合サイトの記事がどのようなキーワードで上位表示されているかを調査できます。
以下は、Ubersuggestの使用例です。
良さそうなキーワードを見つけたら、どこかにメモしておきましょう!
方法②:サジェストワードの中から探す
サジェストワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに自動的に表示される検索候補キーワードのことです。
サジェストワードは、多くのユーザーが実際に検索しているキーワードのデータをもとに、Googleが提案するキーワード群です。
サジェストワードを調査することにより、自分が最初に思いついたキーワードよりも適切でニーズのあるキーワードの候補を見つけることができます。
方法③:再検索キーワードの中から探す
再検索キーワードとは、検索結果ページの下部で「関連性の高い検索」や「他の人はこちらも検索」といった項目で表示されるキーワードのことです。
再検索キーワードには、最初に検索したキーワードに関連した、ユーザーの具体的なニーズや興味が反映されています。
再検索キーワードを調査することにより、ブログ記事のテーマに関連した新たなキーワードの候補を見つけることができます。
STEP3:候補キーワードの検索ボリュームと競合性を調べる
次に、候補となるキーワードの検索ボリュームと競合性を調査します。
検索ボリュームとは、あるキーワードがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで1ヶ月に何回検索されたかを示す数値です。
検索ボリュームを調べることで、キーワードにどれだけの需要があるかを把握できます。
たとえば、検索ボリュームが10000を超えるキーワードは、非常に多くの人々が関心を持っており、上位表示できると大きなアクセスを得られます。
しかし一方で、そうしたキーワードは競争が非常に激しく、ブログ初心者が上位表示を獲得するのは困難です。
そのため、ブログ初心者は、競争が比較的穏やかで、検索ボリュームがそこそこ多いキーワードを選ぶことが重要です。
検索ボリュームの目安としては、初心者は月間検索数1000以下を狙うのが良いでしょう。
以下の記事で、検索ボリュームの調べ方と目安について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
競合性の調査には、ツールを使用する方法と、実際の検索結果を確認する方法があります。
UbersuggestのGoogle Chrome拡張機能版を使用すると、検索結果画面で検索ボリュームとともに、「SD」という指標でSEO難易度(競合性)を見ることができます。
目安としては、SD30未満は競合が弱く、30〜40は普通、40以上は競合が強いです。
ブログ初心者は、SD30未満で検索ボリュームが多いキーワードを探すことで、競争が少なく需要の多いキーワードを見つけることができます。
また、ツール上の数字だけでなく、実際の検索結果を見て競合性を確認することも重要です。
なぜなら、検索上位に企業サイトばかりがひしめくキーワードは、個人ブログでは太刀打ちできない可能性が高いからです。
実際の検索結果を見て、上位に個人ブログが存在するかどうかを確認しましょう。
STEP4:キーワードを1つに絞る
最後に、候補となるキーワードの中から最も適切なものを選び、1つに絞ります。
検索ボリュームと競合性のバランスや、記事のテーマに候補のキーワードで本当に合っているかなどを考慮して、最も効果的なキーワードを選定しましょう。
使用するメインキーワードを決めたら、次にユーザーの検索意図を考えて、記事の構成を作りましょう。
具体的なやり方は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください!
SEOキーワードの記事への入れ方
キーワード選定を行なったら、選んだキーワードを記事内の適切な箇所に入れることが重要です。
SEOキーワードを記事内の適切な箇所に配置することで、検索エンジンが「この記事はこのキーワードとの関連性が高い」と判断し、検索結果に表示されやすくなります。
反対に、SEOキーワードを適切な箇所に配置しないと、記事が検索結果に表示されない可能性があるため注意してください。
SEOキーワードを入れるべき箇所は、以下の5つです。
- 記事タイトル:
記事タイトルのなるべく前半部分にキーワードを入れることで、検索エンジンが記事内容とキーワードの関連性を理解しやすくなります。(※参考記事:効果的な記事タイトルの付け方) - 見出し:
見出しの中にキーワードを入れることにより、検索エンジンが記事内容とキーワードの関連性を理解しやすくなります。 - 本文:
本文中にキーワードを含めることにより、記事内容とキーワードの関連性を高めることができます。ただし、キーワードを過剰に使用して読みやすさを損なわないように注意してください。 - メタディスクリプション:
記事の概要を表すメタディスクリプションにキーワードを含めることで、検索エンジンが記事とキーワードの関連性が高いと判断するようになります。(※参考記事:メタディスクリプションの書き方) - 画像のALT属性:
画像にはALT属性を設定し、キーワードを含めることで、検索エンジンが記事とキーワードの関連性が高いと判断するようになります。
特に重要なのは「記事タイトル」です。
記事タイトルのなるべく前半部分にSEOキーワードを配置することを意識しましょう!
SEOに強いブログ記事を作成するコツ
ここまでは、ブログのキーワード選定の基本的なやり方と、SEOキーワードの記事への入れ方を解説しました。
ブログ初心者はここまでの内容を実践できれば十分ですが、さらに上を目指したい方は、以下の3つを意識して行なってみてください。
- キーワードの検索意図を考える:
ユーザーがそのキーワードで検索する意図を考察しましょう。たとえば、「転職エージェント メリット」というキーワードには、転職エージェントを活用するメリットを知りたいという表面的な検索意図だけでなく、転職に成功したいという本質的な検索意図もあるはずです。それらを記事内容に反映することにより、ユーザーの満足度を高めることができます。 - 記事内に関連キーワードを入れる:
記事内にはメインキーワードだけでなく、サジェストワードや再検索キーワード、共起語などの関連キーワードを含めるようにしましょう。それにより、検索エンジンが記事とメインキーワードの関連性がより高いと判断するようになります。 - 記事内に独自情報を入れる:
検索エンジンは、そこでしか手に入らない独自情報の入ったコンテンツを高く評価します。自身の経験や体験をもとに、オリジナリティの高い情報を提供することを心がけましょう。
まとめ
今回は、ブログのキーワード選定の基本的なやり方と、SEOキーワードの記事への入れ方を解説しました。
キーワード選定はSEO対策の基本中の基本です。
あなたもぜひこの記事を参考に、キーワード選定をマスターしてくださいね。
ただし、現在は数年前に比べてSEOの難易度が高まっており、「SEO対策を頑張ってPV数を増やして成功する」という従来のブロガーの戦略は通用しにくくなっています。
これからのブロガーが成功するための戦略については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブログ成功を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください!
UbersuggestのGoogle Chrome拡張機能を早速入れて、使っています。普段使う際もSDが低いのに上位表示されていると、「おや、対策してるのかな!?」なんて思ってクリックすることが増えました(笑)普通に使ってても面白いですね。
はみぃさん、こんばんは!
コメントをいただきありがとうございます。
Ubersuggestを日常的に使っているとのこと、いいですね!
SEOはハマると沼なので、ぜひハマってください。笑