あなたは、ブログ記事の良し悪しを決定づけるものは何か知っていますか?
その答えは「記事の構成」です。
記事の構成とは、ブログ記事の設計図のことです。
ブログ初心者の多くは、記事の構成を作らずにいきなり文章を書き始めますが、それでは良い記事は書けないので注意してください!
この記事では、ブログ初心者向けに次の3つを解説します。
- ブログ記事の基本構成とは?
- ブログ記事構成の鉄板テンプレート「PREP法」について
- ブログの記事構成を作る手順
あなたがこの記事を読めば、読み手が理解しやすい記事構成を作れるようになりますよ。
良いブログ記事を書きたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
詳しい目次
ブログ記事の構成が重要な理由
ブログ記事の構成は、とても重要です。
その理由は、2つあります。
理由①:構成が悪いと、後から修正するのが難しいから
ブログ記事の構成が重要な理由の1つ目は、構成が悪いと後から修正するのが難しいからです。
記事の構成とは、ブログ記事の設計図のことです。
住宅の設計図が間違っていると欠陥住宅しかできないように、記事の構成が間違っていると、不出来な記事しか完成しません。
また、構成の悪い記事を修正するためには、構成をやり直すところから始めないといけません。
その結果、1記事を丸々書き直さないといけなくなることもよくあります。
しかし、ブログ初心者は、記事の構成を作らずにいきなり文章を書き始める人が多いです。
そういう記事は構成が無茶苦茶になりやすいので、必然的に低品質な記事になってしまいます。
良い記事を書きたい人は、必ず文章を書き始める前に構成を作るようにしてください!
理由②:構成が悪いと、書き手の伝えたいことが伝わらないから
ブログ記事の構成が重要な理由の2つ目は、構成が悪いと書き手の伝えたいことが読み手に伝わらないからです。
書き手の伝えたいことが読み手に伝わらないと、以下のデメリットがあります。
- 成約させたいアフィリエイト案件が成約しない
- 読者が記事を真剣に読んでくれず、離脱率が高まるので、SEOに悪影響を及ぼす
つまり、記事の構成が悪いと、アフィリエイトブログで成功できないということです。
反対に、記事の構成が良いと、書き手の文章力が多少低くても、伝えたい内容が読み手にスムーズに伝わるというメリットがあります。
ブログ記事の基本構成とは?
次に、ブログ記事の基本構成についてお話しします。
一般的なブログ記事は、以下の3要素が上から順番に並んで構成されます。
リード文
リード文とは、ブログ記事の導入文(冒頭文)のことです。
一般的なブログ記事では、記事タイトルと最初の見出し(or目次)の間にある文章がリード文にあたります。
リード文には、次の2つの役割があります。
- 記事の要点やテーマを読者にわかりやすく提示する
- 読者に記事本文を読みたいと思ってもらう
リード文はとても大事なので、僕がブログ記事を添削するときはリード文を重点的に添削します。
リード文の書き方については、次の記事を参考にしてください!
本文
リード文の次に来るのが、本文です。
一般的なブログ記事では、1つ目の見出しから最後の見出しの手前までが本文にあたります。
本文では、記事のテーマについて理論を展開したり、具体例を示したりします。
料理に例えるなら、リード文は前菜で、本文は主菜(メインディッシュ)です。
ブログ記事の中で、分量がもっとも多くなるのが本文です。
まとめ
本文の次に来るのが、まとめです。
一般的なブログ記事では、最後の見出しのブロックがまとめにあたります。
ブログ記事のまとめには、次の3つの役割があります。
- 記事の結論を述べる
- 記事全体を簡単に振り返って、読者に内容を理解してもらう
- 記事を読んだ後に読者にとってほしい行動を提示する
鉄板テンプレートのPREP法を覚えよう!
記事の構成には鉄板のテンプレートがあるので、ブログ初心者はぜひ覚えてください。
そのテンプレートとは、論理的な文章の型として有名な「PREP法(プレップ法)」です。
PREP法では、以下の順番で文章を構成します。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(実例・具体例)
- Point(結論)
PREP法の特徴は、最初と最後に結論がくることです。
読み手の集中力が高い序盤で結論を伝え、最後に念押しでもう一度結論を伝えることで、書き手の主張が読み手の記憶に残りやすく、理解してもらえる文章になります。
ブログ記事でPREP法を使う場合は、以下のように構成するのがおすすめです。
- リード文:Point(結論)
- 本文:Reason(理由)、Example(実例・具体例)
- まとめ:Point(結論)
PREP法は次の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください!
ブログの記事構成を作る手順【初心者向け】
では、ブログの記事構成を作るには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
ブログ初心者におすすめの手順は、次の4ステップです。
STEP1:記事のテーマを決める
はじめに、記事のテーマを決めましょう。
たとえば、今回の記事の場合だと「ブログの記事構成の作り方」がテーマです。
STEP2:そのテーマについて、思いつくことを全て箇条書きにする
次に、そのテーマについて思いつくことを全て箇条書きにします。
あなたは、プラモデルを作ったことはありますか?
プラモデルには設計図と部品があり、設計図のとおりに部品を組み立てれば、子供でも高品質な作品が完成しますよね。
ブログ記事もそれと同じで、設計図(=記事の構成)と部品があれば、初心者でも高品質な記事を書くことができます。
「テーマについて思いつくことを全て箇条書きにする」という作業は、要するに「プラモデルの部品集め」です。
しかし、ブログ初心者の多くは、設計図(=記事の構成)を作らないばかりか、部品集めすらせずに思いつきで記事を書き始めます。
そんなやり方で記事を書いても、良い記事が書けるはずはないので注意してくださいね。
STEP3:結論・理由・具体例に分ける
次に、箇条書きにしたものを「結論」「理由」「具体例」に分けます。
なぜ「結論」「理由」「具体例」に分けるかというと、PREP法で記事を構成するためです。
この作業をすると、不足している要素に気づけるというメリットがあります。
たとえば「この記事には結論が不足しているな」と気づいたら、結論を考えて付け加えましょう。
STEP4:見出しの構成を考える
最後に、見出しの構成を考えます。
見出しの構成は、PREP法を意識して作ってください。
PREP法で見出しを構成すると、1つ目の見出しが「理由」、2つ目以降の見出しが「具体例」、最後の見出しが「結論」になるのが基本です。
見出しだけで記事内容を把握できるのが良い記事なので、ぜひ覚えておきましょう。
また、この段階で、不要な内容はどんどん削ってください。
STEP2の箇条書きは、全て使わなくて大丈夫です。
ブログを書くのに慣れていない人ほど、「長文を書かなければいけない」と考えて、不要な内容を付け足す傾向がありますが、それでは良い記事は書けません。
不要な内容はどんどん削った方が良い記事になりやすいので、覚えておいてくださいね。
この4ステップを行えば、自分の伝えたいことを読者に伝えられる記事構成を作れます。
ブログ初心者は、ここまでは必ずマスターしてください!
SEOに強い記事構成を作るには?
自分の伝えたいことを読者に伝えられる記事構成を作れるようになった人は、次の段階として、SEOに強い記事構成を作れるようになりましょう。
SEOに強い記事構成を作るためには、先ほどの4ステップの前に以下の工程が必要です。
- キーワードリサーチをする
- 読者の検索意図を考える
さらに、見出しを構成する際にも、SEO的なテクニックが必要です。
SEOに強い記事構成の作り方については、次の記事で詳しく解説しているので、あなたもぜひ参考にしてください!
記事構成ができたら、文章を書いていこう!
今回は、ブログの記事構成の作り方を解説しました。
ブログ初心者は、PREP法という鉄板テンプレートを必ず使えるようになってくださいね。
記事の構成が完成したら、いよいよ文章を書いていきましょう。
文章量の目安は、1つの見出しにつき500文字以内です。
1つの見出しで1000字や2000字も書くと、読者が読みにくいと感じて離脱してしまうので、そういう場合は見出しを追加して文章を分けるのがおすすめです。
なお次の記事で、読みやすいブログ記事の書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてください!