「『ブログはまず100記事』とよく聞くけど、本当にそこまで書く必要があるの?」
「100記事まで書けば、アクセスや収益はどれくらい増えるんだろう?」
ブログを続けていると、「100記事」という数字が一つの目標になりやすいですよね。
なかなかアクセスや収益が増えないと、
「まだ記事数が足りないのかな」
「とにかく100記事までは頑張った方がいいのかな」
と迷う方も多いと思います。
そこでこの記事では、ブログを100記事書いた時点での収益・PVの実例を見ながら、今の時代に「まず100記事」という目標をどう考えればいいのかを整理します。
この記事を読み終えるころには、「とにかく100記事まで書けばいいのか?」という迷いが整理され、自分はこれから記事数をどう考えればいいのか判断しやすくなるはずです。
ブログ100記事の収益・PVはどれくらい?
結論からいうと、
100記事時点の収益やPVを「平均○円・○PV」と一律に考えることはできません。
ネット上では「100記事で月1万PV」「収益1万円くらい」といった目安を見かけることもありますが、これをすべてのブログに当てはめることはできません。
同じ100記事でも、ブログのテーマや記事の内容、狙っているキーワード、収益化の方法などによって、結果は大きく変わるからです。
そのため、「100記事なのに○PVしかないから失敗」「100記事なら○円稼げていないとおかしい」と考える必要はありません。
実際の例を一つ見てみましょう。
【実例】100記事で月8,640PV・収益0円だったYさん
以下は、僕が運営するブログスクールに所属している副業ブロガーYさんの実例です。
Yさんがブログを始めてから約7ヶ月後、総記事数が100記事に到達しました。
その時点での実績は、次の通りでした。
- 総記事数:100記事
- 月間PV:8,640PV
- 月間収益:0円
100記事まで書いて、月8,000PV以上のアクセスがあっても、収益はまだ0円だったということです。
その後Yさんは、記事数を増やすことだけではなく、商品を紹介する記事やブログ内の流れなど、収益化に関わる部分も見直しました。
すると、9ヶ月目には初報酬となる59,840円が発生しています。
ここで注目したいのは、「100記事書いたから収益が出た」という単純な変化ではないことです。
ブログの成果は、「何記事書いたか」「何PVあるか」だけでは決まりません。
100記事は分かりやすい数字ですが、それだけを見て、自分のブログが順調かどうかを判断するのは難しいのです。
なお、「100記事」という区切りではなく、ブログは何記事・何ヶ月くらいで収益化できるのかを知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
今は「まず100記事」を目指さなくていい
ここまで見てきたように、ブログを100記事書いたからといって、アクセスや収益が自動的に増えるわけではありません。
では、それでもブログ初心者は、今も「まず100記事」を目標にした方がいいのでしょうか?
2026年現在、僕は「とりあえず100記事」を最初の目標にして、記事数を増やすこと自体を目的にする必要はないと考えています。
ただし、100記事を書くことに意味がないという話ではありません。
僕自身も以前は、ブログ初心者にとって「まず100記事」は分かりやすい目標の一つだと考えていましたし、たくさんの記事を書く中で、文章を書くことに慣れたり、SEOを学んだり、実際のアクセスデータがたまったりするメリットはあります。
それでも今は、ブログを取り巻く環境が大きく変わり、「まず100記事」という考え方をそのまま続ける必要はないと考えるようになりました。
その理由を、ここから3つに分けて説明します。
① 100記事はSEOの「合格ライン」ではない
まず知っておきたいのは、100記事という数字に、SEO上の特別な意味があるわけではないということです。
「100記事まで書けばGoogleから評価され始める」
「100記事を超えれば検索順位が上がる」
といった明確な基準があるわけではありません。
大切なのは単純な記事数ではなく、その記事が検索した人の疑問や悩みにきちんと答え、役立つ内容になっているかということです。
「まず100記事書いて、その中から当たり記事を見つける」という考え方を、今もそのまま続ける必要はありません。
100記事を書く過程で経験を積むことには意味がありますが、「100」という数字そのものを目標にする理由にはならないと考えた方がいいでしょう。
② AI時代は「記事数」そのものの価値が下がった
もう一つ、以前と大きく変わったのが生成AIの登場です。
以前は、100記事を書くためにはかなりの時間と労力が必要でした。
ところが現在は、ChatGPTなどのAIを使えば、リサーチや記事構成、文章のたたき台作りなどを大幅に効率化できます。
極端にいえば、既存の情報をまとめただけの一般的な記事なら、昔よりはるかに簡単に大量生産できるようになりました。
だからこそ、「100記事も書いた」という量そのものには、以前ほど大きな価値がなくなっています。
これは、AIを使って記事を書いてはいけないという意味ではありません。
僕自身も記事作成にAIを活用していますし、リサーチや構成作成、文章の改善などに使えば、とても便利な道具です。
問題なのは、「記事数を増やせばSEOで有利になるはず」と考えて、読者にとって新しい価値のない記事を大量に作ることです。
Googleも、生成AIを使うこと自体を問題にしているわけではありません。一方で、ユーザーへの価値を加えず、大量のページを生成するような使い方には注意を促しています。
つまりAI時代のブログでは、
「何記事あるか?」よりも、「その記事をわざわざ自分のブログで公開する意味があるか?」
という視点が、以前より重要になっています。
③ 記事は「資産」であり「維持コスト」でもある
ブログでは昔から、「記事は資産になる」とよく言われます。
一度書いた記事がGoogle検索から何年も読まれ続け、アクセスや収益を生んでくれることもあるので、これは今でも間違いではありません。
ただし、「一度書けば、そのまま何年も放置していい資産」というわけではありません。
記事は「資産」であると同時に、将来メンテナンスしていく必要がある「維持コスト」でもあります。
たとえば、記事を公開したあとも、
- 情報が古くなっていないか確認する
- 検索する人が求める内容の変化に合わせてリライトする
- 紹介している商品やサービスの情報を更新する
- 他の記事との重複や内部リンクを見直す
といった作業が必要になることがあります。
古い記事があるだけですぐにGoogleから評価を下げられるわけではありませんが、情報が古くなった記事や、今の検索意図に合わなくなった記事を、そのまま放置していいわけでもありません。
そして、記事数が増えるほど、そうした変化に気づいて、一つひとつの記事を良い状態に保つことも難しくなっていきます。
20記事なら、管理するページも20記事です。
一方、200記事なら200記事、1000記事なら1000記事を抱えることになります。
もちろん、本当に必要な記事であれば、記事数が多いこと自体は問題ではありません。
ただ、自分で管理できる範囲を超えて記事を増やしてしまうと、情報が古い記事や、今のブログにはあまり必要のない記事を放置しやすくなります。
だから現在は、
「記事は多ければ多いほどいい」ではなく、「本当に必要な記事を、きちんと育てられる範囲で持つ」という考え方が大切です。
では、「100記事」を最初から目標にしないとすれば、初心者は何記事くらいからブログを作っていけばいいのでしょうか?
次に、僕が現在おすすめしている考え方をお話しします。
まずは必要な20〜30記事を作り、データを見ながら増やそう
僕がおすすめしているのは、最初から100記事を目標にするのではなく、まずは20〜30記事くらいを一つの目安にして、ブログの土台を作ることです。
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
「100記事ではなく、とりあえず20〜30記事書けばいい」という意味ではありません。
20〜30記事も、SEOの「合格ライン」ではないからです。
僕が20〜30記事くらいを一つの目安にしているのは、最初から記事を増やしすぎず、ブログの骨格を作る最初の単位として考えやすいからです。
大切なのは、いきなり書けそうな記事から書き始めるのではなく、まずブログ全体の方向性を考え、そのブログを成り立たせるために最低限必要な記事を「骨格」として用意することです。
イメージとしては、次のような進め方です。
- ブログ全体の方向性を先に考える
- そのブログに本当に必要な20〜30記事を作る
- 実際のデータを見ながら、必要な記事だけ追加していく
もちろん、最初から完璧な20〜30記事を作る必要はありません。
ブログを運営してみなければ、実際にどの記事が検索されるのか、どんなテーマに読者が反応するのか分からない部分もあります。
だからこそ、まずブログの骨格を作って公開し、その後の反応を見ながら考えます。
必要なテーマが見つかれば、新しい記事を追加する。
すでにある記事で足りるなら、無理に増やさない。
その結果、50記事になるブログもあれば、100記事、200記事になるブログもあるでしょう。
大事なのは、「100記事」という数字を先に決めて枠を埋めるのではなく、必要だから記事を増やしていくことです。
すでに100記事以上書いている方は、ここからさらに記事を増やす前に、まず今あるブログを見直してみてください。
100記事書いた後の見直し方については、以下の記事で詳しく解説しています。
⇒ ブログ100記事後に、101記事目を書く前にやることを見る
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でも、20〜30記事くらいから始めたら、アクセスが少なくて収益化できないんじゃないですか?

アクセスはもちろん大切です。
ただ、ブログの収益は、記事数やPVだけで決まるわけではありません。
どんな読者を集めて、何を紹介し、そのアクセスをどう収益につなげるかによっても大きく変わります。
先ほどのYさんも、100記事・月8,640PVの時点では収益0円でした。
つまり、「記事数を増やす → PVを増やす → そのうち稼げる」という順番だけが、ブログ収益化の方法ではありません。
記事数やPVを増やすことだけでなく、今あるアクセスをどう収益につなげるかという視点も大切です。
僕自身が実践してきた「少ないPVでも月10万円を目指すブログ戦略」については、次の記事で詳しく解説しています。
「100記事を書くこと」だけにとらわれず、ブログ全体をどう組み立てれば収益につながるのかを知りたい方は、続けて読んでみてください👇























『本当に必要な記事を、自分で育てられる範囲で』ということをしっかり記憶して、これからのブログ運営をしていこうと思いました。
とても勉強になりました。
ありがとうございます。
ちょびさん、コメントありがとうございます^^
「本当に必要な記事を、自分で育てられる範囲で」という部分が伝わって嬉しいです!
記事数を増やすこと自体を目標にせず、今のブログに必要な記事を一つひとつ育てていく意識で、これからも進めていきましょう。