ブログのプロフィール記事は、どんなふうに書けばいいんだろう。
良いプロフィール記事を書くコツはあるのかな?
ブログ初心者さんの中には、初めての記事に「プロフィール記事」を選ぶ人も多いと思います。
でも実は、プロフィール記事はブログを収益化する上で非常に重要なのを知っていますか?
この記事では初心者向けに、次の2つを解説します。
あなたがこの記事を読むと、SEO効果が高く、アフィリエイトの成約率をアップさせる、魅力的なプロフィール記事を書けるようになりますよ。
良いプロフィール記事を書きたい人は、ぜひ参考にしてください!
※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。記事内容は公平さを心がけています。
詳しい目次
ブログのプロフィール記事の役割
ブログのプロフィール記事は、何のために書かなくてはいけないのでしょうか?
「え?ただ単に自己紹介するためでしょ?」
そう考える人が大多数だと思いますが、違います。
ブログのプロフィール記事の役割は、次の2つです。
役割①:E-E-A-Tを高めてSEO効果を得る
ブログのプロフィール記事の役割の1つ目は、E-E-A-Tを高めてSEO効果を得ることです。
E-E-A-Tとは、現在のGoogleが重要視している指標で、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略です。
E-E-A-Tの高いブログが優先的に検索上位表示されるといわれており、著者情報ページ(=プロフィール記事)をいかに充実させるかが最近のSEOの鍵になっています。
役割②:通りすがりの読者をファンに変える
ブログのプロフィール記事の役割の2つ目は、通りすがりの読者をファンに変えることです。
ただの通りすがりの読者さんが、あなたのプロフィール記事を読んで「濃いファン」に変換される結果、PV数がアップしたり、アフィリエイトの成約率がアップしたりします。
そのために一番大事なのは、「読者の心を掴むプロフィール記事を書くこと」です。
だから、一般的なブロガーがやりがちな、年齢・出身地・趣味などの項目が箇条書きになっている自己紹介記事は、できる限り避けるべきです。
魅力的なプロフィール記事の書き方
では、ブログのE-E-A-Tを高め、読者の心を掴むプロフィール記事を書くには、どうすればいいのでしょうか?
ここからは、魅力的なプロフィール記事を書くコツ9個を解説します。
コツ①:誰に届けたいかを明確化する
ブログのプロフィール記事を書くコツの1つ目は、誰に届けたいかを明確化することです。
そのためには、次の2つの作業が必要です。
ブログのコンセプトを決める
ブログのコンセプトが決まらないと、誰に向けてプロフィール記事を書くべきかが決まりません。
なぜなら、コンセプトがブレブレのブログには、雑多な読者さんや、意図しない属性の読者さんが集まってしまうからです。
たとえば、コンセプトがブレていると、自分ではサラリーマンに向けて書いているつもりなのに、実際に読んでくれるのは主婦ばかりだから刺さらない、という悲劇が起こったりします。
サラリーマン向けに書いた文章が、主婦にはまったく刺さらないのは想像つきますよね?
反対に、「サラリーマンに副業を教えるブログ」のようなコンセプトを最初に決めると、副業に興味のあるサラリーマンを狙って集客しやすくなるため、届ける相手を明確化しやすくなります。
なお、ブログのコンセプト設計の方法については、次の記事を参考にしてください。
ブログのペルソナ(=理想の読者像)を設定する
2つ目の「ペルソナ」は聞きなれない言葉だと思いますが、「理想の顧客像」を意味するマーケティング用語です。(※今回の場合は「理想の読者像」)
あなたがペルソナを適切に設定すると、読者に刺さる文章をスラスラ書けるようになります。
ブログのペルソナを設定するコツについては、次の記事を参考にしてください。
コツ②:実績を数字で示す
ブログのプロフィール記事を書くコツの2つ目は、実績を数字で示すことです。
あなたのブログの読者さんが魅力的に感じそうな実績を、具体的な数字で示しましょう。
それにより、あなたのブログのE-E-A-T(=経験、専門性、権威性、信頼性)が高まり、SEO評価が上がったり、読者さんがファン化しやすくなったりします。
たとえば、当ブログのプロフィール記事は「ブログ起業初心者〜中級者」に向けて書いていますが、次の実績を使っています。
- ブログ開始1年で月収230万円
- ブロガー向けオンラインサロンで100人の生徒に教えている
反対に、次の実績は僕のブログの読者さんには刺さらないので、使っていません。
- エレキギターの腕前がセミプロ級で、プロにスカウトされた経験有り
- 大阪で一番偏差値の高い中高一貫校を卒業
コツ③:ストーリーを使う
ブログのプロフィール記事を書くコツの3つ目は、ストーリーを使うことです。
あなたの人生をストーリー仕立てで語り、読者の心を鷲掴みにしましょう。
では、どうすれば面白いストーリーを書けるのか?
そのコツは、次の2つです。
物語の型(テンプレート)を使う
人間が面白いと感じるストーリーには、型(テンプレート)があり、ハリウッドを中心に研究が進んでいます。
実は僕は、過去にドラマの助監督として脚本の勉強をしていたことがあり、ストーリー作りについてはちょっとうるさいです。笑
ここでは、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」という、ハリウッドでもっともよく使われる物語の型を紹介します。
ヒーローズ・ジャーニーでは、物語は次の12の機能に分類されます。
- 日常の世界(ここで主人公の「欠如」が描かれる。)
- 冒険への誘い(日常にもうとどまれないことが使者や依頼者から告げられる。)
- 冒険への拒絶
- 賢者との出会い
- 第一関門突破(主人公は「境界」を超える。)
- 仲間・敵対者/テスト(仲間や敵対者が確定する。)
- 最も危険な場所への接近/複雑化(主人公が一度失敗して状況が悪化したりする。)
- 最大の試練
- 報酬(主人公の「欠如」が満たされる。)
- 帰路
- 再生(ここで主人公は精神的に最大の苦しみを味わうこともある。)
- 帰還
ただし、これら12の要素を全てプロフィール記事に入れると、ものすごく長い文章になってしまうので、読者に最後まで読んでもらうのはハードルが高いです。
プロフィール記事でヒーローズ・ジャーニーを使う場合は、次の簡易版の方がいいでしょう。
- 日常の世界(ここで主人公の「欠如」が描かれる。)
- 第一関門突破(主人公は「境界」を超える。)
- 最も危険な場所への接近/複雑化(主人公が一度失敗して状況が悪化したりする。)
- 最大の試練
- 報酬(主人公の「欠如」が満たされる。)
- 帰還
ヒーローズ・ジャーニーの構成の大きな特徴は、「行って帰る」ということです。
主人公が「日常の世界」から「非日常の世界」に旅をして、主人公の欠如を満たす「宝」を持ち帰るというのが物語の流れですので、よく覚えておきましょう。
また、自分の人生を物語化するときに大事なのは、「届けたい読者さんに興味を持ってもらえる内容か?」ということです。
当ブログの場合だと、「ブログ起業初心者〜中級者」に興味を持ってもらうために、僕が起業した経緯や、ビジネスでの挫折を乗り越えたストーリーを語っています。
次の記事が僕のプロフィール記事ですので、どんなふうにヒーローズ・ジャーニーを活用しているかを、ぜひ分析してみてください!
あなたの葛藤を描く
面白いストーリーを書くコツのふたつ目は、あなたの葛藤を描くことです。
古今東西の面白い小説や映画、テレビドラマが描いているのは、登場人物の葛藤です。
たとえば、あなたの好きな小説や映画を思い出してみてください。
そこには必ず、登場人物の葛藤が描かれていたはずです。
なぜ葛藤の描かれたストーリーを読者が面白いと感じるかというと、登場人物の葛藤に読者が共感するからです。
プロフィール記事であなたの葛藤に共感した読者さんは、高い確率であなたのことを好きになってくれます。
なお、読者に共感される葛藤を描くためには、誰に届けたいかを明確化することが必須です。
当ブログの場合、読者の人物像(ペルソナ)として、次のような人を想定しています。
- 30代のサラリーマンで、現在の仕事にやりがいをあまり感じられない。
- 結婚して子供がいるが、仕事が忙しくて子供との時間をあまり取れないことが不満。
- 起業・副業がうまくいっていない。
僕のプロフィール記事では、こういう人たちが共感してくれるような葛藤を、わかりやすく意図的に使っています。
コツ④:ブログを運営する理由を語る
ブログのプロフィール記事を書くコツの4つ目は、ブログを運営する理由を語ることです。
あなたがブログを運営する理由が読者さんに共感される内容だった場合、読者さんは高い確率であなたのことを好きになってくれますよ。
たとえば、僕が当ブログを運営する理由は、「ビジネスがうまくいかず苦労していた過去の自分のような人を助けたいから」です。
当ブログのペルソナは「起業・副業がうまくいっていない人」なので、僕がブログを運営する理由を読むと高い確率で共感し、ファンになってくれます。
コツ⑤:ブログのスローガンを語る
ブログのプロフィール記事を書くコツの5つ目は、ブログのスローガンを語ることです。
スローガンとは、ある団体の理念や活動の目的を、簡潔に言い表した言葉のことです。
そのスローガンに納得したり共感したりした読者さんは、高い確率であなたのファンになり、ブログ記事をたくさん読んでくれるようになります。
たとえば、当ブログのスローガンは、「学べ、さらば道は拓かれん!」です。
あなたも、自分のブログのスローガンを、ぜひ考えてみてください。
コツ⑥:プロフィール画像にこだわる
読者さんのあなたへの信頼性をアップさせるために、プロフィール画像にこだわりましょう。
そのためには、フリー素材や自撮り写真を使うのではなく、有料サービスでプロに画像を作ってもらうのがおすすめです。
顔出しOKな人は、出張撮影サービスを使って、プロのカメラマンに近所の公園などで撮影してもらいましょう。
最近はさまざまな出張撮影サービスがあり、1時間1万円くらいで撮影してくれます。
たとえば僕のプロフィール写真は、OurPhotoというサービスでプロのカメラマンに撮ってもらいました。
反対に、顔出しNGな人は、イラストレーターに似顔絵を描いてもらうのがおすすめです。
僕がイラスト制作でよく使うのは、ココナラというサイトです。
ココナラだと、3000円くらい出せば、高品質な似顔絵を描いてもらえます。
コツ⑦:次に読んでほしい記事に誘導する
プロフィール記事では、次に読んでほしい記事に誘導しましょう。
よく、プロフィール記事で次に読んでほしい記事に誘導しないブロガーさんを見かけますが、とてももったいないです。
プロフィール記事に訪れるのは、著者に興味を持っている読者さんなので、次に読んでほしい記事に誘導すれば、高確率で読んでくれますよ。
たとえば、次のような記事に誘導するのがおすすめです。
- おすすめ記事をまとめた「まとめ記事」
- あなたがブログ内で一番自信を持っている記事
- さらに詳細なプロフィール記事
コツ⑧:SNSやメルマガにも誘導する
SNSやメルマガをやっている人は、プロフィール記事で誘導しましょう。
プロフィール記事に訪れるのは、著者に興味を持っている読者さんなので、SNSやメルマガに誘導すれば、高確率で登録してくれます。
SNSやメルマガに登録してくれた読者さんに、あなたが毎日情報を発信すれば、単純接触効果(=ザイオンス効果)でファン化の促進が期待できます。
ザイオンス効果とは、ある対象に接触する回数が増えると、その対象への好感度や評価が上がる効果のことです!
コツ⑨:プロフィール記事は定期的に見直す
プロフィール記事は、定期的に見直しましょう。
よくあるのは、年齢や経歴、子供の人数などの情報が古いまま放置されているパターンです。
情報が古いままだと、あまり熱心に更新していないブログだと思われるので良くありません。
目安としては、最低でも1年に1回はプロフィール記事を見直すようにしましょう。
1年も経つと、次に読んでほしい記事が代わっていることもよくあるので、そういう意味でも定期的な見直しはおすすめです。
まとめ
今回は、ブログのプロフィール記事の書き方を解説しました。
あなたもぜひ9個のコツを使って、魅力的なプロフィール記事を書いてくださいね。
なお、僕のプロフィール記事を読んでもらえると、あなたがどういうプロフィール記事を書くべきかがイメージしやすいと思うので、ぜひ一度読んでみてください!
ずーみーさんの動画やブログ、また他の方のコンサルを見て、プロフィール記事がいかに大切かは分かっているつもりです。
その上で今回紹介してくださった、9つのポイントをおさえ、いかに読者をファン化させるかが重要ですね。
最初は全く自分を知らない状態から、プロフィールを読んで興味を持ってもらうというのはなかなか大変だと思います。
1度書いた記事に満足せず年に数回リライトして、より良いプロフィール記事が書けるようにしたいです。
プロフィール記事の大切さは読者からの信頼を得てファンになってもらうために重要、という認識はあったのですが、どう書けば上手く自分のことが伝わるんだろう?といった点が見えていませんでした。
今回挙げて頂いた9つのコツはどれも自分のことを伝える上で大切なポイントを押さえて頂いているなと感じます。また多くのポイントで、自分が誰のためにどのような情報発信をするか、その信念の矢がしっかり通せているかが問われますね。そういった事も見直しながら、プロフィール記事を魅力的にしていきたいです。
プロフィール記事から読者さんが「自分との共通点」を感じてくれたら、ファン化が進むのかなと思いました。
想定読者向けに刺さるストーリーを書けるように頑張ります。