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【令和版】開業届の書き方をわかりやすく解説!【記入例あり】

【令和版】開業届の書き方をわかりやすく解説!【記入例あり】
ずーみー
こんにちは!

ブログ起業コンサルタントのずーみー(⇒プロフィール)です^^

あなたが起業するときに必ず提出するのが、開業届(=個人事業の開業・廃業等届出書)です。

今回は、個人事業主やフリーランス向けに、開業届の書き方をわかりやすく解説します。

見本例を見ながら、誰でも簡単に書けますよ。

提出時の注意点もあるので、必ず最後までチェックしてくださいね。

開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)とは?

開業届とは、あなたが個人事業主やフリーランスとして開業するときに、国に必ず提出しないといけない書類です。

何のために提出するかというと、「開業しました」と国に知らせるためだけでなく、「これから個人事業主として国税(所得税や消費税など)を納税します」と国に宣誓するためです。

開業届は、開業した日から1ヶ月以内に、納税地の税務署に提出します。

提出が遅れても法的な罰則はありませんが、遅れないようにしてくださいね。

 

開業届を提出する5つのメリットとは?

開業届を提出する5つのメリットとは?

あなたが開業届を提出すると、次の5つのメリットがあります。

開業届を提出する5つのメリット

  1. 青色申告して最大65万円を節税できる
  2. 家族に払った給料を経費にして節税できる
  3. 赤字を最長3年繰り越して節税できる
  4. 屋号で銀行口座が作れる
  5. 補助金(助成金)や融資の申し込みができる

 

青色申告して最大65万円を節税できる

開業届を提出すると、確定申告で青色申告ができるようになります。

青色申告をすると、最大で65万円の控除を受けることができ、その分を節税できます。

なお、青色申告をするためには、所得税の青色申告承認申請書を提出します。

所得税の青色申告承認申請書の書き方と記入例

所得税の青色申告承認申請書の書き方と記入例

 

家族に払った給料を経費にして節税できる

開業届を提出して青色申告をすると、家族を従業員として雇っている人は、家族に払った給料を経費にして節税できます。

たとえば我が家の場合、奥さんを経理担当にして毎月8万円の給与を支払い、年間96万円を経費にしています。

なお、家族に支払った給料を経費にするためには、青色専従者給与に関する届出書を提出します。

青色事業専従者給与に関する届出書の書き方・記入例

青色事業専従者給与に関する届出書の書き方・記入例

 

赤字を最長3年繰り越して節税できる

開業届を提出して青色申告をすると、赤字を最長3年繰り越すことができます。

繰り越した赤字は、翌年以降の黒字から差し引くことができ、その分を節税できます。

ずーみー
開業届を提出すると、さまざまな節税対策ができます。

節税したい人は必ず開業届を提出しましょう!

 

屋号で銀行口座が作れる

開業届を提出すると、屋号で銀行口座を作れるようになります。

個人名義の銀行口座で仕事をすると、取引先から軽く見られたり信頼性を損なったりしますが、屋号名義の銀行口座ならそういう心配がありません。

 

補助金(助成金)や融資の申し込みができる

開業届を提出すると、補助金(助成金)や融資の申し込みができるようになります。

たとえば、物販系の事業では仕入れ資金が必要ですが、小規模事業者持続化補助金(最大50万円)をもらえたり、日本政策金融公庫や銀行から数百万円単位の融資を受けたりできます。

 

開業届の用紙はどこでダウンロードできるの?

開業届の用紙はどこでダウンロードできるの?

開業届の用紙は、国税庁のホームページでダウンロードできます。

以下のページの中段で、最新版の用紙をダウンロードして記入してください。

 

 

ずーみー
開業届の用紙は、税務署でもらうこともできますよ。

 

開業届の記入例(令和版)

開業届の記入例(令和版)
開業届の記入例(令和版)

 

開業届の書き方(記入方法)

①:開業届を提出する「税務署名」「提出日」を記入する。※2020年は令和2年(=R2年)

開業届の書き方01
どこの税務署に提出すればいいの?

開業届は、納税地を所管する税務署に提出します。

納税地とは、通常は住所地(=実際に生活している場所のこと)を指します。

以下のページで、あなたの納税地を所管する税務署を調べることができます。

⇒ 国税局・税務署を調べる|国税庁

 

②:「納税地」を選択し、「住所」「電話番号」を記入する。

開業届の書き方02
納税地はどれを選べばいいの?

通常は自宅の住所が納税地になるので、「住所地」を選びます。

なお、事務所やお店が自宅から離れた場所(県外など)にあり、所在地が納税地と異なる場合は、その事務所やお店の所在地を所轄する税務署にも、同じ内容を記入した開業届を提出しなければいけません。

 

③:「氏名」「生年月日」を記入し、捺印する。

開業届の書き方03

 

④:12桁の「マイナンバー(個人番号)」を記入する。

開業届の書き方04

 

⑤:「職業」「屋号」を記入する。(※屋号は空欄でもOK)

開業届の書き方05
職業はどんなふうに書けばいいの?

職業欄は、他人から見て何の職業かわかれば、何を書いても構いません。

たとえば、アフィリエイターなら「インターネット広告業」や「広告仲介業」、せどりなら「物品販売業」が一般的です。

また、複数の職業を持っている人は、一番収入の多い職業を書きましょう。

ただし、「フリーランス」は雇用形態の一種であり職業ではないので、職業として書くことはできません。

なお、「自分の職業名が思いつかない!」という人は、次のページで適当なものを探してみてください。

⇒ 日本標準職業分類|総務省

 

⑥:届出の区分の「開業」の文字を丸で囲む。

開業届の書き方05

 

⑦:所得の種類の「事業所得」の文字を丸で囲む。

開業届の書き方07

 

⑧:「開業日」を記入する。

開業届の書き方08

 

⑨:青色申告を希望する場合は「有」を丸で囲み、所得税の青色申告承認申請書も一緒に提出し、さらに、消費税に関する届出の有無を記入する。

開業届の書き方09
消費税に関する届出とは?

ほとんどの人は「無」を選択すればOKですが、「有」を選択して「課税事業者選択届出書」を提出した方が節税になる場合がまれにあります。

たとえば、輸出業者として国内で仕入れを行ない、海外へ販売する場合は、課税事業者になった方が節税になります。

 

⑩:事業内容について、「何を・誰に・どこで・どうやって」販売するサービスなのか、できるだけ具体的に記入する。

開業届の書き方10
アフィリエイトやせどりの事業の概要はどう書けばいいの?

副業としてメジャーなアフィリエイトやせどりの事業の概要は、たとえば次のように記載します。

  • アフィリエイトの場合:ウェブサイトの運営・管理、インターネット広告の紹介
  • せどりの場合:中古家電のインターネット販売

 

⑪:青色事業専従者を雇う場合は「専従者」の欄に、そのほかの従業員を雇う場合は「使用人」の欄に、人数や給与の支払方法、源泉所得税の発生の有無を記入する。

開業届の書き方11
青色事業専従者とは?

青色事業専従者給与に関する届出書を提出すると、家族を「青色事業専従者」という従業員扱いにでき、家族に支払った給料分を経費として節税できます。

 

⑫:源泉所得税の納期の特例を希望する場合には「有」を丸で囲み、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書を提出する。

開業届の書き方12
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書とは?

あなたが青色事業専従者やアルバイトなどの従業員に給料を払うと、源泉所得税を国に毎月納める義務が発生します。

ですが、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書を提出すると、源泉所得税の納付を年2回にでき、手続きの労力を減らせます。

 

⑬:従業員に給与の支払を開始する日(1回目の給与支払日)を記入して完成!お疲れ様でした^^

開業届の書き方13

 

提出期限や提出先、提出方法は?

  • 提出期限:事業開始等の事実があった日(事業開始日)から1ヶ月以内です。
    ※ただし、提出が遅れても法的な罰則はありません。
  • 提出先:納税地(通常は住所地)を所轄する税務署に提出してください。
  • 提出方法:記入した届出書を直接持参、もしくは郵送してください。

 

提出時の注意点

開業届を提出する時は、必ずコピーを1枚持っていき、受領印をもらって持ち帰りましょう。

なぜかというと、屋号で銀行口座を開設する際に、証明書類として控えの提出を求められることがあるからです。

なお、開業届を郵送で提出する場合は、コピーを1枚同封し、「受領印をください」とのメモ書きと返信用封筒&切手(84円)を入れておけば返信してくれます。

 

開業届を出しても無駄になるケースとは?

開業届を出しても無駄になるケースとは?

ここまでは、開業届の書き方についてお話ししてきました。

ただし、あなたがせっかく準備を整えて開業届を提出しても、それが無駄になってしまうケースがあります。

そのケースとは、「開業しても売上が立たなかった時」です。

せっかく起業しても、商品やサービスが売れず大赤字になったら、廃業するしかありません。

個人事業主やフリーランスの約90%は10年以内に廃業すると言われますが、実は、開業してもまったく商品やサービスが売れずに廃業する人がとても大勢います。

かくいう僕も、2015年に起業した時、セールスやマーケティングの勉強を1ミリもせずに、見切り発車で開業届を提出しました。

そして、その後の数ヶ月間を、ほとんど収入0で過ごす羽目になってしまいました。

なぜなら、僕が自信満々で発売したサービスが、ものの見事に売れなかったからです。

あなたは今、セールスやマーケティングの勉強をしていますか?

もししていないなら要注意です!!!

次の記事で、僕が起業して一番勉強になった無料のビジネス教材を紹介しています。

まだセールスやマーケティングの勉強をしていない人は、ぜひ一度勉強してみてくださいね。

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1 個のコメント

  • ずーみーさん、こんにちは!
    僕は、すでに開業届は提出済みですが、その後の「節税対策」や「補助金(助成金)や融資の申し込み」に関しては、知りませんでした。
    今後役立てます。ありがとうございます。

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