「SEO対策って、結局なにをやればいいの?」
──そんなふうに思って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
「SEO対策」で検索すると、「SEOチェックリスト100項目」や「最新SEO完全ガイド」など、情報が山ほど出てきますよね。
タイトルタグ、メタディスクリプション、構造化データ、被リンク、コアウェブバイタル…
でも、正直に聞きます。
個人でブログを運営していて、それ全部やる余裕ってありますか?
僕自身、2017年からブログを続けていますが、情報の多さに翻弄されていた時期が長くありました。
しかも今は、AIの登場によりGoogleの評価基準が大きく変化し、かつての「記事量産が正義!」という時代から、まったく逆の戦略が必要になっています。
“間違った常識”のまま突き進むと、ブログはどんどん検索から消えていきます。
そこでこの記事では、2025年の今、個人ブロガーが本当にやるべき「最低限のSEO対策」に絞って、「これだけやっておけば、まずはOK!」という基準をお伝えします。
「大量アクセスを集めるのが無理ゲーな今、どうやってブログで稼げばいいのか?」
そんな疑問にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。
詳しい目次
SEO対策でまずやるべきこと4つ

一応やってるつもりなんですけど…ちゃんとできてるか自信ないです💦

その感覚で大丈夫ですよ😊
どれも今日から改善できますし、詳しく知りたければ関連記事もチェックしてみてくださいね。
① タイトルタグとメタディスクリプションの設定
SEO対策でまず手をつけたいのが、タイトルタグとメタディスクリプションの設定です。
検索結果に表示されるこの2つは、あなたのブログ記事の「顔」となる部分であり、クリック率(CTR)を大きく左右します。
- 検索結果で最も目立つ部分(=記事タイトルのこと)
- 目安は40文字前後、キーワードを自然に入れるのが基本
- 「誰に」「何を伝える記事か」が一目でわかることが大切
👉 関連記事:ブログ記事タイトルの付け方
- 検索結果のタイトル下に表示される記事説明文
- Googleが自動生成する場合もありますが、手動で書いておくとCTRが安定しやすい
- 100〜120文字程度で「この記事で何が得られるか」を簡潔にまとめる
👉 関連記事:メタディスクリプションの書き方
② モバイル対応・ページ速度改善・HTTPS化
ブログの土台として欠かせないのが、モバイル対応・ページ速度改善・HTTPS化の3点セットです。
これらはすべて、Google公式でも“最低限やるべきSEO施策”として推奨されている基本中の基本。
テーマやサーバー設定によっては最初から対応されている場合もありますが、念のため一度チェックしておきましょう。
- 2025年現在、ブログはスマホ表示に最適化されていることが大前提
- モバイルフレンドリーなWordPressテーマを導入するのが基本
👉 関連記事:おすすめWordPressテーマ5選
- 表示が遅いと離脱率UP → SEOに悪影響
- 画像の圧縮、不要プラグインの削除、キャッシュ系の導入などが効果的
👉 関連記事:画像圧縮のコツ
- SSL対応していないサイトは、「保護されていない通信」警告が表示されることも
- GoogleもHTTPSをランキング要因として明言しているので必ず設定を
👉 関連記事:WordPressの初期設定20選
③ 内部リンク構造の最適化&自然な被リンク獲得
SEO対策において「リンク」は超重要な要素です。
とくに個人ブログの場合、自分でできる“内部リンクの設計”は、まず意識しておきたいポイントです。
- 関連する記事を自然につなぐことで、読者の回遊性がアップ
- クローラーにも重要記事を伝えやすくなり、サイト全体の評価向上にもつながる
- 他サイトからの自然なリンクは、Googleからの信頼性評価を高める
- SNSシェア、X(旧Twitter)、noteなどからの紹介が初心者にも現実的
- リンクを“買う”のは絶対NG(スパム判定リスクあり)
④ アクセス解析ツールの導入(Search Console & GA4)
SEO対策の効果を“見える化”するには、アクセス解析ツールの導入が必須です。
設定していないと、何が改善されたのかもわからず、手応えのない作業になりがちです。
- 検索クエリ・クリック数・平均順位などがわかる
- インデックス状況やエラーも確認できるため、記事が検索に出ているかチェック可能
👉 関連記事:Search Consoleの導入方法と使い方
・記事ごとの滞在時間・直帰率・流入元などを確認できる
・どの記事が読まれているか? 成果が出ているか?を判断する材料に
👉 関連記事:GA4の導入方法と使い方

この4つは「地味だけど超大事」なSEOの基礎部分です。
やっていないと損をするので、今すぐチェック・修正しておきましょう!
個人ブロガーが今やるべき“SEOの新常識”5選

ここからが本題です。
前章では、SEOの“スタートライン”として、前提として押さえておきたい4つの基礎対策をご紹介しました。
でも──それだけでは、今のGoogleでは“上には行けない”のが現実です。
実際、「やってるつもりなのにアクセスが増えない」「順位が全然上がらない」
──そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
その理由はシンプルで、
Googleの求める評価基準が、数年前とはまったく違うものに変わってきているからです。
僕はこうした変化を、“SEOの新常識”への静かなアップデートだと捉えています。
この章では、2025年の今、個人ブロガーが“最低限本当にやるべきSEO対策”を、5つに絞ってお伝えします。
どれもシンプルですが、実は多くの人がやっていない=差がつくポイントです。

うっ…もしかして、昔のやり方で止まってたかもしれません💦

大丈夫です😊
これから紹介する“5つの視点”を取り入れるだけで、ライバルに一歩リードできますよ。
では、順番に見ていきましょう。
① キーワード選定:テーマから外れた記事はもう通用しない
まずは、「記事単位」での話です。
SEOといえば「キーワード選定」が重要だとよく言われますよね。
ツールを使って検索ボリュームや競合性を調べて、上手くいきそうなキーワードを探す──そんな流れが“王道”とされてきました。
でも今は、それだけでは全然足りません。
今のGoogleが最も重視しているのは、「ブログ全体のテーマとキーワードの一貫性があるかどうか」です。
たとえば「転職ブログ」をやっているのに、「ふるさと納税 おすすめ」や「楽天セール いつ?」のような“収益性の高いキーワード”を横から拾って書くと、ブログ全体の評価が下がるリスクがあるんです。

収益につながりそうなキーワードは、ブログのテーマとズレていても積極的に拾っていいと思ってました💦

昔はそれでもよかったんですが、今は逆効果になりやすいです😅
キーワード単体じゃなく、“サイト全体のテーマと合ってるか?”が見られているんですよ。
- まず“自分のブログのテーマ”に合うキーワードかどうかをチェック
- そのうえで検索ボリューム・競合性・検索意図を調べる
- タイトルや見出しには自然な形でキーワードを含める(詰め込みNG)
※キーワード選定のやり方を初心者向けに解説👇
② オリジナリティ:AI時代に“コピペ記事”は即アウト
かつてのSEOでは、「上位10記事を読んで、内容をまとめて言い換える」だけでも、ある程度評価されていました。
でも、今は違います。
ChatGPTをはじめとしたAIツールの登場により、“情報を集めて整えるだけ”の記事は、誰でも一瞬で量産できるようになりました。
つまり、「検索して出てくる情報をきれいにまとめただけ」の記事には、検索エンジンもユーザーも価値を感じなくなっているということです。
では、今評価されるのはどんな記事かというと──
それは、「その人にしか書けない話」「経験ベースのリアルな内容」が入っている記事です。
- 実際に商品を使った感想や失敗談
- 自分の視点からの選び方・比較の基準
- 実体験に基づくアドバイスや工夫
こうした“文脈の中に混ざるあなたの声”こそが、差別化のカギになってきています。
- 誰でも書ける「要約+言い換え」記事は価値ゼロ
- 独自の体験・視点・実践例をできるだけ入れる
- AIは下書きに使ってもOKだが、“自分の声”を混ぜるのが必須
③ テーマを絞る:特化ブログでも差別化が難しい
ここからは「サイト全体」の話です。
SEOでは「雑記ブログよりも特化ブログが有利」とよく言われますよね。
たしかに、ひと昔前までは「ジャンルを絞って専門的な記事を積み上げれば、上位表示しやすい」という時代がありました。
でも今は、特化ブログが当たり前になりすぎて、差別化が非常に難しくなっています。
そこで求められているのが、「特化ブログ」よりさらに深掘りした“超特化ブログ”の考え方。
- 特化ブログ:ジャンルを絞って発信(例:転職/副業/節約)
- 超特化ブログ:ジャンルの中でもテーマを絞る(例:転職×女性向け/副業×主婦/節約×一人暮らし)
Googleは近年、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の要素を重視していて、
「この人はこのテーマに詳しい」と検索エンジンに認識してもらうには、ある程度“深く狭く”攻める必要があるんです。

えっ、転職ブログや副業ブログでもダメなんですか?
それってもう十分絞れてる気がするんですが…💦

昔ならそれでOKだったんですが、今はそれでは「広すぎる」と判断されることもあります。
「誰向けの転職か?」「どんな切り口の副業か?」まで掘り下げると、評価されやすくなりますよ。
- ジャンルを絞ったつもりでも、実はまだ広いケースが多い
- 「このテーマだけは誰にも負けない」くらい深掘りする意識を持つ
- 広く書きたいテーマが複数あるなら、ブログを分けるのもアリ
※ブログテーマを決めるコツはこちら👇
④ 最新性を保つ:2年以上放置した記事は“爆弾”になる
ブログ記事は「資産になる」とよく言われますよね。
たしかに、それは間違いではありません。
でも──
リライトもせずに2年以上放置された記事は、“資産”どころか“爆弾”になる可能性があります。
特に2023年〜2024年のGoogleコアアップデートでは、「更新されていない古い記事が多いサイト」ほど順位を大きく落とす傾向がありました。
これはGoogleが、
- 情報の鮮度
- 情報提供者の誠実さ
- サイト全体の“メンテナンス状態”
を重視するようになったからです。
つまり、昔書いた記事をずっと放置していると、「このサイト、古い情報ばかりだな」と判断されてしまうということ。
逆に、「古い記事を更新するだけで検索順位が回復する」というケースも珍しくありません。
- 記事の新規投稿よりも、まずは“古い記事のリライト”を優先
- 2年以上経過した記事は、一度は中身を見直す
- 内容が古い、情報がズレてる、追記すべき箇所はないかを定期的にチェック
※効率よくリライトを進めたい方はこちら👇
⑤ 記事数を絞る:少数精鋭で更新し続ける“メンテナンス主義”
かつてのブログ界隈では、「毎日1記事投稿しよう」「とにかく量を増やそう」という戦略が当たり前とされてきました。
今でも「記事を増やせばアクセスも増えるはず」と思っている方は多いかもしれません。
でも──
2025年の今、その考え方はむしろリスクです。
Googleは近年、「1つ1つの記事の質」「全体としての最新性」「構造の整理されたサイトかどうか」などを、総合的に評価するようになってきています。
つまり、記事が多ければ多いほどいい時代は終わり、むしろ──
- リライトが追いつかない
- 古い記事が放置される
- 価値の薄い記事がサイトの評価を下げる
といった、“増やしすぎたことによる逆効果”が目立つようになってきているのです。

え、ブログはとにかく記事を増やし続ければ成功できると思ってたんですが、違うんですか?

今は記事数を絞って、少数精鋭をメンテナンスし続ける方が成果がでますよ。
実はこのブログも、ここ1〜2年で100記事近くを非公開にしています。
新記事を公開するときも、「本当に必要な記事」だけを絞って投稿しています。
- 新記事投稿ばかりに偏らず、「リライトや削除」も含めて記事全体を管理する
- 1サイトの記事数の目安は100〜150記事以内(自分が手をかけられる範囲)
- “更新し続けられる数”に絞って、定期的にメンテナンスしていく
PVが少なくても収益を出す方法

ここまで読んで、ふと疑問に思った方もいるかもしれません。
テーマを絞って、記事数も増やせないなら──
アクセス集めるの、もう無理なんじゃない…?
はい、正直に言って、アクセスを集めるのは年々難しくなっています。
昔は、個人ブログでも月10万PV、なかには100万PV以上を叩き出す人も珍しくありませんでした。
しかし現在では、そんな“夢のあるPV”を個人で実現するのは、ほぼ不可能に近いのが現実です。
このような背景から、月1万PVを安定して取れていれば、今や“成功ライン”と言ってもいい時代です。

個人ブログでも、頑張ればたくさんアクセスを集められると思ってました…
アクセスが集まらないんじゃ、ブログで稼ぐのはもう無理では…?

そう思ってしまいますよね。
でも実は──アクセスが少なくても、月5万円・10万円を目指せる方法があるんです。
それが、僕が提唱している「高単価ブログ戦略」です。
アクセスが少なくても稼げる「高単価ブログ戦略」とは?
高単価ブログ戦略とは、かんたんに言えば──
「アクセス数が少なくても、1PVあたりの収益を最大化することで、月5万〜10万円以上を狙う方法」です。
ブログの収益は、実はとてもシンプルな公式で表せます。
収益 = アクセス数(PV) × PV単価
たとえば──
- 5,000PV × 0.5円(アドセンス中心)= 月2,500円
- 5,000PV × 10円(高単価ブログ戦略)= 月5万円
同じアクセス数でも、「PV単価=1PVあたりの収益」を上げれば結果は大きく変わります。
アクセスが集まりにくい今だからこそ、PV単価をいかに高めるか?が勝負の分かれ目です。
- 高単価なアフィリエイト商品の選定(目安は1件5,000円以上)
- 成約率の高い商品紹介記事(読者の悩みに刺さる記事)
- 集客記事から商品紹介記事への導線設計(自然な内部リンク)

なるほど、アクセスを集めるのが難しくても、PV単価を高めればいいんですね!
でも、初心者でも実現できるんでしょうか…?

意外と初心者でも大丈夫ですよ!
実際、僕の周りでも「高単価ブログ戦略」で月5万円〜10万円以上を達成している方がたくさんいます。
以下の記事で、高単価ブログ戦略の全体像や成功例を解説しているので、ぜひ読んでみてください👇
よくある質問【FAQ】
まとめ:最低限のSEO対策から、一歩ずつ始めよう!
ここまで、2025年の今、個人ブロガーが取り組むべき「最低限のSEO対策」について解説してきました。
1章で紹介した4つの基礎施策は“土台”として押さえつつ、
今のSEOで評価されるために本当に最低限やるべきなのが、以下の5つです。
- キーワード選定:テーマから外れた記事はもう通用しない
- オリジナリティ:AIには真似できない体験談や独自視点を盛り込む
- テーマを絞る:特化からさらに“超特化”へ
- 最新性を保つ:放置記事は“爆弾”になるためリライト必須
- 記事数を絞る:少数精鋭で継続メンテナンスする
過去の「記事量産」「要約+言い換え記事」といった戦略は、もはや通用しません。
しかし、テーマを絞り、体験ベースのコンテンツを継続的にメンテナンスする──
そんな戦略を持って設計・運営された個人ブログには、まだ十分に勝ち筋があります。

なるほど…やるべきことはわかった気がします!
でも、実際に行動するならまず何から始めればいいんでしょうか?

最初の一歩は、「手をつけやすいSEO施策」からでOKです😊
以下の記事も参考にしながら、あなたのブログに合ったところから実践してみてくださいね!
✅ テーマを見直したい方へ
⇒【2025年版】稼げるブログテーマの決め方|初心者でも迷わず選べる5ステップ
✅ 放置記事を効率よくリライトしたい方へ
⇒ ChatGPTでブログを“稼げる記事”にリライトする方法【初心者OK】
✅ SEOに強い記事の書き方を知りたい方へ
⇒【初心者向け】SEOに強いブログ記事の書き方まとめ|今日から使える8ステップ
✅ 少ないPVで収益化したい方へ
⇒【ブログで月10万】少ないPVでも稼ぐ!初心者が高単価戦略で成功する3ステップ
「最新性を保つ」という点について、本当にそうだ!と強く同意しました。
何か調べたいことがあって、検索したときに古い情報ばかり出てきて、知りたいことが見つけられず困ることがよくありました。
それからは、中身を見る前に、記事が書かれた日付やリライト日付をチェックするようになりました。
本当に質の高い記事は、ちゃんと更新され最近の話について来れているもの、というのがこの記事に腑に落ちました。
また、「オリジナリティ」という件についても、ずーみーさんがおっしゃるように、逆に個人ブロガーが大手サイトや企業に勝てるチャンスではないか?追い風ではないか?と思いました。
独自の内容が盛り込まれた高品質な記事を頑張って書き、それをメンテナンスしていく。
1記事1記事を大切に。
そのようにしていきたいと思いました!
まっきーさん、こんばんは!
コメントをいただきありがとうございます。
日付をチェックして最新の情報を重視されるとのこと、まさに読者目線の大切なポイントですよね。
情報が古いままだと検索者の悩みを解決できず、離脱を招きやすいので、常に記事をアップデートして「最新性」を保つことは大きな武器になります。
また「オリジナリティ」は、大手サイトや企業に対して個人ブロガーが勝負できる大きな強みです。
独自の視点や体験談を盛り込んだ高品質な記事を大切に育てていけば、確実に差別化できると思います。
ぜひ、記事を定期的にメンテナンスしながら、一つひとつをじっくり積み上げてみてくださいね。
これからも応援しています!
SEO対策でどんなことをすれば良いかが分かり参考になりました。
今回被リンクという言葉の意味を知りましたが、被リンクの獲得はURLなどの登録で自分で得ることができるんですね!
また、やはり1度記事を書いて満足するのではなく、リライトが大切だと思いました。